見出し画像

総合商社ではたらくリアル|24歳/営業職/新卒入社3年目

本インタビューは、デジタル学生OB訪問にご協力いただける方を代表していただき行っております。

【プロフィール】
年齢:24歳
大学時所属部活:アメリカンフットボール🏈
職種:営業
業種: 総合商社(入社3年目)

1日のスケジュール

画像1

(1)現在のお仕事について

商社で営業をしています。
商社の仕事内容として、物を買って売るというのが主な仕事なんですが、私の企業の場合はターゲット層が中国と決まっていて、どんな物を買うか、どんな物を売るかはジャンルを問わず自分自身で判断出来るんです。

自分でここに需要があるなと思ったら、そこの業界にどんどん潜っていけるような商社で、自由度は非常に高いです。
例えば、「こんな日本のおもちゃを見つけました!これは中国で売れるんじゃないですか?」とか「中国でこんなものを見つけました!今なら安いです!」など、自分で見つけた商品を社内で提案して、そこから意見をもらって、ブラッシュアップしていく形です。

また、電力関係の大手企業へルート営業も行っています。
注文は毎月定期的にもらえるんですが、新たな商品を提案するのはインフラ業界なのでなかなか難しいんです。そこでの注文は毎月決まっているので、それを処理して+αで何ができるか、どんな成果をあげるかっていうのが1番評価される仕事になっています。

(2)現在のお仕事のやりがい

主にターゲット層が中国になるため、扱う商材のジャンルが幅広いんです。例えば半導体部品の専門商社であれば、半導体しか扱わないと思いますが、私の会社は中国というターゲット層を絞って、それに対して色々な商材を扱います。

実際売り上げのノルマはありますが、注文は定期的に来るので達成できるんです。そこに+αで自分で考えて自由に営業ができることが一番のやりがいですね。自分で可能性があるところを見つけて、そこに対してすぐ実行して動ける今の環境がすごくありがたいです。

人によっていろんな営業スタイルがあると思うんです。
例えば商材から入っていくガチガチなタイプと、先方とラフに話して人間関係から入るタイプもあります。その営業スタイルを自分なりに広げていけるのもやりがいの一つですね。

画像2

※画像はイメージです

もちろん失敗することもあります。その失敗を自分でフィードバックして、今度はこうしていけばいいんじゃないかっていうのを考えながら、メール一つだけでもそういったことを気にしながら仕事をすると、営業してる実感に繋がっています。

(3)入社前と入社後のギャップ

最初に商社に決めた時に、「よっしゃ!商社だ!人生勝ち組だ!」って思ったんですが、実際に働いてみると良いこと以上に大変なことがたくさんあります。仕事を良い方向に持っていくためには、大変でしんどいことを10倍くらいやらないといけないのは社会人になってからのギャップでしたね。

最近異動になって半年経った状態なんですが、新しい環境になっても一つの仕事をこなすっていうのが当たり前です。「これをこうやっていくんだよ」って言われて分かったつもりになるんですが、いざやってみると全く分からないんです。

メールや話し方など、何から何まで自分で意思を持って取り組まないと、現状維持どころかどんどん後退していきます。尚且つ、新しいものをどんどん出さなきゃいけないので、自分自身のマネジメントが大切になります。

(4)アメフトの経験が社会に出て活きたこと

戦術や作戦会議の経験が活きています。
売り上げはランキング化されて、1位から最下位まで全てシステムで可視化出来るようになってるんです。それを見て、このグループは今月目標の売り上げに達してないと思ったらみんなで作戦会議をするんです。
そこでアメフトのように戦術を立てて、その作戦通りに自分は動いて仕事をうまく次の人に引き渡すんです。本当にアメフトさながらです。

アメフトを経験して、本当に良かったと思いました。
泥臭さもありながら、1対1にもこだわれる。且つチームプレイが出来るのは素晴らしいと思います。1対1の結果がチームの結果に繋がるというのはなかなか無いと思います。

(5)今後のビジョン

ノルマ達成が今の目標です。
まだ社会人2年目で、営業も恐らく基礎しか分かってないんです。
実際まだお客さんと対話するにしても初々しいので、自分の営業スタイルを見つけて徐々に固めていきたいです。

部長に「社会人になってからは本を読みなさい」「人は自分が知らないものに興味が出てくる。そこを話せたらお前は周りから興味を示される人間になれる」って言われ、今は自分の興味のある本を読んでます。

本を読んでいて「ここ面白いな」って感じるタイミングは人それぞれなんです。例えば自分が面白いと思ったことを他の人に話すと、この本を読んでそこが面白いとは思わないんですよ。
自分が面白いと思ったポイントや知識を人に話すと、「この人はこういうところを見てるんだ」って自分を見てもらえます。

・・・

ご覧いただき、ありがとうございました!
アグー公式noteでは他業界も紹介しています。
気になる方はぜひこちらからご覧ください😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?