UXは、思いやりだ。
こんにちは。夢は「みんなIT人材計画」の tomo です。
今回は、UX(ユーザー体験)について語ろうと思います。
私は、業務コンサルタントとして働いている。
具体的には、業務の洗い出しをして、標準化させたり、システム化へ落とし込むことがメインだ。
仕事をするのは、人である。
システム化する際には、誰がどのようなことを考えて、
対象の業務に従事しているのか。
その観点には、細心の注意を払いながら接している。
例えば、稟議ワークフローを回すことを考えよう。
申請者は、申請内容。
経理担当は、金額。
法務担当は、法令。
役員は、経営方針との比較。
など。
回覧を承認する人によって、同じ内容でも視点が異なる。
私のUXについての考えるポイントは、
欲しい情報が、欲しい場所に表示されているかを考えている。
先ほどの稟議例で言うと、
経理担当へは、予算と実績との比較。
法務担当へは、同じ部署で遵守すべき法規制。
役員へは、申請内容に経営方針の位置付け。
など。
のように、各部署が気にしていることに基づいた
情報を展開することが重要となる。
感覚的な話になるが、ユーザー体験は職人の道具箱のような状態だ。
欲しいものが、欲しい分だけ、簡単に手が届くところにある。
トイストーリ2の職人のイメージ。。。伝わるかな。。。
そんな、UXが考え尽くされているシステムは、評判がいい。
なぜなら、ユーザーは次の動作に思考を巡らせる必要がないからだ。
そして、人の思考に溶け込んでおり、使っていて楽しい。
これからも、そんなシステムが増えることを願っている。
みなさんのUXで感心したシステムがあったら教えてください。
個人的には、Amazonのスワイプで購入かな。。。
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