過大な自意識
私は特別だ。
私はIQが130ある人間だ。
私は特別だ
小学校の頃は学年の中心。中学では生徒会役員、スポーツでも県大会準優勝。強化選手にも選ばれた。
私は特別だ。
進学校に進み,ある程度好成績をとっていた
私は特別だ。しかしそこまでだった。積み上げた栄光や名誉は過去のものであり、私に残ったのは過大すぎる自己承認欲求と自意識だけ。
今ではただの人。地位も肩書も自己を形成する「何か」すらもない。
どこで間違ってしまったのだろうか。私の人生。あの輝かしい過去は戻ってこないのだろうか。未練しかない。怨霊になるしかないのだろうか。
この文章も私が過去にどれだけ輝かしい成績や人生をたどってきたか自慢するためのものでしかない。私を自意識の怪物にだけはしないでくれ。これ以上自意識で苦しみたくない。
自分の愚かさを痛感したくない。もう「何かを成さなければ」と思わなくていいのに。「何もない自分」に焦り、絶望し、苦しんでいる。こんな僕でも誰かは愛してくれるのだろうか。
狂いたい。