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本屋に一緒に行ける友人は貴重だ【HSPの暮らし】

そもそも私は、「友人と買い物に行く」ということができない。
友人の買い物に付き合うのは楽しいけれど、自分の買い物に付き合わせることには抵抗がある。
仮にできたとして、目の前にある商品の情報がほとんど頭に入ってこないだろう。

「そろそろお店、出た方がいいかな」
「次はどこのお店を見たらいいかな」
「このお店、きっと興味ないよな…」


なんてことをぐるぐると考えて、お店の中をぐるっと一周して、いつのまにか店を出ている。

するとすぐに、友人は言う。「次はあそこのお店見たい!」と。
とてもナチュラルに。

ああ、うらやましい。

一方で私の方はというと、友人と遊ぶ時には、現地に一時間くらい早く行き、先に買い物を済ませてしまうことがあるくらいだ。

もしくは帰りにひっそりと、気になったお店を再訪する。
そして結局帰りには、「一人のほうが気楽で楽しい」と思っている。

なんて生きにくい性なのか。


そんな私にも、一緒に本屋をまわれる友人ができた。

先日もその友人と遊んだついでに、見かけた本屋にふらっと入った。
そして、お店から出たときふと思ったのだ。

「本屋を一緒にまわれる友人がいるって幸せなことだな?!」と。
貴重な友人がいることを噛みしめ、とても幸せな気持ちになった。

そこで考えてみた。
一緒に本屋に入ることができる友人の特徴を。

・無言に耐えられる

本屋は静かだ。むやみにおしゃべりができない。
静かに本屋のなかを一緒に見てまわる、そこにいい意味で緊張感が生まれない。

これは、相手が自分以外の対象(=ここでは本)に関心を向けていることを、
互いに許しているからだろう。

大げさに言うと、相手の幸せを願う、そんな感覚に近いかもしれない。


・別行動ができる

とはいえ、本屋を最初から最後まで友人と見てまわることは苦痛だろう。

おそらく私のことだから、
「この人が本当に見たいジャンルはここかな?」
「ここに長く滞在しすぎかな?」
とか、余計なことを考えすぎて、本の情報が全く入ってこないと思う。

だからこそ、互いの「好き」を尊重し、干渉しすぎない関係性が心地良い。

別行動をしていると、自分の「好き」に耳を傾けることができる。
それは、他人より自分に矢印を向けることが出来ている状況とも言えるだろう。

HSPにとっては、一日を通して遊ぶ中で、この時間をつくれることはとても大きい。


・自分の「好き」について話せる

そして見つかった「好き」なジャンルや本を、共有できることにも幸せを感じる。

どう思われるかを気にしすぎずに、自分の「好き」を相手に見せることは、案外難しい。

これができるのは、価値観の違いがあっても、違いを面白がって議論できると思えるから。

でもこれって、友人だけではなく、人と人とのコミュニケーションで大切な部分な気がする。


気付き

以上のように、本屋を一緒に楽しめる友達の特徴を考えたら、人と付き合っていくうえで大切なことが見つかった。

・相手の関心や意思を尊重すること
・時には相手からの視線を忘れ、自分の心の声を大きくすること
・勇気を出して、自分の「好き」を共有すること
・価値観のずれが見つかっても、面白がって議論すること

まとめると、いろいろな気づきを与えてくれる友人が、やっぱり大好き、という話。

なんだか上手にまとまりませんでしたが、これも記録です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

p.s. 紙博@東京に行ってきました!
かわいいものばかりで、終始ため息ばかり。。。
そのうち気になった作家さんや、購入品の紹介もしようかな🤔✨
終わりに蔵前を散策しましたが、「窓フェチ」にはたまらない、
うつくしい外観の建物ばかりで、大好きな街になりました。

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