大手企業の方がES書きやすい説

誤解のないように言っておくと、「中小企業より大手企業の方が受かりやすい」という意味合いのタイトルではありません。あくまでも、「ESに取り掛かる際のとっつきやすさ」の議論です。

そこのところ、よろしくお願いします。

質問

エントリーシートを書いたことがある人たちに伺いたい。大手企業と中小企業、どちらの方のエントリーシートが書きやすかったですか?

僕は圧倒的に大手の方が書きやすかったです。逆に、オープンESのような媒体は「何書けばいいかわかんない」となりました。

そんなわけないだろ?ってお考えの方もある程度巻き込んでいきます。あしからず。

理由

エントリーシートとはなんでしょうか?ちょっとおしゃれに言うと、「あなたと企業を繋ぐ糸」なのです。糸の材質が弱かったら面接官様に糸切鋏でちょきんとされてしまい、不合格です。逆に、これ糸じゃなくてワイヤーだろってなるくらいにガチガチに結われた糸ならば内定をもらえる確率は跳ね上がります。

大手企業の方が書きやすかった理由は、「その会社でやりたいこと」と「志望動機」を問われた時のためのネタ探しが非常に楽だったからです。

エントリーシートも漫画もnoteも「ネタ探し」の大変さが負担の多くを占めているとおもいます。

この二つが書ければ、自己PRもガクチカも非常に楽に書くことができます。

これは、僕が

自己PR+その会社でやりたいこと≒志望動機

だと考えているからです。ガクチカは自己PRの具体例ですから、自己PRがしっかりしてればすぐにガクチカもネタが出てくるかと思います。

その企業を受ける準備のしやすさが格段に違うことにつながります。


志望動機もやりたいことも、ネタがないと書けませんよね。多かれ少なかれ、(たとえエントリーシートの設問になかったとしてもさ、なくてもどうせ聞かれますから)相手の会社について調べる必要があります。

その会社のHPに載っている仕事内容だけでは、ご自分の経験との接点なんかわかるわけもないと思います。

ほとんどの学生の皆さんはアルバイト以上の勤労経験がないでしょうから。どこかのインターンに通ってたらその会社に行くだろうし、会社選びで迷うことも少ないだろうし。

受ける企業が上場企業や大規模な企業ならば、自社のHP以外にも情報があふれています。各種新聞の経済面、日本経済新聞様がその会社の活動について経済に疎い人にもわかりやすく情報をまとめた媒体が世の中に出回っているのです。

これはうまく使えれば宝の山になります。

僕はこんなふうに日経電子版を使っていました。

①受けたい企業名を日経電子版で検索かける。

②でできた記事のタイトルを眺めながら縦スクロールする

③タイトルにピンと来たらその記事を開いてみる

④記事を読んで、自分の経験と結びつけそうかを考える。結びつきそうなら作業終了。結びつかないなら②に戻る。

①〜④をその企業の過去1年以内ぶんくらい遡って見てみるとあんがい自分の経験からつなげそうな事業が見つかるものです。

この記事を元に、弊社のやりたいこと・志望動機を書いていきました。

情報を選ぶのに必要なのは、「選ぶ基準」と「選択肢」です。

今回の場合足りないのは、「選択肢」なので、より多くの選択肢を提示してくれる大手企業ってステキ!ってお話でした。


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