あげみ

日々の見聞きしたものや感じた事を少しずつ書き出す練習備忘録。に、したい。

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最近の記事

【時事】スイスのEU離脱

「EU非加盟のスイスが「EU離脱」を発表...一体どういうことか?」(日本版NEWSWEEK) 「Switzerland’s Brexit Moment」(GEORG E. RIEKELES) スイスとEUで長らく続けてきた「制度的枠組み条約(IFA)」の締結交渉から離脱するとスイス政府が発表したことで、スイスとEUにおける関係性の大きな変化が起ころうとしている。 ■何が問題でどんな影響があるのか EUにとってはスイスとの経済関係がやや不穏になるが大きな痛手はない。 スイ

    • 【書籍】『愛と性と存在のはなし』(赤坂真理)

      「性自認と性嗜好に多様性を認めよう」というのは、けっこうなことだと思う。でもその前に。一人ひとりが、自分と自分の性についてわかっているんだろうか。 わかっていない。わたしも含めてわかっていない。真剣にわかろうとしたことがほとんどない。そう思う。 いわゆる「セクシュアル•マイノリティ」を語るときに盲点となるのは、無意識に「ヘテロ•セクシュアル(異性愛者)には問題がない」という気持ちになることだ。 そうなんだろうか? ある意味、ヘテロセクシュアルほどむずかしいものはない。 世間的

      • 【勉強会】「アジアに生きるイスラーム」ミャンマー編

        「アジアに生きるイスラーム」の書籍を元にした勉強会の備忘。ミャンマー編ということで、クーデター周りのお話もあるかと思い興味が湧いたためさんか。下記は書籍の紹介文からの引用。 「アジアに生きるイスラーム」 イスラームというと、一般的に中東や北アフリカの国々を思い浮かべる人が多い。だが実は、ムスリム人口の多い国の中でも上位を占めるのはアジアの国々だ。<中略> 本書では、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、ミャンマー、バングラデシュ、インド、スリランカ。アジアをフィー

        • 【書籍】「日米地位協定」山本章子著

          日米地位協定について客観的な観点から整理された本。 著者の問題意識は「日米地位協定の運用改定の可能性」に向けられている。ドイツやイタリアが地位協定を改定していったのは、NATO(北大西洋条約機構)軍の域外派遣に協力しながら、改定を成し遂げた。「憲法九条とこれを支持する世論のもとで防衛関連の法律の整備が不十分」な日本とは状況が異なる、というのが著者の指摘。 著者は、「日米安保条約の根幹的な問題とは、同盟関係を規定する条約と基地協定が一体となっていること」だとも指摘する。

        【時事】スイスのEU離脱