小さいことを積み上げることが、とんでもないところに行くただ一つの道


僕は去年と一昨年、夜通し100キロ歩きました。


もう特定されちゃうかもしれないけど、覚悟して言います。ローバースカウトで運営してるイベントの100キロハイクです。

100キロハイクって調べると早稲田のイベントとか滋賀で行われるイベントがヒットします。どうやらググってもこのイベントで歩いた人が残した記録って出てこないんすよ。

初めて参加した時、何の情報も得られず結構怖かったのを今でも覚えています。何か参考になればいいな。


100キロハイクについて

目的を定めてそれに向けて努力を積み上げることが苦にならないタイプなら楽しめると思います。

逆にみんなと一緒にしか行動してこなかった人にとっては、自分次第で有意義なものにできる、と思います。

目的を持って参加するのをお勧めします。土日が丸々潰れる代償は小さくありません。どこかに一泊二日で旅行に行けます。


僕はどうやって二回完歩したか

次の信号、どこで曲がるか?とか、

どこのコンビニでいつご飯を食べるか?

ゴミをいつどこで捨てるか?トイレが借りられるか?いつ夜が開けるか?

腰を下ろすタイミングと時間はどうか?

色んなことを考えて歩き続けました。これがね、僕にとっては凄く楽しかったです。


そんなにも楽しいのか?と思われるでしょう。

得るものがめちゃ多かったです。

ちゃんと一人で歩ききれば、わかるよ。

いんちきする人もいるみたいです。乗り物に乗ったり、自転車を借りたりすることがいんちきとされています。いんちきすると身をもって学べることが減ります。

マルチ商法など、うさんくさいビジネスに引っかかりやすい体質の人は、自分の中の原因を変えるチャンスを失います。

高いお金払ってクソみたいな情報商材買わされて気付くよりはマシだと思います。

あと、参加資格失うリスクを覚悟してね。

二回参加させてもらって得たもの

タイトルの言葉が身にしみました。

マルチ商法など、「最短で稼げる!最速で稼げる!」といった謳い文句に騙される人は、この言葉が身にしみてないからだと思います。

宝くじの高額当選者は皆すごい勢いでお金を失っていることを知りませんか?

大きなお金稼ぐのも、100キロハイクを歩き切るのも同じことです。

はじめの一歩、次の一歩って積み重ねて、

まだ着かないのか?と地図と地形を照らし合わせながら進んでいく。

お昼から歩き出して、街を行く人が減っていく。小学生の集団登校よろしく歩いていた人も、一人また一人と離脱していく。暗くなるとこんなにも恐ろしいものなのかと思い知らされます。

終盤は朝方の寒さと筋肉痛とまめに耐えながらの強行軍でした。だからこそ歩き切ったことの達成感がえぐかったです。

まとめ

チェックポイントを順番に巡って、少しでも早くゴールするという目的を果たすためには、

まず一歩踏み出さないと始まりません。


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