「先生、いい仕事ないっすか」
進路室でよく聞いたセリフです。
「いい仕事」って、どんな仕事?
と質問しても、どの子も答えられないんだけど。
「私にとっては、今やっているこの仕事が最高に”いい仕事”。
だからやっているんだよ」
と答えると、
「….あ、もう大丈夫なんで」
と謎の言葉(これもよく聞くセリフ!)を残していなくなっちゃう 笑
世界中の誰にとっても最高だ!という仕事
そんなものは、
存在しない。
逆に、誰もが「絶対ヤダ!」という仕事もありません。
実際私は何度も転職しています。
つまり、やっていた仕事を辞めたわけです。
じゃあその会社はどうなったのか?
全員、嫌だと辞めてしまって倒産したのか?
そんなことないですよね。
私が何十年も前に辞めたその仕事を今もずーーっと続けている人もいる
だから、自分で実際にやってみて、そして自分で決めていくしかない
ーこう言うと、好きな仕事に出会うまでには、とてつもなく時間がかかりそうですが、
でも、もしあなたがシュークリームが好きだとしたら
エクレアを食べたことがないとしても
「似てるからこれも好きかも」と挑戦してみても
大きく外したりしないように、
毎回ゼロから運まかせに「一か八か」ってわけではないので
やる前から考えすぎず、
色々なことをどんどん「やってみて」もらいたいと思います。
念の為。
「やってみる」んですよ。
「やったとしてどうなるか、考えてみる」とかではなく。
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