この3色使った国旗が多いのってなんで?
代表の白川ことニモ🐠です。
突然ですが、ジャマイカの国旗に代表される
緑🟩 黄🟨 赤🟥
の3色を使った国旗って、やたら多いと思いませんか?
これには、アフリカと関わる深い理由があるんです。
話は変わりますが、先日、映画「ボブ・マーリー」を観ました。
レゲエの先駆者ボブ・マーリー、名前は皆さん、聞いたことがあると思います。
ジャマイカ出身で、1970年代に活躍したレゲエのレジェンドミュージシャンです。
このボブ・マーリーとレゲエが、このアフリカ3色の秘密を握る鍵になっているんです!!🔑✨✨
なぜボブ・マーリーが有名で人気になったのかと言えば、
当時の欧米で、アフリカ回帰思想こと
〝ラスタファリズム〟(通称ラスタ)
を象徴とする音楽・レゲエが各国の黒人さんの胸を打ったからです。
(ヨーロッパでは白人さんもけっこう熱狂してた様子が映画で描かれてました)
アフリカ回帰思想〝ラスタファリ〟とは
皆さんもご存知の通り、欧米にはたくさんのアフリカ人が奴隷として連れて行かれました。
奴隷時代は、1500年代(安土桃山時代頃)から始まったもので、かなり昔からアフリカの黒人さんは、アメリカ大陸(北米、中米、南米)に移住させられていました。
ジャマイカもその一つで、1900年代の近代においては、奴隷として来た元アフリカ黒人さんの子孫達が既にたくさん暮らしていました。
そんなアメリカ大陸において、肌の色による差別は酷く、白人至上主義が当たり前で、常に黒人さんの支配者は白人でした。
そんな常に支配される側の、在アメリカ大陸の黒人さんは、
白人が支配しない黒人だけの国を夢見たわけです。
そして、
古来より黒人さんだけの独立を保ち続けた誇り高き王国がアフリカにはありました。
それがエチオピアです。
ジャマイカのボブ・マーリー達は、エチオピアの皇帝ハイレ・セラシエ1世を自分達黒人の王として崇めたのです。
これは、日本人にとっての天皇、イギリスにとってのエリザベス女王、タイにとっての国王のように、なんとも言えぬ帰属意識を生む心の拠り所と同じでした。
そして、レゲエは、、、
そんな心境と苦労を謳った彼らの希望♪♪ イエーイ
ラップよりも早い自由への切符♪♪ イエーイ
こんな書き方してるけど、韻は踏まな〝いん〟ダゼー♪♪ YEAAAAAH🥳🥳
と、歌詞に、自由と平等とアフリカへの想いを込めて歌われました。
レゲエは、アフリカ回帰思想の彼らにとって、彼らなりのブルースであったのです。
3色はなぜ広まったのか
そんなこんなで、
アフリカ回帰思想〝ラスタファリ〟は、当時支配されていた黒人さん達にとっての希望の光であり、
その象徴としてのエチオピアは、イスラム教にとってのメッカのような場所であり、
そのエチオピア国旗の3色は、黒人独立国家の証とも思えたのです。
この🟩🟨🟥の3色は
ラスタカラー
と呼ばれています。
ラスタカラーの国旗を改めて見てみましょう。
どれだけの国が
白人に支配されるのではなく、
黒人・現地人の手によって国を作りたかったことか。
そして、1970年代から、アフリカでは各国が独立していくことができたのでした。
でも…
黒人さんだけの支配に移行できた後に待っていたのは、
黒人さん同士の熾烈で暴力的な権力争いでした。
人間の心はいつも弱いんです。
だから、我々も小さなことに捕らわれてしまうのではなく、回帰しましょう
地球回帰🌏 あーサファリ🫡
ちなみに…
ニモは、エチオピアにここ何年も通っております。
その通っている身としては、
エチオピアは、単純な黒人さんの国ではありません。
けっこう顔ちがうんです!! 色も!!!
文化も違いすぎて、同じとして扱うには、ちょっと無理があるような気がするんだけどなぁ…😅
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