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退職理由をわざわざ聞いてどうするのか?対策を考えてみた。

「なんで辞めるの?」

退職が決まったとなると
顔を合わす人ほぼ全員が言ってくる言葉。

そもそも退職する大半の理由は
職場環境や人間関係に不満があるからであって
それをその当事者に言えるはずもない。
「あなたがいつも高圧的な態度を取ってくるからです。」
「あなたは自分のミスを私のせいにしましたよね」
「あなたは陰で私の悪口を言ってましたよね、そんな陰湿な環境で仕事したくありません」
「残業が多い」「給料が安い」「仕事のやり方が効率悪い」など
そんなこと面と向かって言えるはずもなく
結局は建前を考えて言うしかないのである。
こういった不満が重なって、大半の人は退職せざるを得なくなるのである。

退職する側としては
そんな理由聞いてどうするの?って逆に聞きたいくらいである。
答えたところで、陰で話のネタとして利用されるだけ。
でも人は、
聞いてほしくないことに限って
しつこくしつこく聞いてくる生き物である。
デリカシーのカケラもない。
なので、
「なんで辞めるの?」と聞かれた時に、どう答えるのが良いか考えてみる。

「一身上の都合です。」
とりあえずはこれを言ってみる。
常識のある人は、『答えたくないんだな』と悟って、これ以上聞いてこない。
だが、実際そういう人はごく一部である。
この後に続くのは、
「会社が嫌なの?」「家庭の都合?」「キャリアアップ?」など勝手に推測して
しつこく聞いてくるのである。
「いやぁ…ちょっと…」などと返してしまいがちだが、そうやって曖昧に返していると答えが分かるまでしつこく聞いてくる非常識な人が多い。
(特に45〜60代くらいのおばさん)
裏で話す主導権を握りたいが如く、納得いくまで延々と聞いてくるのである。
なのでここまで来たら、無表情でAIのように

「私の退職理由を知ったところでどうするんですか?わざわざ言う必要もないので答えません」

と、不快感を示してキッパリ返答すれば
もう大半は聞いてこないであろう。だが、ここまで来ても
聞いてくる人は一部いるのが現実。
次聞いてきたら
「前にも言ったと思います。」
「答える気はないので、聞いても無駄ですよ。」
「そんなに気になるんですねーー。(棒)」
などと、これも無表情で淡々と繰り返す。

それ以降も聞いてくるなら最終手段。
聞いてきたタイミングで
席を離れる、電話をかける、「仕事に集中したいので」と言い黙る、無視。
ここまでしたら、さすがに聞いてこないだろう。

だが、頑なに理由を言わない場合
勝手な憶測で嘘情報が広がってしまう懸念もあるので、そこは自己判断でやんわりと言う判断もアリ。

「もう疲れたからです。(あなたのせいで)」

あまり堅苦しい返答はしたくない、という人は
フザけた回答でもいい。
「宇宙旅行にでも行こうと思って」
「家の洗面所掃除に全力を注ぎたいので」
「近くの公園で毎朝やってるラジオ体操に参加したい」
こんな感じで適当に理由を考えてみる。
ただし、ちょっとでも信じてしまいそうな内容は避けて、明らかに冗談だと分かる内容にしましょう。

とにかく、ウザい相手には
真面目に返答しない、ことが大切。

辞めると決まったからには、その後も愛想を振りまく必要はない。
淡々と業務だけこなして最終日も
「お疲れ様でしたーーー。(棒)」と、いつもと変わらず挨拶をして
荷物だけ忘れないように帰れば良い。

人は退職に関して
わざわざ大げさである。

他人の退職なんて、本当にどうでも良いことなので
退職理由なんて聞く必要はない。

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