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浪人生活から学んだ教訓:受験における情報の価値

受験シーズンが訪れると、私はいつも自分の浪人生時代を思い出します。

私は和歌山県の田舎にある高校に通っていました。その高校は地区内で偏差値の高いとされ、剣道の部活に熱心に取り組みながらも、成績は悪くなかったため、それなりの大学には合格できるだろうと楽観していました。しかし、現実は厳しく、現役の受験では4校受けて全て落ち、浪人することになりました。

浪人生活の1年間は私にとって人生の転換点となりました。1972年生まれの私が浪人するということは、第二次ベビーブームの時代であり、受験者数が最大になるということでした。同じ時代に受験した方なら理解していただけるでしょう。

予備校に通うことになりましたが、初めて大阪・難波という都会に出てきた私は、キャピキャピした文系女子たちとは馴染めず、理系の女子の友人たちと一緒に勉強しました。しかし、大学受験は順調に進まず、文系と理系では受験対策が全く異なることに気づきました。また、予備校での情報収集が不足していたことも反省点でした。

情報の重要性を痛感しました。受験は勉強することが大切ですが、情報収集も欠かせません。何をするにも情報が必要であり、受験や勉強の方法、大学選びに至るまで、十分な情報を得ることが重要です。

私が若い頃にこのことに気づいていれば、もっと良い大学に進学できたかもしれません。そして、合格した大学の選択も異なっていたでしょう。

私は大人になり、様々な経験を積みましたが、受験は人生で公平に与えられる最後のチャンスかもしれません。子供たちには、この貴重な機会を最大限に活用してほしいと思います。


 

#受験体験記

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