見出し画像

体験をどのように設計するのか、図書館と新規事業のアイデアWSから考える。

法政大学大学院メディア環境設計研究所では、デジタルとアナログ、リアルとバーチャル、と様々なメディアに囲まれた空間から情報を得る社会において、その体験はどのように設計できるのか、また設計できないのか。高知県佐川町に建設される図書館を中心とした新文化拠点の情報環境設計と、移動体験の新サービスのアイデア創出という2つの報告から考えます。

佐川町新文化拠点(仮称)整備基本設計業務プロポーザル二次審査

研究会の概要
日時
:2022年3月6日(日曜日)13時から17時ごろまでオンライン(zoom)で行います。

発表者
野々山正章さん:Yumemi inc. シニアサービスデザイナー/softdevice inc. CSO(Cheif Strategy Officer)/法政大学大学院メディア環境設計研究所 特任研究員/株式会社山と道 ラボ スタッフ

白井瞭さん:株式会社リ・パブリック。早稲田大学文化構想学部卒業。アムステルダムメディアラボ留学。法政大学メディア環境設計研究所特任研究員。トランスローカルマガジン『MOMENT』編集長。

スケジュール
13時 :挨拶
13時5分: 発表①「 佐川町新文化拠点から考える情報環境設計」白井瞭
 2021年、リ・パブリックはハウジング・森下大右・ishibashinagara 設計共同企業体と協同で、「佐川町新文化拠点(仮称)整備基本設計業務プロポーザル」に参加、最優秀提案者として採択されました。日本植物学の父・牧野富太郎出生の地である高知県佐川町にて、現在設計中の図書館を起点とするデジタルとアナログを行き来する情報環境設計の構想について報告します。
13時35分 :質疑
13時55分 :発表② 「移動体験のアイデア創出手法について」野々山正章
 移動における新規事業開発のアイデア創出のためのワークショップ(以下、WS)を設計、実施した。実際の行動に近い連続性をもった空間移動や人工物の配置の中で、行為が状況的であり、情報行動の連続性を踏まえ、状況論的にWSを再デザインを試みた。徒歩と電車移動を組み合わせた観光や散策をしながら、アイデア創出をおこなった。状況論的WSの有効性を検討するために、会議室でのアイデア創出WSと比較し、人工物や人間や情報がどのように構成されてアイデア創出にむすびついたかを報告する。
14時25分: 質疑
14時45分 :休憩
15時 :全体討議
17時ごろ 終了予定

参加費:無料です。

参加方法:どなたでも聴講が可能です。質疑や討議は研究員らが中心となって行いますので、このフォームでご参加する方は聴講のみとなります。聴講の場合入退室は自由です。以下のURL先のフォームでお申し込み頂ければ、前日に参加用のzoomURLをお知らせします。申し込みは締め切りました。


主催:法政大学大学院メディア環境設計研究所

:録音・録画はご遠慮ください。討議メンバーに入って頂きたい場合に、こちらからご連絡することがあります。

研究所について:5G・IoT時代に対応する人間を中心としたメディア環境の設計を考える法政大学メディア環境設計研究所。 2020年6月に書籍『アフターソーシャルメディア -多すぎる情報といかに付き合うか』を出版するなど、情報過多時代における人々の情報接触について調査・研究を行ってきました。2021年度から「移動とメディア」をテーマに取り組みを進めています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?