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空想地理 #1【トンゴレナ半島】

概要

トンゴレナ半島(英:Tonggorrena Peninsula)は、ダビラス共和国南西から突き出た、西側にナルティア海(Nartia Sea)、東側にリーニル海(Lienir Sea)を分断する半島である。

ピンク色:国境 水色:州・県境 オレンジ色:高速道路(幹線)
緑色:高速鉄道

自然

半島付け根のログロ(ダビラス共和国)から最南端のファセル(聖ユナグロ王国)までは直線距離で約390㎞のながさを持つ。一部海岸線では数十㎞に渡って波食崖が見られ、ノッチ(波食窪)も多数形成されている。起伏は全体的に小さく、最高峰はユナグロ南部のヒジェヴァ山で、標高438m。

構成国家

ダビラス共和国の一部(ログロ・パポンザ県の一部、ティダンダ県)

聖ユナグロ王国の全域

都市

半島付け根には、ログロ公国時代から続く国際都市であるログロ(Rogro)や、聖ユナグロ王国の首都であり独自の発展を遂げるエルヴェルテレス(Eru Velteres)など、歴史的・文化的に重要な都市が多く存在する。

以下はトンゴレナ半島に存在する主な都市である。

ダビラス共和国

(ログロ・パボンザ県)

・ログロ(県都)

・コンドエ(Kondoye)

・ピロンザ(Pironza)

(ティダンダ県)

・ヒュレッコル(Hurrekkor)

・タミレイズ(Tamireydu、県都)

聖ユナグロ王国

・エルヴェルテレス(首都)

・アイコール(Aykhor)

・セルナ・ヴェルテレス(Serna Velteres、最大都市)

人口はセルナ・ヴェルテレスが最も多く、都市圏人口は約520万人。次がログロで、都市圏人口は約445万人。

交通

ダビラス共和国の首都ヘラルドと、聖ユナグロ王国の首都エルヴェルテレスの間は高速鉄道が通っており(トンゴレナ線)、首都間約690㎞を約3時間半で結ぶ。なお、ダビラス側の約660㎞はダビラス国有鉄道が、ユナグロ側の約30㎞はユナグロ鉄道公社が所有する。

また、ダビラスのケルロンル(Kuer Lonru)にあるケルロンル第2ジャンクションから南に高速道路が伸びており(103号線)、ログロ郊外のテセザ=ログロジャンクションを経て、103号トンゴレナ=ユナグロ線に入る。ティダンダ県でタミレイズを経由して西側へ進み、エルヴェルテレス郊外を通ってユナグロ南端の港町インザシオル(Yinzasiwor)に着く。

両国の往来の際にはパスポートは不要である。