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コロナ不況での転職活動は避けるべきか

 新型コロナウイルスへの感染が世界的に拡大している中、日本では企業倒産や内定取り消しといった悪影響がニュースで報道されています。特に観光業界などでは観光客が全く来ないため厳しい状況が続いています。世界的な不況が今後も続くと予想されている今日、日本の企業の採用状況は実際どうなっているのでしょうか。

企業の採用活動への影響
 転職コンサルタントに「新型コロナウイルスの影響下で、継続して採用活動を行っている企業は全体の何割程度あるか」調査したところ、85%が「半数以上の企業が採用活動を変わらず行っている」と回答しました。

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現状をチャンスと捉えている企業も
 主に技術系(IT・通信系など)ベンチャーでは、むしろ今が狙い目と考えている企業もあります。理由は以下の通りです。
①大手企業が採用活動を控える
大手企業が採用に消極的になると予想し、大手企業に採用されていた質の高い人材が採用できると期待している企業も多いです。

②転職活動をする候補者が増える
在宅勤務やWeb面接の普及により、なかなか転職活動に時間を割けなかった候補者が市場に増えています。

③Web面接が一般的になっている
採用にあまりコストをかけられないベンチャー企業では、Web面接を導入することで採用担当者の時間的コストを削減でき、対策もしっかり行っている、と候補者に良い印象を与えることができます。

業界全体を見てもIT/NET各社の採用活動は活発になっています。内定取り消しとなってしまった新卒の学生に対して追加選考を行っている企業もあります。

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転職活動の本質
 コロナによる不況で転職活動を思いとどまった方もいると思います。しかし、ここまで説明してきたように、企業の採用状況にあまり変化は起きていないのが実情です。

 そもそも転職活動は景気の状況に関わらず、したいと思ったらすぐに始めるべきです。転職したいと思った企業のポジションはいつまでも空いているとは限りません。ベストな転職をするためにも早めに情報収集をすることが必要不可欠です。

どの企業を選ぶべきか
 転職したはいいけれど、その企業が不景気で経営が立ちいかなくなった…、ということにならないためにも企業を選ぶための情報収集はやはり行うべきでしょう。

エボラブルアジアエージェントでは採用のプロとして、転職を考えている候補者様に合った企業を紹介しております。ぜひ一度ご相談ください。


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