見出し画像

【鏡石移住体験】就農体験_8月第2弾~きゅうりがいよいよ収穫時期に!~

皆さまこんにちは!

お盆の時期に埼玉に一時的に戻っていたのですが…、
実家に到着してまず実感したのは、
「埼玉ってこんなに暑かったのか…」です。
改めて鏡石との気温差を思い知りました。

気になってここ最近の埼玉(さいたま市)と福島(郡山市)の今年8月の気温を調べてみると、さいたま市は、ほとんどが最低気温25度以上の熱帯夜だったのですが、郡山市は逆に熱帯夜が1日あるかどうかだったんです。夜の過ごしやすさは、やはり段違いです!!

さて今回は、約1か月ぶりにきゅうり農家の三瓶さまにお世話になり就農体験を行いました。
前回は7月下旬の、定植(三瓶さまの場合ポットの苗をハウスに植え替えること)から1週間後のタイミングでした。
それからどれくらいきゅうりが育っているのか楽しみにしつつ、いざ就農体験へ!!

前回の記事はこちら↓


1日目

まずビニールハウスに入ってすぐに、きゅうりの様子を見てびっくりしました。

このとおり、わずか1か月足らずで写真の状態になりました!

7月下旬ではまだ2~30cmの長さで、支柱がないと倒れてしまうほどだった苗が2m近くまで成長して、葉っぱでびっしりと覆われていることがわかります!

こちらが7月下旬のハウスの様子です。

「きゅうりの成長は驚くほど早いんです」と三瓶さまがおっしゃっていましたが、実際にその光景を見て実感することができました!

さて、驚いてばかりはいられません。早速作業に取り掛かります。
この日は、昼から夕方にかけての収穫作業がメインでした。
20cm以上の長さまで成長したきゅうりを1つ1つはさみで収穫していきます。

はさみの長さが約20cmなので、
はさみより長いかどうかを基準にしながら茎の部分をカットします。
茎の部分をカットするとき、「シャキッ」という音が聞こえて、
音から新鮮でみずみずしいことが実感できました!

作業自体はとてもシンプルですが、きゅうりのトゲが少ない端っこの部分を持つ、曲がっているきゅうりを適度な力を入れて真っすぐにするなど、慎重に気を遣いながら作業する場面もありました。

そういった丁寧さが求められる作業をする時も、お客様にどういう状態で届くのか、店頭に陳列されているきゅうりをイメージしながら作業しました。ごく自然に、慎重に作業していた自分にちょっと驚きました。

やはりこれまで就農体験を3か月近く続けていて、徐々に農作物を育てる大変さやありがたみを理解できているのかな…ということを実感した瞬間でした。

こちらは、きゅうりの花の写真です。綺麗な黄色い花がたくさん咲いています。

農作業をしていると植物の緑色や土の茶色ばかり見ているせいか、きゅうりの黄色い花がより一段と映えて美しいんです!


さて、話は変わりますが、鏡石で開催されている面白い取り組みがあるのでご紹介します!

★お宝ゲットクイズラリー

このようなクイズラリーの用紙が、各クイズ設置場所に用意されています。

田んぼアートや岩瀬牧場といった鏡石の名所を訪れながらクイズラリーができます!

私も8/20に岩瀬牧場を訪れ、クイズと合わせてとうもろこし迷路も楽しんできました!
とうもろこしが3mくらいまで成長していて圧巻の光景です!

クイズの答えを全て記入したら、最後に鏡石駅直結の「かんかんてらす」の投函箱にクイズラリーの用紙を入れるだけで、景品の応募ができます。
ゲーム機や町の公式キャラクター「牧場のあーさー♪」シールなどの景品が当たるチャンスがあるので、機会があればぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

実際のクイズはお見せできませんが、パッと答えることができる問題なので、誰でも気軽に参加できます!

期間は10月上旬までなので、ぜひ今のうちにスタンプラリーにご参加ください!


2日目

この日は朝の収穫作業に取り組みました。

あいにくの天気でしたが、曇りや雨のほうがハウス内の気温が低く、作業するには快適です!

1日目は夕方のみの作業でしたが、この日は朝からの作業でした。
なんと、きゅうりは夏の気温が高い時期、1日2回収穫が必要なんです。
1日1回だけだと伸びすぎて規格をオーバーしてしまい、市場に出荷できなくなってしまうそうです。

コンテナいっぱいのきゅうり!

真っすぐピンと伸びているきゅうりがとても多かったです!
この写真からでもきゅうりの太さや艶がわかるかと思います!

今回、ひたすら収穫したので、みずみずしいきゅうりがまもなくお客様にお届けできます。
暑い夏には、水分たっぷりのきゅうりを冷やして食べていただけると嬉しいです。

おわりに

鏡石周辺では、ちょうどお盆過ぎの時期が露地栽培のきゅうりの生産量が減少するタイミングとのことで、
三瓶さまはあえてこの時期に生産量のピークを持ってくることができるように苗を育てるタイミングなどを調整しているそうです。
ちょうど8月下旬の収穫の最盛期には、なんと1日約3500本ものきゅうりを収穫して、出荷しています!

周辺地域のきゅうりの生産量や市場価格の動向も踏まえながら収穫・出荷の調整を行っていて、"利益をより大きくするための戦略"を常に考えているという姿勢が非常に印象に残りました。
やはり何事にも戦略は大事なので、とても刺激的で学ぶことが多いです。

例年11月上旬ごろまで収穫は続いていくので、今後もきゅうり栽培に関する記事を投稿していきたいと思います。

次回の記事もお楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?