昭和ラーメン屋がんこオヤジ的教育

 人を育てるのは大変だ。世の中には色々な仕事があり、色々な人が関わった上にサービスが提供できている。老若男女が色んな仕事に携わり、まず仕事を始める際は誰かから教育を受けてスタートするのがほとんどだろう。
 その中で人を教育する必要が出てくる。最近はマニュアルがある場合が多いが教え方、教わり方によって習得スピードは様々だろう。

 昭和のラーメン屋を想像して欲しい。私のイメージではがんこオヤジが気弱なアルバイトをお客様の前で怒鳴りつけている姿が想像できる。今ではパワハラと呼ばれる教育方法だ。
 がんこオヤジ的な教育を分析してみると

・良い点…おやじのストレスが発散される。精神的な負荷をかけて仕事の習得度を高める。

・悪い点…うるさいので周りにいるお客様にとって不快になる。怒鳴られる方が精神的に萎縮してパニックになり、習得効率が下がる。おやじの消費カロリーが多い。

 ざっとこのあたりだろうか。悪い点が多すぎる。そもそも人前で怒鳴りつけることがどうなしている。頭おかしい。

 今まさにこの昭和的教育法を実践しているのがうちの店長なのだが、直ちにやめて欲しい。

 100歩譲って店長が自分に厳しく、人にも厳しい昔ながらのがんこオヤジならまだしも、うちはラーメン屋ではないし、そんなにスキルが必要な飲食店ではないし、店長はだらしない。昨日も寝坊して遅刻している。どうかしている。
 今度そのアルバイトの子が理不尽に怒鳴られていたら、自分が店長を怒鳴り返して地獄の空気にしてやろうと思ったが、そんな店潰れてしまうので、うっかり足を踏むぐらいにしておこう。

 

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