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素晴らしき歌詞の世界

前回、歌詞のことについて触れましたが、今回はその歌詞のことをもう少し掘り下げてみようかと思います。

前回も書いた通りで、外国語を日本語でピッタリ当てはまる言葉や文章に訳すというのはなかなか難しいものです。
そして、ウォロフ語もまた例に漏れずそうであると感じます。

ですがひとつ面白いのは、育った環境や文化が違っても、同じ人間同士良いと思うことや悪いと思うことにそう差はないんじゃないかということです。

例えば、どの国の人だって家族は大切だし、戦争なんて無い方が良いに決まってます。

余談ですが、味覚もまた同じ人間同士似ているなぁと思うことがあります。
もちろんこれは育った環境や文化によって多様性があるので『似ている』という範囲です。

どういうところが『似ている』かというと、僕は初めてセネガル料理を食べた時にとても美味しいと感じました。
初めて食べた異国の料理なのにこんなに美味しいと感じるなんて、人間って同じなんだな〜って。

言ってること伝わってるかな??

ちなみに、セネガル料理で『ヤッサ』というものがありますが、Omarの作るヤッサはお世辞抜きで食べたことのあるどのヤッサよりも美味しいですよ!
(↓↓オマール作のヤッサ)

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さて、得意の脱線から戻ります。

そんなわけで、Omarの歌詞にもまた、我々日本人が聴いてもなるほどそうだよなぁと思わせてくれるものがたくさん詰まっているんです。

例えば『Boula niit tognié(ブラニットニェ)』<Album「Balkô」>

現在MVも公開されているこの曲ですが、他人から嫌な事をされても受け入れようと歌っています。

日本ではしばしば他人様に迷惑をかけないようにと言われますが、気をつけていても悪気はなくてもどうしても迷惑をかけてしまうこと、またはかけられてしまうことってありませんか?

そんな時にぶつかって怒って喧嘩して、じゃなくて、受け入れて許して次の未来へというメッセージが込められているのです。

他にもNo Frontier(ノーフロンチェル)』<Album「SANTAT」>

これはズバリ、愛に国境はない!というメッセージです。

そして、それを象徴するかのように曲中では色んな国の言葉で『愛』と歌っています。

あとはやっぱり『Djigenla(ジゲンラ)』<Album「BEGUE」>

Djigenlaというのは女性という意味です。
女性を助けましょう、女性を敬いましょう、女性を大切にしましょうというメッセージがこの曲には込められています。

他にも『Pichem Chieli(ピッチャムチェリ)』はOmarが亡きお母さんのことを歌った曲だったり、家族のことを歌った『Familawie(ファミラワイ)』という曲、Afro Begueそのものを象徴するような曲もあったりします。
<Album「BEGUE」>

そして、Afro Begueの歌詞においてもう一つ大切な要素、それは神様の存在や過去の偉人達の話、そしてその教えや教訓です。

これこそ、日本語で説明するのが難しい。。。

でもひとつひとつ紐解いていくと、なるほどと思う事が多くあります。
これについてはまた別の機会に。
いつかOmarから直接、勉強会でも開いてもらって勉強してきます。

ここまでたくさん日本語と外国語とか、日本人だからどうとか話してきましたが、もちろん僕は決して差別をしているわけではありませんよ。
ただ、国籍に限らず一人一人に区別はあると思います。
それが個性だったりになるんじゃないかなと。
その個性がそれぞれにあるから、人間関係って面白く興味深いものであると感じます。

なんてね。

歌詞の内容もライブではまた少しずつ紹介していきたいなぁなんて思っているので、お楽しみに!

by ユウスケ


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