[後編] 66時間に及ぶ出産に立ち会った旦那は、母親になることの偉大さを知った ~夫は絶対に出産の立ち会いをした方がいい~
3日間に及ぶ壮絶出産体験記(旦那目線)、後編。
ようやく3日目の深夜0時に分娩室に再入室し、朝を迎えたところからの続きである。(最初の陣痛スタートからはすでに48時間が経過している)
前編はこちら
Day3-3:絶望と希望
気づけば朝8時を回っていた。
夜が明けて朝になり、分娩室に日が差し込んでくると、だいぶ眠気はなくなってきた。
「なんとか夜を乗り越えた…」
その安堵感とともに、まだ出産は始まらないのだろうか、という不安もよぎる。
「診察でーす」
来た。
ついに診察の時間がやって来た。
診察したからと言ってすぐ生まれるわけではないが、あとどれくらいで生まれるかくらいの目安は分かるはずだ。
おそらくだが、昨晩の状態の何が1番辛かったかというと、「終わりがみえないこと」である。
およそ10分に1回、腹を全力で殴られたり切り刻まれたりし続けるような拷問じみた状態を、いつまで耐えればいいか分からないというのは、想像を超越するダメージを精神に与えるだろう。
なにより、旦那としては、これ以上終わりの見えない闘いを続けるには、さすがにもう励ましの言葉が見つからなかった。
だから、このときの「診察でーす」という言葉は、もはや天の声のようにさえ感じた。
が、
「うーん、昨日とあんまり変わってないですねー。もう少し様子をみましょう♪」
…?
…????
え…????
な、、、なんだと、、、!?!?
絶望である。虚無である。ラテン語で言うならニヒルである。
わずかに残った生気が全身から抜け出ていくのが分かるほど、空いた口も目も耳も塞がらない。
これはマンガなんかでよくある展開の、敵軍の包囲から命からがら抜け出してようやく援軍の旗を見つけたと思ったらそれは敵の罠でした、みたいなやつだ。キングダムあたりでそんなシーンがあった気がしないでもない。
部屋を出いく医者。
無言の室内。
それでも陣痛は来る。
もはや痛がる声さえも弱々しくなる嫁。
無言でおしりを抑える僕。
もう僕には「頑張ろう」は言えない。
さすがにこれは無理だ。どう見てもこれ以上は嫁の体力も気力も持たない。
帝王切開でもなんでもいいからどうにかしてやってくれと言うしかない。医者を呼び戻さなきゃ。
そんなことを考え始めたそのとき、
「すみません、やっぱ促進剤打ちましょう!」
医者が、慌てて部屋に戻ってきた。
多分、すでに2日間も陣痛に耐え続けてることを助産師さんが伝えてくれたんじゃないだろうか。
(医者は担当がついてるというより、シフトに入った人が見るという感じのようだったのでその事情を知らなかったんだと思う)
「遅ぇよ!さっき言えよ!」と心の中では思いつつも、一気に広がる安堵感。そしてようやくうっすらと見えた希望。
多分あと5分医者が来るのが遅かったら、いろんなものが終わってたと思う。
ギリギリのところで、気力の命綱がつなぎ止められたようだった。
Day3-4:本当の闘い
とはいえ、実はまだまだ闘いは終わらない。これからがようやく出産に向けた本当の闘いなのだ。
促進剤のおかげでスピード感をあげて強くなる陣痛。
どんどん痛みが増し、嫁としては辛いのであろうが、さっきまでの状況を考えると、ちゃんとした進捗が出ているようでうれしくもある。
ちなみに昼をすぎる頃には、おしりを抑えるのに、いや、押しこむのに必要な力は、すでに尋常ならぬレベルにまで到達していた。
本当に本当の全力の力で押しこむ必要があるのだ。
心底パワー全開。全身全霊。
5ヶ月前からジムで鍛え始めた僕の筋肉たちがフル稼働。
そろそろ陣痛か?という気配がしたら、もはやスクラムを組むかのような低い姿勢で構え、
嫁が「うぅっ」などの声を発信した瞬間、
クラウチ! バインド! セット!
全身でおしりにテニスボールを押しこみにいくのである。
それでも外へ出ようとする赤ちゃんの圧力は、驚くほど非常に強い。
だいの大人が、これだけ全身で押し込んでようやく均衡が取れるくらいなのだ。
日本中に感動の渦を生み出した、ラグビーワールドカップ日本 vs アイルランドに勝てるとも劣らない闘いがそこには繰り広げられていた。
しかし、それでも、、、
夕方4時になってもまだ生まれる気配が出てこないのであった...。
一度復活した嫁の気力の糸も、再び切れかけようとしていた。
Day3-5:最後の闘い
時計に目を向けた。
朝方に不覚にも憎悪をむけてしまった時計の針は、さらに一周分の時を刻み、本日二度目の「5」を指そうとしていた。
医者による夕方の診察の時間である。
診察が始まり、医師が状況を確認すると、何やら助産師さんたちとヒソヒソ話し始めた。
周囲の人たちも少しづつ慌ただしく動き始める。
そして、
「子宮口が開いてきましたね。8時か9時頃には生まれそうです」
…!
...!!!
ついに!!...ついにである。
ようやく出口の見えないトンネルに光が指した瞬間であった。
ここまでくればあとは多分ラストスパートである。
「もう少しだけど、お母さんもお父さんもここからが一番を体力を使うから」との助産師さんからアドバイスで、
嫁はウィダーインゼリーを2本ほど飲み干し、僕は、朝から応援に来てくれていた嫁の母が急いで買いに行ってくれた松屋の牛丼を猛ダッシュで胃の中にかきこんだ。
「しかし、お母さんはまだしも、お父さんも体力を使うって、どういうことだろう?」
…なんてこともふと頭によぎったが、その理由はこの後、身に染みて分かることになる。
さて、そこからの陣痛の痛みは、それまでとは比べものにならないほど急加速で増していった。
もはや嫁がしゃべる余裕はどんどんなくなり、陣痛が来るたびにこれまでに聞いたことのないような声で唸っている。
やはり、痛みのレベルでいくと、これまでのものは全て前奏程度のものだったのだろう。
助産師さんたちのソワソワ感も次第に増していく。
この頃には、ほとんどのことは助産師がしてくれるので、いよいよ旦那ができることといえば、嫁の指示に従いウィダーinゼリーを口に運ぶことと、「ひーひーふー」くらいであった。
いや、「ひーひーふー」もどうやら助産師さんの方がタイミングやテンポを把握していて、嫁は助産師さんの方ばかり見ている。
控え目に言っても僕の未熟な「ひーひーふー」の存在価値は10段階評価で2くらいである。
ドラマで見るような、旦那の手を握りながら一緒に「ひーひーふー」するようなシーンは、微塵も見当たらない。
また、手も握るには握ってみたが、嫁は手よりもベッドの手すりを握る方がしっくりくるタイプだったようで、2ターンくらいでベッドの手すりへと I'm back であった。
その後も特に I'll be back することもなく。
残された僕のミッションはウィダー in ゼリーをいかに早く口に運ぶかである。
まさにテニスの国際大会のボールボーイorガールのように、俊敏に静と動を使い分け、来たるべきときになればコンマ数秒ですぐにウィダーinゼリーをさし出すのである。
ちなみにウィダーinゼリーには数種類あるが、1番主力として売られている青色のものを選ばなければならない。
青色ウィダーは、カロリー摂取を主目的においたものであり、短時間で大量のカロリーを消費する出産というシーンには一番適している。
助産師さん曰く、青以外のウィダーを買ってきた旦那を見ると「分かってないな、この人」と思ってしまうらしい。
イケてる旦那を演出できるよう、嫁の出産を控えたメンズは覚えておくといいのかもしれない。
8時半に差し掛かった頃、いよいよ生まれそうな雰囲気になっていた。
"雰囲気"と表現しているのは、助産師さんたちにあとどれくらいですかね?と聞いても「あと少しです!」しか返ってこないからである。
個人的には、進捗管理は出来る限り数値化したいタイプなので、「進捗○○%です!」みたいな回答が欲しかったのだが、
まぁ赤ちゃんは出たり戻ったりもするらしく、数値化しちゃうと「進捗減ったんかーい!」みたいなことが起きて余計なストレスを与えないように気配りされてたのかもしれない。
この頃には、いつのまにか分娩室のベッドは、出産モードへとその姿を変えていた。
まるで変形ロボットかのように、ベッドの足元部分が両サイドに開き、足を広げて曲げた、生みやすそうな状態にモデルチェンジするのである。ハイテクだ。
ひーひーふー的な呼吸は引き続き続いているが、当初予定された8時台になってはいるものの、もう一踏ん張り必要らしい。
9時を回った頃、ようやく助産師さんから分かりやすい進捗方向が出る。
「髪の毛見えましたー!ふさふさです!」
おいおい、ふさふさなんかーい!と、思わぬ報告に、一時的に気が緩む室内。
嫁もなんとか手を伸ばし、その髪の毛を確認し一言。
「あ、ふさふさだ。笑」
最後の最後のスパートに向けてエネルギーをもらえたようだ。
その後もしばらくひーひーふー攻めをしていると、
「パパも手伝って!」
と、助産師さんからついに声がかかった。
もはや完全にテニスコートのボールボーイと化していた僕。
横でスーパー痛そうしてる嫁には申し訳ないながら、ちょっと手持ちぶさただなと思っていた僕は、ここぞとばかりに「はいっ!」と良い返事をした。
はたして、この終盤でどんなタスクを渡されたかというと、こんな感じである。
↓
絵の中の僕のオトボケ顔はさておき、嫁がイキむタイミングに合わせて、お姫様だっこのような感じで体を丸めながら起こすのをサポートするのだ。
体を起こしてイキんだ方が力が入りやすいのだが、もはや毎回十分に体を起こすほどの腹筋エネルギーは残っておらず、それを旦那がサポートするという寸法である。
このお姫様抱っこサポートのスキルは、数回やる分には全然たいしたことではないのだが、これを約3,4分に1回やり続けなければならないので、なかなかにきつい。
絵では分かりづらいが、嫁はベッドの中央で寝ているが、僕はベッドの外からサポートするため、自分の体と腕の間に距離できてしまい、なかなか力が入れづらいのである。
先ほど助産師さんが言っていた、お父さんも体力使うとはこのことか。
そう思いながらも、この程度のダンナの大変さなんて嫁の230分の1程度だろうということで、ここぞとばかりに頑張るのであるが。
しかし、この技を使っても、子が産まれ出るにはもう一息足りないようだったらしく、次の必殺技を使うことになる。
これである。
ベッドの上に枕をセットし、枕越しにベッドの柵を押しながら踏ん張る技である。
この技は一見、旦那は何もすることがないように見えるが、そこは違う。
嫁は一心不乱に枕越しにベッドの柵を押すのだが、手の力の方向まで気を使う余裕はないので、何もしないと力が上方向に分散してしまうのである。
例えば枕を押す力の方向が、ベッド水平方向に対して30度でも傾いてしまえば、その力は√3/2倍、つまり、ひとなみにおごれやの半分=約85%ほどに減少するのである。
45度なら約70%、60度なら50%...
残りわずかのHPを振り絞っている嫁の頑張りを、1ミクロンも無駄にしないよう、高校物理で学んだ力学を頭の中で思い出す。
また、力が斜めになると、手が枕から滑ってすっぽ抜けてしまう可能性もある。
よって、上の図左のように嫁の手と枕の接触点付近を上から抑え、そっとその力を水平方向に集中させてあげるのである。
多分、この地味なサポートは、嫁も助産師さんも誰も気付いてないであろうが、「これぞ影で支える旦那力だ」
そのように密かに自己満足に浸るのであった。
しかし、これでも出てこないので、さらに形態を変えることに。
第三形態はこんな感じである。
僕の画力のせいでなんともメルヘンな絵面になってしまったが、
イスに座った旦那の背中につかまり、踏ん張るのである。
(ちなみに、このとき僕は背面を見ることができないので、絵の中の嫁のポーズは想像上のものである)
結論、これは非常によかったらしい。
嫁曰く、これで力の入れ方のコツが分かったらしい。
事前に知人からも聞いていたが、どうやら妊娠にも技術があるらしい。どの体勢がいいかとか、出やすい力の入れ方やタイミングとか。
きっとそういったものをこのポーズで習得したのであろう。
また、このポーズの何よりよかったのポイントは、一緒に産んでる感が出ることである。
肩に置かれた嫁の手から、嫁の頑張りが伝わってくる。
少しでも励まそうと、その手の上に僕も手を添えた。
そう、夫婦愛である。
そしてその後は、また第一形態に戻ったり、第二形態に戻ったり、また第三形態に戻ったりといったことを数回繰り返した。
そうこうしていると、医師らしき人がもう1人バタバタとやってくる。
巨大なハサミが見える。
出る直前に切るとは聞いていたが、実際そのハサミを目にすると、多少の恐怖は感じる…と思いきや、まさに生まれ瞬間はもはや空気感が戦場すぎてそれどころではない。
バチーンと多少の音が聞こえたが、嫁はそれ以上に必死なので、切られたどうこうを気にする余裕はない。
しかし、まだ出てこない。
時計を気にする先生たち。イキミはじめて一定時間が経つとあまり良くないといったことがあるらしい。
そして、さらにまた第一形態。
お姫様抱っこサポートで必死に嫁の体を前に起こす僕。
医師が尋常じゃないくらい嫁のお腹を押し始める。
ボゴォン、ボゴォン、ボゴォォォンって。
え、そこまで押す?さすがにやりすぎじゃない??と、正直ちょっとひいていたそのときだった。
「出ましたー!」
ついにわが子がその姿を表す。
もぉ、なんかすっごい。
でかい塊が、ヌルんって。
これ、本当に人間の中に入ってたもんなん?
その瞬間の正直な感想はそれだった。
そして感動のご対面かと思いきや、そのままその塊は、医師Aから医師B、医師Bから助産師Aに次々に手渡される。
ラグビーのスクリューパスさながら、それはそれは優しくすべてを包み込むようなパス回しだった。
助産師Aはそのままどこへ駆けていった。
ひとまず...
終わった…。
「おつ...かれさま...」
もはや有声音を出す余裕はない。かすかな吐息にわずかな音量を上乗せたしたような声で、お互いこの長い長い戦いの乗り越えた功績を労う。
時計を見ると、22時半を回っていた。
嫁が言う。
「あれ、そういえば泣いてない...?」
そうか、赤ちゃんは普通、生まれた瞬間泣くものだった。
しかし、助産師さんがすぐに戻ってきて、
「胎児の体をきれいにしてるので、少々お待ちください」
とのこと。
ちょっとよく分かんないけど、ふーん、そういうもんなんだー。
おそらく本来なら、生まれてすぐ泣いてないことに心配するところなのだろうが、あまりの脱力感に、2人の思考レベルではそれくらいしか考えられない。
ひとまず...終わった。。。
終わった。。。
終わったんだ。。。
とにかく嫁、本当の本当におつかれさまである。
何度か「おつかれさま」と伝えつつ、お互いほぼ放心状態が続く。
どれくらい時間が経ったから定かではないが、しばらくすると別の医師がやってきた。
NICU(新生児特定集中治療室)の医師だと話すその男性が説明を始める。
胎便吸引症候群だと告げられる。
ようやく心配する思考が働き始めたが、重症ではなく、1,2週間ほどの入院は必要であるが、大丈夫そうとのこと。
僕としては、命さえあってくれたらそれでいいと思っていたのてま、ほっと胸を撫で下ろす。
しばらくして彼女は、厳重そうなケースに入れられて連れてこられた。
呼吸器やよく分かんない管がいくつかつけられてはいるものの、元気そうにもぞもぞ動くかわいらしい姿がそこにあった。
「本当に、生まれたんだ...!」
人から人が生まれるという事実は、なんだか壮絶すぎて。実感があるような、ないような。
実際に赤ちゃんを前にしても、そんなうっすら半信半疑な感覚だったのを覚えている。
それと同時に、放心状態の中にもわずかながら抱いていた一抹の不安、まさかのまさかで本当はダメなんてことがあったら...、そんな思いもようやく払拭された。
しばらくその場で、生まれたばかりのその命と触れ合ったのち、彼女はNICUへと連れられていった。
時計は12時を超え、4日目を迎えたところであった。
約66時間に及ぶ壮絶なドラマが、ようやく幕を閉じたのだった。
これから子の誕生を迎える予定の旦那たちへ
文章にしてみると、改めて壮絶な戦いだったと思う。
それを最後まで乗り越えてくれた嫁と、50cm程度の小さな体でここまで頑張って無事に生まれてきてくれたわが子には、感謝とリスペクトが止まらない。
では、長時間にわたるこの戦いに実際に立ち合いしてみて何がよかったのか?
それを最後に綴ってこの体験記を締めようと思う。
タイトルにもしたが、最も声を大にして伝えたいのは、出産の立ち会いは是が非でもした方がいいということだ。
それは、子を生むことの大変さへの理解度が圧倒的に変わるから、である。
何事でもそうだが、百聞は一見にしかず、「聞く」と「見る」ではやはり次元が違う。
そして、「体験する」はさらに次元が違うと思う。
男というものは、体のつくり上、どう頑張っても「体験する」ことはできない。
が、「見る」こともしなければ、「聞く」だけレベルの旦那と、実際にそれを「体験した」レベルの嫁の間には、それはそれは大きな格差ができてしまうだろう。
ただでさえ、嫁はすでに10ヶ月も前から、体の不調や変化で、新しい命の誕生を実感してきているのである。
そこにさらに大きな格差ができてしまうのだ。
では、その格差は何を生み出すのか?
おそらく親になることへの覚悟の差だと思う。
子の命を預かることへの決意の差である。
自分の大事なパートナーが、こんなに苦労して産んでくれた存在を大事にしないわけにはいかない。いや、しないわけがない。
もしこの立ち合いを逃していたら、僕は本当に親になれていたのだろうか?
それは法律上の親とかではなく、自身の心理の奥底から本当に親だと思えていたのだろうか?
少なくともすぐには無理で、1年か、あるいはそれ以上かかったんじゃないだろうか?
これは時間が遅れることが問題と言いたいわけではない。その格差を持った状態で、嫁と同じ目線で子育てに迎えるだろうか?何のわだかりを生まずにいれるだろうか?
(まぁもちろん立ち合いをしていたとしても、正直、目線が合うには多少の時間が必要ではあったが)
出産の立ち合いをするということは、この先何十年も続く"家族"の始まりを共に迎えるということである。
そう考えると、とても尊い瞬間なのではないだろうか?
あなたの家族にとっての大事な大事なはじめの一歩、
逃してしまうにはあまりにももったいないと思う。
もちろん、止むを得ない事情で立ち会えないこともあると思う。
が、本当にそれは止むを得ない事情なのか、人生で一度しかない奇跡の瞬間を犠牲にしなければいけないほどの事情なのか、
それは今一度よく考えた方がいいのではないだろうか。
出産において、旦那がやれることはたかが知れているが、
それでも大切な家族のスタートを一緒に過ごすという意味での立会いには、大きな意味があると思う。
あなたの大切なパートナーと、そして新たに加わる新しい小さな命と、一緒にいい家族を作っていきたいのなら、絶対に立ち会うことをオススメしたい。
おまけ
陣痛かもしれないと病院に駆け込みんでから2日連続、急遽リモートで仕事させてもらうことになったのだが、
気軽にリモート許可もらえたり、仕事よりもそっちを優先して!と言ってくれた職場(メルカリ)やチームのみんなにも、改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。
ありがとうございましたmm
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