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昨日の料理〜結婚11年目にして初の初鰹。起業してみる?

昨日ついに、鰹が苦手だった夫に藁焼きの鰹のタタキを出してみた。高知県の、一本釣りで釣れた鰹を、本場のやり方で作ったもの。もちろんお取り寄せなので冷凍だったが、うまく解凍して、「漁師料理」のようにネギと塩だけでいただいた。これが本当に美味しかった!食べる前にもう一度皮面を炙って、香ばしさが倍増。鰹にたっぷりある旨みをパラパラと振った塩が引き立てて、「すごいね!」と顔を見合わせつつ、とても幸せな一皿だった。また頼もうっと。

もう一つの初夏の味、とうもろこしは、とうもろこしご飯と天ぷらに。甘くてジューシー!丸齧りするのは苦手な二人だが、一手間でこんなに「いい奴」に変わるとうもろこしも、旬の間にもう一度ぐらい食べたいものだ。

小鉢はおかひじきの辛子酢醤油あえ、お椀はスーパーで買ったイワシを手開きして作ったツミレで。美味しかったなぁ。

夫が「あのさ、また就職しなくても、お金ちょっと出すから、起業するっていう手もあるよ?」という。え。そんなこと考えていないじゃん!ていうか、するとしてもお金がないから、何か在宅でできる簡単なものを副業で?それだって、モノにするのはとても大変だろうと思って、いったい私は何ができるのだ?と、結構がっかりしていたのだ。それを・・・え?

夫曰く「何か金融商品に投資したところで、たかが知れている上にリスクも大きい。それにどっちにしろ投資のプロほど稼げるわけでもない。それだったら、何かを作り上げるモノ・人に投資してもいいんじゃない?それが嫁だったら、嫁の能力を信じるっていうのも面白いじゃない?」という。

いやいや、でも失敗したら・・・「だってどっちにしろお金は使わないと生きていけないんだから、同じ使うならそういう方法もあるってこと。だからやってみたいことがあっても『お金無いし』って諦めないで、相談してよ」と言う。

簡単に言うけども・・・個人が起業して何かで稼ぐって大変だよ・・・滅多に就職したお給料ほど稼げないよ・・・と思ったが。しかしそれも一つの選択肢ではあるな。行きたいところ、やってみたいこと、これから探すでもよし。

そもそも、夫も私も何か「突き抜ける」ことなく、できるだけ安全に、経済的に破綻しないことを前提に、と生きてきたのだ。それがもしかしたら、性に合っていたのかと言うと甚だ疑問な二人の性格だ。別の生き方もあるんじゃない?と言うのを、この歳になってから模索するのは、ある意味歳を取ったからこそできることかもしれない。

まだ、あまりピンときたわけではないが・・・割と行動してみて、後から思考がついてくるタイプなので、モゾモゾとしてばかりいないで、まずは思い立ったら何かを探しに出掛けていこう、と思った。

急に真夏日が続き、猫が途端に食欲がなくなった。顔つきにも、若干元気さが欠ける。これだから夏は困るんだよなぁ・・・。私自身も暑さにとにかく弱いし。しかし、シニア猫はいつまでも食べないとあっという間に病気になってしまうので、これが後数日続いたら、往診してもらわなくてはいけないかもしれない。やれやれ。かわいい分、心配も大きい。

続く


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