ロックマンXについて語ってみる

 はい!やってまいりました。孝太の雑録。

 以前、ロックマンシリーズについて語らせて頂きました際、分家としてロックマンXシリーズがあることをお話しました。

今回はこのロックマンXシリーズについてお話しします。
 まずロックマンXの舞台はロックマンの世界から100年以上先の未来で、レプリロイドという人間により近いロボットの進化版が、活躍する世界になります。主人公Xはロックマンの生みの親、Drライトが最後に作ったロボット。そして後の相棒ZEROは、Drライトの宿敵、Drワイリーが作ったロボットです。そして彼らとΣ(シグマ)との戦いが、前シリーズの大まかな流れになります。尚、死んだと思われたキャラクターが生きていたという事が多くあるシリーズでもあります。

1 ロックマンX

 現在8まで出ています。初代は1994年にスーパーファミコンで発売され、最新版の8は2005年に発売されました。これ以後は携帯版では色々出ているようですが、家庭用ではグレードアップ版を除いて新作は出ていません。
 今回はこの中で僕がやってきたゲームについて解説していきます。

①ロックマンX

画像1

 先述した通り、1994年、スーパーファミコンにて発売されました。
 本家のボスから武器を奪うシステムの他、以後ずっと続く、パーツによるパワーアップシステムが、当時は珍しく結構人気があったようです。また、本家に比べて難易度は高めで、色々と考えさせられるゲームでした。相棒のZEROはこの時はサブキャラ程度の扱いで、途中で死んでしまいます。なのでネタバレするとエンディングは後味の良い物ではありませんでした。
 今作はΣとの最初の戦いという意味合いが大きい作品であり、Xの成長に重点を置いた作品のように思えます。尚、PSPで2005年にイレギュラーハンターXの名義でリメイク版が発売されています。

②ロックマンX2

画像2

 1995年、スーパーファミコンにて発売されました。
 前作からパーツによりエアダッシュが追加され、遊べる幅が広がりました。新たな敵、そしてボスを倒すことでZEROが復活するなど、見所は多かったです。ゲーム内容自体は前作とそこまで変わらず、まあまあ面白いと言ったところでしょうか。

③ロックマンX3

画像3

 1996年にスーパーファミコン、セガサターン、プレイステーションにて発売されました。スーパーファミコン以外はオープニングアニメが見えます。
 今作から制限付きではあるものの、ZEROが使用可能になり、Xとの役割分担の重要性が高まった感があります。また、それにより今までよりも数段面白くなったと個人的には思っています。8人のボスも、1に登場したブーメル・クワンガーの仇討ちのためにXの前に立ちはだかる弟、グラビティ・ビートブート等、個性的なキャラクターが登場します。尚、岩本佳宏さんの漫画版ロックマンX3では、グラビティ・ビートブート、シザーズ・シュリンパー、アシッド・シーホース以外の5人については、倒した後はXとZEROの味方に転じます。今までとはひと味もふた味も違った魅力がこの作品にはありました。

④ロックマンX4

画像4

 1997年にセガサターンとプレーステーションにて発売されました。
 今作からZEROが完全に独立して使えるようになり、それぞれの物語が発生するようになりました。またXがスピード重視、ZEROが攻撃重視となり、これは6まで続きます。尚、ハードが完全に変わったことで画質も良くなり、ゲームシステムも充実したことから、遊び方に幅が出来、シリーズ最高傑作とも称されます。初心者はこの作品から初めるのが良いかもしれません。

⑤ロックマンX5

画像5

 前作から3年の時を経て、2000年にプレイステーションにて発売されました。
 負傷したレプリロイドの救出、新たな仲間のサポートシステム等、新要素は満載でしたが、反面アニメーションの劣化(声の省略)もあり、意見の分かれる作品となっています。
 また、本来は今作でシリーズ完結となる予定だったそうで、3つのエンディングのどれも、ZEROが死んだことになっています。そのため非常に後味の悪い終わり方になってしまいました。しかし・・・。

⑥ロックマンX6

画像6

 前作から1年後、2001年にプレイステーションにて発売されました。全体的には5の流れを組み、XはZEROの形見としてゼットセイバーが最初から使えるようになっています。
 実は今作ではZEROが再び復活・・・ではなく、前作で確かに瀕死の重傷を負ったものの、奇跡的に一命を取り留め、最後はDrライトによってパワーアップまで施された上で戦線復帰します。じゃあ5のあれは何だったんだ?ということなのですが、続投の要望が高かったため、無理矢理軌道修正したようですね(笑)。
 尚、今作もエンディングが3通りあり、うち1つはロックマンZEROシリーズに繋がる物となっております。本編に続くエンディングは、今までには珍しく、ハッピーエンドとなっています。

⑦ロックマンX7

画像7

 2003年、プレイステーション2にて発売されました。ハードが変わったことで画面も立体化され、よりリアルになっています。
 今作より新キャラアクセルがプレイヤーキャラとして追加されました。これによりXはスピード重視からバランス重視に変わり、アクセルはスピード重視、ZEROはパワー重視になりました。尚、Xは最初から使用できず、途中から使用可能になります。難易度は難しめではありますが、その分クリアした時の達成感は大きく、非常に面白かったです。

⑧ロックマンX8

画像8

 現行で出ている最後の作品。2005年にプレイステーション2にて発売。そして最初で最後のラスボスがΣ以外の作品。
 前作は立体アクションでしたが、今作は横スクロールアクションに戻っています。尚、Xのみならず他の2人もパワーアップシステムが追加され、条件を満たすとサポートに回っている3人もプレイヤーキャラとして使用可能になります。難易度も程よく難しいといった感じでオススメの1作ですね。

2 その他

①ロックマンXコマンドミッション

画像9

 シリーズ初のRPG。2004年にプレイステーション2にて発売されましたが、正直テンポが悪くて面白くありませんでした。
 時系列としては7の後、正式にアクセルが隊員となった所から始まるのですが、味方が敵になったり、その逆もあったりとややこしく、またZEROが柄が悪くなっていたりと今一よく分からない作品でした。
 正直な感想としてはロックマンXはアクションが一番だなと(笑)。

②格闘ゲームにおけるXとZERO

 X、ZEROともかなりの強キャラになっています。どちらも飛び道具、対空は標準装備しており、性能もバランス型なので初心者でも入っていけると思います。
 それぞれについて解説するとXは龍虎の拳のタクマ・サカザキに近く、打撃系に優れています。ZEROは餓狼伝説のギース・ハワードを更に強化させた感じで、格闘ゲームの初心者から上級者まで楽しめる仕様となっています。
 尚、ZEROはSVC CHAOSにおいてゲーニッツと過去に何か因縁があったような感もあるため、オロチ一族との関係も気になるところです。Xも社と戦っているとかね。SNK vs CAPCOMシリーズの新作が出れば2人とも間違いなく登場するでしょう。

3 おわりに

 というわけで、今回はロックマンXについてお話しました。
 ゲーム以外では漫画も出ており、岩本佳宏さんが4まで書いています。こちらは本作と異なり、オリジナルキャラクターも登場していますが、本編の漫画版と言っても過言ではないくらい充実した内容になっています。5以降も気になりますが、今のところ発売の予定は無いようです。本編と併せて読んでみることをオススメします。

 今日はここまでとします。最後までお読み頂きありがとうございました。

この記事が参加している募集

自己紹介をゲームで語る

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?