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メードインジャパンに限らない、上質な製品

海外のユニークな商品を取り扱う弊社ですが、ユニークな製品だからこそ、その品質について心配や疑問を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、応援購入サイトMakuakeで公開からわずか1日で170%以上の目標を達成した、3in1リュック『不動』のプロジェクトを通じて、弊社で扱う製品の、その確かな品質について皆さまにご紹介いたします。

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さて、この3in1リュック『不動』は、次のような珍しい特徴があります。
・メインコンパートメント(リュックの口)がマグネット式
・リュックの口を巻くためのバックルもマグネット式
・メッセンジャーバッグと一体化&分離可能

一見すると奇抜にも思えますが、一般的なファスナータイプやふつうのバックルと違って、破損のリスクが少なく出し入れもスマート。メッセンジャーバッグと一体化することによって小物も楽に収納できる、などの利点があり非常に機能的です。

機能面だけでなく、今回のメインテーマである品質も、実績と信頼のある5社のブランドによって裏付けされております。
今回は、生地、ファスナー、バックルと細部に分けて、その品質へのこだわりと確かさについて、皆さまにお伝えしようと思います。

【生地について】

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バッグの要となる生地ですが、アメリカのインビスタ社が手掛けるCORDURA®を採用しています。海外では米軍の戦闘用ブーツや、米海兵隊の新型リュックサックの生地としても使われ、その強度と耐久性で確かな地位を築き上げているファブリックです。

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密度を示すD(デニール)はリュック本体が表地500Dで、強度と軽量さを両立。普段使いに適したメッセンジャーバッグは表地が70Dと、密度を調節することによって軽さを追求しました。
さらにTPUラミネートで撥水性もカバーして、雨と衝撃に強い生地に仕上げております。

【ファスナー】

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生地の撥水性をどれだけ強化しても、ジッパーから侵入する水を防がなければ中身はびしょびしょに。『不動』はロールアップなのでメインコンパートメントはしっかりカバーされていますが、サイドポケットとメッセンジャーバッグはファスナー仕様……。
そこで1934(昭和9)年創業のアパレル分野で絶大な信頼を得ているYKK社の止水ファスナーを採用。水の浸入をピッタリと防ぐ、精度1/100ミリ単位のジッパー市場で、世界的シェアを誇るトップブランドのものを選びました。

【バックル】

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リュックのロールアップ部に採用されているバックルは、タフ性抜群のDURAFLEX製。破損トラブルの多いバックルですが、DURAFLEXの製品はその堅牢さで、軍用のものから安全性が求められるベビーカーにまで幅広く採用されている、高い品質が認められたブランドです。
また、メッセンジャーバッグは、アウトドア系バッグ類のプラスチックパーツで定評のある日本メーカーNIFCO製のバックルを使用。1967(昭和42)年の創業からプラスチック製品の開発に努め、日々技術革新を進める同社のバックルは、丸みあるシェイプでフィット感と操作性を実現しています。

【メーカー】

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高品質な素材にこだわり、本製品3in1リュック『不動』を作り上げたメーカーは中国のSANSEI ORIGINAL。古くから伝えられる教えや考え方を重んじ、現代人に向けた製品開発を志すSANSEIだからこそ、リュックの3in1方式やメインコンパートメントとバックルのマグネット化といった、独自のアイデアを実現しました。

さらに今回、ストレッチゴール達成で皆さまにプレゼントされるマスク用ポーチにも、品質へのこだわりを込めました。

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表地は高耐久不織布のタイベック®を採用。裏地には抗菌作用のあるDEOCELL®が使用されている特別仕様となっております。

本製品3in1リュック『不動』に限らず、弊社で扱う製品はどれも選ばれた素材や、こだわり抜いた設計を基に製造・生産されております。

たとえば、GREEN FUNDINGで公開中のリバース傘『TWO FOLD REVERSE UMBRELLA Ⅱ』には、高い撥水性と鮮やかな色彩が魅力の高密度「NC布」が採用されており、昨日Makuakeで公開したAIエクササイズバイク『NEXGIM MG03』はアジア人の体型に合わせたサイズ感で、私たちが快適に体を動かせるよう設計しています。

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メードインジャパンの製品は、それだけで信頼や安心が感じられて、製品を選ぶひとつの材料になるのかもしれません。
ですが、品質にこだわっているのは、何も日本のメーカーに限ったことではありません。

製品のお問合せを通じて、お客様から製品そのものや使用されている部品の生産国を尋ねられる機会があります。それは単純に「どこで作られているものだろう?」と興味を持たれているだけかもしれませんが、「もしかすると生産国だけで製品の良さが判断されているのでは……?」と感じることもあります。

材質へのこだわりや生産体制はメーカーによって異なるのに、一律に「生産国が××だから」と決めてしまって、より良い製品との出合いを逃してしまうと、少し残念な、どこかもったいないような気持ちになります。

製品ページを作成する際、私たちは実際にサンプルを使用して、その機能性や安全性、メーカーが提示するPRポイントをチェックします。
私自身この『不動』を約2週間背負って使用してみることで、その快適さを実感しました。
荷物が多くなりがちな現代人に向けて、中身がきちんと収まるよう考慮した3in1仕様。負担が少しでも軽くなるよう考慮されたショルダー部のふんわり感、高いフィット感を誇る背面パッド、安定感を高めてくれるチェストストラップと、創意工夫は細部にまでわたります。

商品をお選びになる際に、いま一度その製品に「どういったものが使用されているのか」「どういった設計がされているのか」にも目を向けていただけると嬉しいです。
これまで気付かなかった製品の魅力や、あなたが本当に求めていた品質が、そこには隠されているかもしれないのですから。

▼CORDURA®の歴史
https://www.cordura.com/ja-JP/our-story-timeline
▼NIFCO社のバックル開発秘話
https://nifcobuckle.com/bucklecolumn/161026-2
▼DURAFLEX社の歴史
https://shimada1887.com/features/duraflex-history/

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