見出し画像

新卒時代に私生活で絶対にしないと決めていた4つこと ~無駄を削ってできる限りI/Oに時間を当てて早期に成果出すのって大事~

どーも。新卒で入った会社で、4年と9ヶ月で事業部長にまで昇進できた過去を持つafroscriptです。

(4年9ヶ月というのは、ベンチャー企業界隈では別にたいして速くもなく、自慢にもならないと個人的には思ってるんですが、僕を知らない人に対して、多少の記事の信頼性を確保するために偉そうに一応書いておきます)


社会人3年目の2015年にFacebookに投稿した「新卒時代に大切にしてたこと3つ」が、

なぜか毎年春になると「いいね!」が増えて、今年(=2019年)で「138いいね!」くらいまで伸びてきているので、

逆に「意識的に絶対しないと決めていたこと」もまとめてみたいな〜と思ってこの記事を書き始めました。


...という導入文を書いたのが確か今年の5月。

気づけば公開まで8ヶ月が経ってました。笑(文章仕上げる前段階で放置してしまってたorz)

今年の汚れ、今年のうちに。

今年のnote、今年のうちに。

...ということで、中途半端に書いていたこのnoteを年内に書き上げようと再度筆をとった次第です。


ちなみに、Facebookに投稿した【新卒時代に大切にしてたこと】とは下記3つ。

①むやみやたらと頑張って、頑張ってる感出す(特に量)
②雑用しまくる
③とりあえずなんでも、やる!って言っちゃう

詳しい投稿内容はこちらをどうぞ↓(うーん、文章のテンションが若い笑)


新卒時期のスタートダッシュで8割くらいの人は人生決まると思う

さて本題...の前に、少し前置きを話しておきます。

(いや、この前置きが1番書きたいことなんですけど)

新卒として入社した頃って、新生活にウキウキして「(仕事以外にも)いろんなことに挑戦したい!」って息巻いてるんじゃないかなと思います。

僕もそうでした。

初めての東京暮らし、初めての1人暮らしだったので、

料理できる男子になるぞ!とか息巻いて、必要以上にオシャレな調味料を揃えてしまったことを覚えています。

全然使わずに全て賞味期限を迎えましたが。

しかし、本当の仕事できるマン(ま、僕もまだまだひよっこですが)になるためには、この時期に、少しでも多くの時間、というか飲食と睡眠時間以外のほとんどを、inputかoutputに充てることがスーパー重要だと思います。

(ちなみにソフトバンクの孫さんも、学生時代やソフトバンク立ち上げの頃は、食事時間ですら本読むとかで、インプットしてたらしいですよ)


そして、なる早で同世代から頭一つ抜けるのが大事なんです。

頭一つじゃなくても同世代が100の結果出してるなら101でもいい。


その+1があれば、

→ 社内でおもしろい(or難しい)仕事が出てきたときに任せてもらえる
→ それを頑張ってなんとか成果に繋げる
→ 経験値が他の人に比べて圧倒的につく
→ もっとおもしろい仕事をふってくる
→ もっともっと経験値がつく…

という好循環に乗れます。

そうやって、より大きな仕事を動かせるようになっていく(=成長していく)もんだと思います。


逆に言うと、さもなくば、

→ 同期に、いやむしろ後輩にすらおもしろい仕事をどんどん取られる
→ 大きな経験値が詰めなくなる
→ ちょっとの成長しかできない
→ 永遠と同じような仕事ばかりしか任せてもらえない

...という悪循環の人生になってしまいます。


図にするとこんな感じ。

新卒時代にそれなりに頑張ってそれなりに成長するAさんと、他の人よりわずかでも多く結果を出そうと努力したBさんの、時間軸でのoutput量の変化。(値はテキトー)

画像1

最初のアウトプット①の時点で、BさんはAさんよりちょっとだけでも成果を出すよう努力したみたいです。

②の時点での成果も、BさんはAさんよりちょっとだけ上回ったようです。Bさん頑張ってる。

そこに「おもしろい仕事」が発生しました。

Aさん or Bさん、どちらに任されるか?

無論、ちょっとでも成果を出してるBさんがその仕事を任されるでしょう。

Bさんは、苦労しながらも、自分のレベルよりもちょっと上のその「おもしろい仕事」も、きっと頑張ってなんとか成果に変えるでしょう。その経験は実力となって返ってきます。

すると③の時点では、BさんとAさんの力の差が明確に出てきて、outputに差が開き始めます。

そこに「さらにおもしろい仕事」が発生しました。

きっとさっきの「おもしろい仕事」よりもさらに難易度も高く、これを乗り越えれば大いに成長する仕事です。

無論、Aさんにそんな仕事が任せられることはありません。

なので、Bさんが任命され、その分さらなる実力をつけます。

そして、その後の2人のoutputの差は...


あとは言うまでもないですよね。

こうやって人の何倍も成果を出す人、出せない人が生まれてくのです。


そんなこんなで、Aさんみたいな悪循環状態になってさらに時が経過してしまうとどうなるでしょうか?

そこからどうにか抜け出そうとしても、社会人5,6年目にもなれば、結婚してるかもしれないし子どももできてるかもしれないんですよね。

そうするとそこから抜け出すために努力に充てられる時間はめっちゃ限られてきます。

なのに、野心と無限時間を持った新人たちも次々と現れきてわすごい成長角度で伸びて頭角を表してくる。

そうすると、実力の絶対値では勝てても、若さと成長角度で勝るその新人たちにも、おもしろい仕事を奪われる可能性が高くなる。


そう、新卒時代に頑張るよりよっぽどハードル高い。

新卒時代にがむしゃらに頑張った方がよっぽど楽だと思うんです。

ということで、社会人としてのスタートダッシュは超大事。

なので、【なるべくinputかoutputに充てられる絶対的な時間の総量を増やすため】に、私生活のどうでもいいことはなるべく避けるべく、個人的にやらないと決めてたことを書いていきます。


料理(自炊)

まずは、これですね。冒頭でも少し触れましたが、途中からきっぱり辞めました。

料理自体はいろいろできるようになったら楽しいんでしょうけど、材料を買いに行く時間、作る時間、食べる時間、片付ける時間がかかりまるよね。

食べる時間は必須だとしても、なんだかんだ1料理あたり、前後に2時間くらいとられるなと。「え、2時間もあれば、本120ページ読めるやん!」...と思って辞めました。

最初は、米研いで料理もしてましたが、だんだん無洗米になり、最終的には緊急食用のサトウのご飯といくつかの缶詰を常備しておくくらいになりました。

そして、ご飯はほぼ全部外食にしてました。

幸い当時住んでたのが三軒茶屋で、24時間いろんな飲食店が開いてたので、500円+α程度でもおいしく&バランス取れた食事が採れるお店がいっぱいありましたし。

てか、金銭面的にも、(テキトーな)自炊なら1食あたり普通に3~400円はするし、数百円をケチるために2時間を注ぎ込むなんて、無駄すぎる!

本読みながら外食した方が絶対成長に繋がる。

さらに、冷蔵庫にある食材の賞味期限がいつのまにかタスクの締切日かのように見えてきて、、、辞めることを決意したのでした。笑


あ、料理自体を否定してるわけではないのであしからず。

料理そのものは本当に仕事や趣味として時間を割けば、すごくクリエイティブなことなので、感性を磨きたいとか、それ自体が息抜きになるとかちゃんとした意図があれば、全然やるべきだと思います。

(むしろ家庭を持った今は、僕もついに少しだけ料理の練習を始めました)


貯金

次はこれ。

貯金増やすより、自分に投資して自分のスキル上げてor増やして、給料上げた方が人生トータルで稼げる額は増えるだろうという意味でやらないと決めてました。

お金を貯めるより、スキルを貯める。

その頃に絞り出して貯金できる額なんて、自分が成長してれば、5年後、10年後には一瞬で稼げるようになってるだろうなと。(実際なってるし)

毎月4,5冊は本に買ってたし、プログラミング学校行くとかしてたら、3,4年目の頃まで、本当に貯金0円でした。

もちろん、貯金についても、例えば「5年後にXXで独立するために500万円貯める!」とか明確な目的と目標金額があるのならいいと思います。

まぁそれでも個人的には少なくとも1,2年はほぼ全部自己投資に回した方がいいと思いますが。


洗濯物をたたむこと、洋服ダンスにしまうこと

3つ目、小さなことですが。洗濯に関わる時間も無駄だと思ったので、削りました。

ハンガーかけを2つ用意して、洗濯後は基本的には室内干し用のハンガーかけにかけて、乾いたら、もう一方のハンガーかけに移すだけ。

乾いてもたたまない。ハンガーから直接着るのみ。

乾いた洗濯物をたたんでタンスにしまって、着るときにまた出すのは工数の無駄すぎます。

あと、ついでにオススメするのは、靴下を全部同じ種類にすること。

僕は全部黒のNIKEの同じ型の靴下しか持ってなかったので、左右1セットを探すのに時間をとられることがなくなります。


6時間以上の睡眠

最後、4つ目は2年目くらいから決めたこと。

寝てる時間は当然ながらinput / outputできないので、最低時間だけにすると決めてました。(もちろん、二日酔いの日とかは夕方まで寝ることもありましたが笑)

僕は、けっこう睡眠については悩まされてて、どうあがいても日中眠くなる体質(⁇)らしく、12時間くらい寝た次の日でも仕事中の午後は眠くなるので、かなり困ってました。

(入社後、部署に配属されて2日目の研修で先輩の目の前で寝てしまい、"眠りの小五郎"というあだ名がつくほど。。。笑)

しかし、逆に3時間くらいしか寝なくても眠くない日も多く、あるとき、(僕にとっては)睡眠時間の長さと日中眠くなるかどうかは比例しない!と悟りました。

眠くなるときは眠くなる!しょうがない!と諦めることにして、最大でも体に害を及ばなさそうな6時間しか寝ないと決めました。

なので、平日は毎日深夜2時までは、何かしら仕事するか本読むかして、ギリギリ会社に間に合う8時に起きてました。


まとめ

僕なりにやらないと決めたものを4つあげましたが、もちろん、別にこの4つをやめることが重要というわけではないです。

これはあくまで僕の事例。

自分が時間割いてるもののなかで、もっと無駄なものはないか?

私生活においても仕事においても、自分なりにこれを探して、少しでも多くの時間を自分の成長や成果を出すことに使うのが重要だと思います。


社会人経験のない新卒が持つ一番の資産は「時間」です。

ぜひその「時間」を無駄なものに投資せず、いかにして自分の「スキル」や「経験」に変換していくか?

それを意識し続けてるのが重要なのだと思います。


※注意:この記事で言う「新卒」は、大学時代に企業でガッツリ働いてました or 起業してましたみたいなすでに社会人レベルの実力を持つ人を除きます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたお布施は、嫁と子どもにおいしいものを食べさせてあげるか、僕がアフロにするための資金にさせていただきます。