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親と子の愛の証明はなんやろな?

2020年は1週間に1度はグログを書くと決めました。
出来事や感情などをしっかりと残し、想いとぶつかりたいなと思ったのがきっかけです。
いつか本を出版するための練習としても。
今回で6周目。
よろしくおねがいします!
また今回映画の話をしてますが、各映画見てなくてみ読める内容となっております。


先日、韓国のブラックコメディ、"パラサイト ~半地下の家族~"という映画が第72回カンヌ国際映画際でパルム・ドール賞を受賞しました。これは韓国映画初の受賞みたいです。

パラサイト

↑このリーフレットを見るだけでも、左下に写ってる倒れてる人間の足と、各々の目にモザイク。もう殺人シーンの回想がされるような。基本椅子に座って笑顔が無いのは恐怖の前兆。家族写真を無理やり撮らされてる感じがする。。


そして、今回受賞したパルムドール賞。それが行われた祭典、カンヌ国際映画祭を少し調べてみました。

カンヌ国際映画祭とは、ベルリン国際映画祭、ベネチア国際映画祭など世界三大映画祭の1つ。
フランス、カンヌで開催される70年以上の歴史を誇る映画人たちの祭典。
映画自身の完成度の高さ、クオリティー重視の一方、難解なストーリーや芸術表現も評価される。

ポイントを絞ると上記。
なんか、お祭り的なイメージなのかな?と思いました。


去年71回は是枝裕和監督の"万引き家族"

画像2

↑またこちらは白と緑、笑顔で家族団欒といったイメージ。同じ"家族"とついた映画でも対照的なデザインのように感じた。リリー・フランキーの左肩に手を重ね合う姿もいいよね。

この万引き家族。パルムドール賞を獲得してから先に本を読んだ。そして数ヶ月立って映画を見た。原作の方が面白かったわ〜など全く無かった。本は文字ならではの緊張感があり、映画では「なんだこの空白の間は?!」と映画ならではの表現で楽しませてくれたのを覚えてる。(上から言ってくるわけではありません!)

映画の内容は置いといて、僕が感じたのは"親と子は何で繋がってるんやろうな?"って事。

血液?過ごした時間?書類?同じマークを体に入れるとか?
なんなんやろう?もしかすると家族って概念が無いんかもしれん。ただ、女性の体を使ってこの世界に誕生した。元々は労働者を増やすために子供を生んで、そこには親と子という関係がなく、町そのものが家族やったのかもしれん。
現在では町の単位が大きくなりすぎて細分化され、今の家族の定義になったのかも。


僕の知り合いに、親から暴行されてる子がいた(以下Aさん)。僕に打ち明けてくれて僕は助けないといけないと思い、警察に行ったり保護センターや当時子供の保護活動をしていた著名人なんかにも連絡をしてみた。結局被害を受けたシーンを見ていないから判断が出来ないと。
第三者が動いても駄目だとわかり、Aさんに「Aさん自信が被害を受けてると言うことを伝えに行ったら保護してくれるから行ってほしい!!守ってもらおう!!」
と伝えた。
でも、そのAさんは泣きじゃくった。多分警察に逃げたと親にバレると痛い目に合うとわかってたからやと思う。
それでも、僕は説得を諦めずAさんと一緒に警察に行くことにした。警察側も絶対にバレないようにするからと言ってくれた。

すると数日後警察からAさんの家に電話があった。らしい。

無能。俺はその時、まじで無能って。俺ら市民は誰に守ってもらってどのように改善したいったらいいねんと。
被害者の気持ちになれよ。と思いその警察署に怒鳴りに行ったのを覚えてる。
Aさんには無理やり警察に連れていき本当に悪いことをしたと思ってる。

そんなAさんも親の事は好きで、僕が家を借り逃げ場を用意しても「家に帰りたい」と言い出す事がしょっちゅうあった。
僕には当時のAさんの気持ちが全くわからへんかった。正直今も。ただ、否定はしない。そういう家族の形もあるのかなって思う。
だから家族の形なんて、一概にこれ!!というのはなくて、今まで過ごして来た環境や場所によって変わってくると思う。

だから僕はこれから色んな家族の形をみても絶対に否定はしない。その人の今までのストーリーをしっかり聞いて理解していきたいと思う。


長文になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

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