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中学校の管理職が4月に読んだ本7選

おはようございます。
アフロです。
教育関係に携わっています。

今日は私が4月に読んだ本を7冊紹介します。
7選とか書いてありますが、読み終わった本が7冊というだけです。
一度に10冊以上並列で読んでいるので、
読み終わらない本が山のようにあります。
特にこだわりはなく興味があった本を片っ端から読んでいるので
先生もこんな本読んでいるんだぁ
と参考になれば幸いです。
ただ、趣味嗜好が偏っているので王道ではありません。

1冊目は西野亮廣さんの夢と金です。
12月に発売が決まってからAmazonですぐに予約しました。
西野さんのオンラインサロンに入っているので、
内容はほとんど聞いたことがあるものでしたが、
例えがわかり易くで誰でも理解できる内容に噛み砕いてありました。
この本についてはもっと語りたいので別の機会にnoteにあげたいと思います。

2冊目はヴィクトール・E・フランクルさんの夜と霧です。
アウシュビッツでの体験を心理学者がその視点で細かく書かれています。
当時の生々しい風景、心の変化、死と直面した日常
今では考えられない光景がそこにはあります。
何も知らないから知っておきたかった事実です。

3冊目は小倉ヒラクさんの発酵文化人類学です。
発酵と文化人類学に関係がなさそうですが、
こんなに密接な関わりがあるのかというのがいちばんの感想です。
文化人類学も簡単な分野ではありせんが、
小倉ヒラクさんの語り口でとても身近なものに感じます。
学校で味噌作りをしていたので発酵自体には興味があったのですが、
この本を読むと日本酒が飲みたくなりました。

4冊目は宇沢弘文さんの社会的共通資本です。
難しそうな本ですが、難しいところまで行かずに誰にでも考えやすいように問題提起されていました。さまざまなジャンルを社会的共通資本という視点で見ています。私は社会的共通資本と教育という内容に興味があったので手に取りました。

5冊目はジュリア・ガレフさんのマッピング思考です。
この言葉が流行った時にKindleで購入してゆっくり読み進めていて先日読み終わりました。人間は誰しもバイアスがかかって色眼鏡で見てしまいがちですが、それでは正しい評価や判断はできないことが多いので、この思考を取り入れるトレーニングをしたほうがいいのだろうなと思いました。簡単には行かないけど、知っているか知っていないかは大違い。

6冊目は近内悠太さんの世界は贈与でできているです。
この本は面白かった。最近資本主義についてこれからどうなっていくのか気になっていろいろ調べていた中で見つけた本ですが、いろんな事例を交えて贈与とは何か教えてくれます。たとても今風でテルマエロマエが出てきたり小松左京さんの小説をもとに書かれていたりととてもわかりやすかった。最近の若者は献血に行かないそうです。なぜだかわかりますか?

7冊目は海堂尊さんの医学のつばさです。
この本は医学のたまごの3作目で完結編となっています。2作目は医学のひよこで中学生の主人公が一人前になっていく過程が描かれていますが、サクセスストーリーというよりも周りの人に助けられながら、なんとかやりきっているような物語で、周りの人間がすごすぎるので逆に主人公はどうしてここにいるのだろうと不思議な感じがしてしまいます。海堂尊さんの医学者の小説としては少し異色で、中学生でも読みやすいものになっています。

以上4月に読んだ本でした。
皆さんにとって何かの参考になれば幸いです。

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