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『エイジレス・ライフデザイン』の心得ノート  その10 コミュニケーション力を高めるデザイン手法 2

岡田大士郎
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今回は、「ハイブリッド・コミュニケーション」についてお話しします。

コミュニケーションの形は、ICTテクノロジーの進化につれて変容しています。

デジタル・インターネットネイティブ世代は、ITリテラシーが高く、意識や感情の伝達をチャット、メール、LINEなどのツールを使いこなしてコミュニケーションをしています。

彼らは、業務でもプライベートでもバーチャルコミュニケーションが当たり前になり、リアルコミュニケーションは面倒と思う人も少なからず居るのではないでしょうか。

対面会話では、場の雰囲気、空気感、臨場感や相手の表情、息遣いなどノンバーバルコミュニケーションを含めたコミュニケーションができます。
相手への気遣いや、ホスピタリティを伝える表情(笑顔や目線)や、さりげないオーラを相手に感じて貰えるのもコミュニケーションの形です。

コミュニケーションの在り方に正解はありませんが、リアルコミュニケーションが持つ力を今一度、改め考えてみるのも大切です。

人の心や気持ちには「情」が伴います。

情に訴えられるのは、リアルコミュニケーションの強みです。
仕事でもプライベートでも、相手の心に届くコミュニケーションとは、リアルコミュニケーションとバーチャルコミュニケーションをバランス良く使い分ける事です。

ITCの便利ツールを使いこなしながらも、相手の目を見ながら表情を読み、以心伝心のコミュニケーション術を身につける事は、自分自身の成長に繋がります。

コミュニケーション誘発のアーキテクトには、リアルとバーチャルを上手くブレンドした「ハイブリッド・ハイパーコミュニケーション」をデザインしてゆくことが大切です。

-続く-

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