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遊戯王 マスターデュエル:テーマ「メガリス」について(後編)

2023年12月06日:リミットレギュレーションの変更等を考慮して、全面的に加筆訂正・再編集致しました。

当ノートでは、遊戯王 マスターデュエルに実装されているテーマ「メガリス」について解説します。

《真炎竜アルビオン》や《合体魔神-ゲート・ガーディアン》が実装された2023年12月5日のアップデートの直後の環境を想定した内容になっています。

テーマ全体の特徴について概説したり、テーマ内カード・関連カードを紹介する「前編」。基本的な動かし方や具体的なコンボルートに言及する「中編」。デッキレシピをまとめた「後編」の3つに分けています。

当ノートは後編です。


【純メガリス】

まずは「メガリス」の動きの安定感を最大限高めた【純メガリス】を紹介します。

最初にお伝えしておきますが、このデッキは弱いです。妨害手段がほとんどない、前時代(?)的な動きしかできません。

にもかかわらず最初に紹介したのは、このデッキが「メガリス」の基本型であるためです。このデッキレシピから多くのことを学ぶことができます。

いらない「メガリス」カード

まず《メガリス・オク》《メガリス・ポータル》《メガリス・プロモーション》《メガリス・エマージョン》は原則不採用で問題ありません。ぎりぎり《メガリス・ポータル》は1枚入れていても良いかな、と思える程度です。

特に《メガリス・オク》は《強欲で金満な壺》《金満で謙虚な壺》と相性が悪いので採用するかどうかは慎重に決めるべきです。

レベル4・レベル8のモンスターを多く入れる

儀式テーマであるため、儀式素材となるモンスターカードを多く投入したほうが良いです。なかでもレベル4・レベル8のモンスターが好ましいです。

その理由は《メガリス・アンフォームド》でレベル2・レベル4「メガリス」儀式モンスターを儀式召喚する素材に使えるからです。これがレベル5やレベル13だったりすると使いにくいのです。

ランク8エクシーズモンスターとはそこそこ相性

「メガリス」ではEXモンスターはあまり使わないのですが、ランク8エクシーズモンスターだけは比較的相性が良いです。

《No.97 龍影神ドラッグラビオン》から《No.100 ヌメロン・ドラゴン》を出して一撃必殺を狙ったり、《宵星の機神ディンギルス》で相手を無理やりどかしたりといった動きが良いでしょう。

【結界像勇者メガリス】

「メガリス」に不足している妨害担当を「勇者」ギミックで補い、「勇者」ギミックで通常召喚されたモンスターが効果を発動できない欠点を《干ばつの結界像》採用で対応しました。

個人的には「メガリス」系アーキタイプとしては1つの完成系だと思っています。

《運命の旅路》の効果①で手札を1枚墓地へ送る効果についても、その効果で墓地に儀式モンスターを送れると考えれば必ずしも悪いものではありません。

【ドーハスーラメガリス】

《死霊王 ドーハスーラ》関連カードと組み合わせてみました。

《屍界のバンシー》《死霊王 ドーハスーラ》はレベルが4と8なので「メガリス」ギミックによる儀式召喚との相性が良いです。また、どちらも墓地で効果を発動できることから、儀式召喚の素材にしても無駄がありません。

《死霊王 ドーハスーラ》といえば《グローアップ・ブルーム》で出すギミックがありますが「メガリス」との相性が極めて悪いので採用していません。

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