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咀嚼は意識動作、直立の動的バランス(揺れ)は無意識動作=スウィング理論

アタマの揺れを抑制するために「歯が歯止め」となっている。多くの人は、これがわからないらしい。ナゼなのだろう?

「左の歯が痛いから、右の歯で噛んでいます」など、噛む行為(咀嚼)は意識運動です。よって「歯は噛むため(だけ)のモノ」という強烈な意識に前頭葉は占領されているようです。

もちろん、意識領域(前頭葉)よりも無意識領域(脳幹、小脳、辺縁系)の方が圧倒的に大きな領域を占めていて(脳神経細胞の数)、それらはいつも前に居座る新参者の言動を後ろから見守っています。

「歯が何本か無くたって、残りの歯で噛めるから何の問題もありません!」とわかったつもりの前頭葉に、「頭痛や腰痛で困っているのに早く気付けよ!」と古株は、遅々として進まぬ理解に手をこまねいていることでしょう。

ヒトがわからないのは「意識運動しか意識出来ない」からなのかもしれません。

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