⑧人間関係の狭さ【 発達障害克服の12枚の壁 】
《要点》
・過去の対人トラブルへの恐怖が強すぎた
・深い付き合いができず、常に「一期一会」
発達障害を克服するまでの、苦難を振り返ります。
苦難と克服のエピソードを12本伝える講演より。
⑧人間関係の狭さ 【人間関係の壁】
★苦難のハナシ「とても狭い世界に違和感」
私は20代からずっと、都内で一人暮らしをしています。
今も交流がある高校・大学時代の友人はほぼゼロ。
「高校時代の友人は一生の友」という言葉はトラウマでした。
障害者時代の人間関係にも問題を抱えていました。
病院と福祉施設の利用者、障害者雇用の同僚と上司、実家の両親と親族
人間関係はとても狭く、似たような人との交流ばかりでした。
そんな自分の人間関係にはずっと違和感を覚え、
出会いを求めてオフ会やパーティに行きますが、成果はゼロ。
顔がストレスでゆがんでいたら、仲間はできません。
◎人生が動いた「外の世界に足を踏み入れる」
30代前半、習い事と朝会への参加を始めました。
その当時は、まだコミュニケーション力が不十分だったため、対人トラブルが多かったです。
しかし、そこで出会った人には衝撃を受けました。
習い事の世界クラスの人・元気なフリーランス・大企業の管理職・
海外で活躍するビジネスマン・好奇心旺盛な学生
障害者の職場では出会うことの無いような人ばかり。
そんな人たちと頭を使って会話する。すごいことです。
交流を続けるうちに、「濃い人間関係」に変わっていました。
最低限のコミュニケーション力があれば、初対面の人とも会話ができるはずです。
失敗を恐れずに外の世界に飛び込む。それが数年後の大きな変化をもたらす第一歩。
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