柿の葉寿司が食べたい

私は子供の頃からお味噌やお米を買ったことがありません。
さらにお盆やお正月、お祭りなどには
手作りの料理がいつも並んでいました。
おせちやお餅、柿の葉寿司や巻き寿司を作ってもらい
行事ごとには親戚みんなで食べていました。

私の実家は、公務員の家庭なのですが
祖父母や伯父伯母はほとんどが農家で
自分の家でお味噌やお米を作っているので
いつももらっています。
そして私の伯母たちは、みんな料理を作るのが上手で
いつも作ってはいただいていました。

でも最近では伯父伯母が高齢化し
どんどんもらえる回数が減ってきたのです。
昔は田舎料理がいやだったのに…。
今ではもらえることを心待ちにしています。

この週末に柿の葉寿司をもらいました。
そしたら友達から、
柿の葉寿司を作ったと写真付きで送ってきてくれました。
彼女も大阪に住んでいるのですが
わざわざ柿の葉を取り寄せて作ったらしいです。
そこに添えられていたメッセージが
『私も柿の葉寿司を作れるおばちゃんになれたわ』
でした。

友達の柿の葉寿司のクオリティが素敵すぎます！

実は私も昨年から柿の葉寿司を作るのに挑戦しています。
子供たちに少しでも私の故郷の料理を食べてほしくて。

柿の葉寿司をたべると
子供の頃に親戚の大宴会のにぎやかな風景が思い出されます。
おばあちゃんの笑顔やおじいちゃんの偏屈と一緒に。

また今年も柿の葉が大きくなって
柿の葉寿司のシーズンになってきました。
子供たちのためにも
自分たちのためにも
柿の葉寿司マイスターになれるように頑張ります。

#ご当地グルメ