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夕暮れだけが、夢みたいに

沢山のともだちと一日そとでピクニックをする日。

「久しぶりだね」と駆けよって、そそくさとシートを広げ、風に飛ばされないようにリュックをおく。中央にスナック菓子をおいて、今日の天気について一通り話す。

気がついたら何人かがもってきたフリスビーで遊びはじめている(わたしはそれに混ざったり混ざらなかったりする)。

ずっとふわふわとしたまま、西陽に段々と角度がついてきて、夕暮れ。他に予定もなくだらだらと残っていた何人かで、ぼんやりとする。帰り支度をしなくちゃいけないな、とみんな少しだけ思いながら、それでも赤むらさきに変わっていく空を何ともなく見あげて、ふたしかなあれこれを思う。

いつまで経っても変わらないわたしたちのこと、仕事場においてきたいくつかの億劫なこと、まだ残っているかもしれない未来の道すじのこと。

夜になったらまた、わたしたちは街に出て、行くあてもなく意味のないことを叫びあうはずだ。ただ夕暮れだけが、夢みたいにわたしたちをメランコリックな場所にこともなげに連れていく____。

このアルバムは、ちょうどそんな一日みたいだ。わけもなく楽しい曲が続いてきたと思ったら、最後から二曲目になって、夕暮れ時がくる。

「果てしない夢をみた 夕暮れ船は出て とろり滑っていく水兵さん いそがしい」

「SWEET DREAMSがいいよ きみとかくれんぼ」

「 SWEET DREAMS何色? 僕はもう寝そうだよ」……

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