未完成の美しさ
今週末は、金曜にライブに行ってからというもの、特にどこかに行くわけでもなく、ダラダラと過ごしてしまいました。
昨日は、せめて外気には触れようと、よく行くコワーキングスペース的なところで勉強をしました。
それでも、さすがに土日の思い出が「ちょっと勉強しただけ」はつまらないにも程があるので、久しぶりに回り道をして帰ってみようと思い立ちました。
レンタル自転車を借り、本来曲がるべき道を真っ直ぐ進んだその方向は、以前記事にした、「街の『良い』と『悪い』を見つける遊び」を思いついた風景が広がっており(記事参照)、あれから一年近くが経とうとしていることに震えました。
記事をサッと読んでもらえれば分かるのですが、去年見つけた「良い」の中に完成間近の公園というものがあります。写真に撮っておけよという感じなのですが、イメージとしてはこんな感じ。
こんな感じの、まだ綺麗なコンクリの周りを
こんなオレンジネットで囲っている感じ。
自分が「良い」と思った公園は、この例より格段に「良い」公園だったわけですが(なおさら撮っておけばよかった)、昨日の流れでこの公園に行ってみようと思い通りがかったところ、なんと公園が完成していました。
子供たちが遊んでいたので、ガッツリ撮影するのは憚られましたが(こそこそ撮るのも怪しい)、シンプルで綺麗な公園になっていました。
が、しかし、自分は完成間近の、まだ緑が植えられていない、明らかに「行政」の姿が見えるかのような無機質な状態に、そして、まだ誰も足を踏み入れていない空間に対するロマンに「良い」と思ったので、完成してしまってはもう意味がありません。自分は「良い公園」を探しているわけではないので。
文字化すると自分でも意味が分からなくなってくるのですが、自分の感性に従って「なんかいい」「なんかやだ」を探してみると案外面白いですよ。
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