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人生に希望をくれたブログ。でも僕は書くことを辞めました。

このnoteは #ライターアドベントカレンダー 参加コンテンツです♨️🎄
Twitterでの感想シェア、お待ちしています!(運営:ライターギルド bkanks

こんにちは!フリーランスのシステムエンジニアをやっているなおや(@naoya2_2)です。

現在はエンジニアとして2年ほどシステム開発の仕事をしているのですが、過去に(今も)ブログを運営しており、縁あって今回の #ライターアドベントカレンダー でnoteを書かせていただきます。

とは言え、僕は今ブロガーとしてもライターとしても活動しているとは言えない状態で、運営しているブログにも月に数本程度外注で記事を入れている程度。

仕事としての「書く」ことはほとんどありません。

そのためアドベントカレンダーの他メンバーのように、ブロガーやライターのみなさんに役立つ情報を届けることは少し難しいかもしれません。

何か仕事に役立つ情報を求めていた方はごめんなさい。

で、何を書こうかと考えたのですが、思い返すと僕はブログ、文章というものに大きく人生の方向性を変えてもらい今を生きてるなぁ、と。

ブログのおかげで毎日つまらなくて文句ばかり言っていた状況から抜け出すことができました。

そんなことを自分の人生の振り返りも兼ねて書いていこうと思います。

繰り返しますが、たぶん有益なことは書けません。

その代わり、(になるかは分かりませんが)

  • ブログがどれだけ人生を変えてくれるものか

  • 毎日をどれだけワクワクさせてくれたか

こんなことを勝手ながら存分に語りたいと思います。

あなたもブログを持っていましたら、自分のブログを立ち上げた日のことを思い出しながら読んでいただけると嬉しいです!

5分くらいで読めますので、ぜひお付き合い頂けたら幸いです。

***

※ちょっとでも仕事に役立つ情報がほしい!という方は、過去に書いた「【真似してOK】ブログアクセスを月間80万PVまで上げた全手法を徹底公開する」こちらも読んでいただければと思います(無料)。

かれこれ4年くらい前に書いたものですが、まだ1割くらいは参考になる部分もあるのかなと思います。

僕は文章で生きていくことを諦めました

文章で生きるってすごいことだなぁ

冒頭でも触れましたが、僕は現在文章を書く仕事からは完全に離れて生きております。
その理由としては恥ずかしながら文章でお金を稼ぐことを「諦めた」というのが正直なところ。

一時は生活するだけの収入を稼げていたものの、その収益もみるみる落ちて生活するには到底足りないと判断し文章を書く機会も少しずつ減っていきました。

それは当時唯一のアイデンティティでもあったブログで稼げなくなった現実から逃げるためだったのかもしれません。

「ブログを書いてます」と自己紹介するたびに自分の中にモヤが生まれ、嘘を付いているような気分になることに耐えられなくなってしまいました。

僕にとってブログは会社からの脱出装置だった

そんな僕ですが、今でも文章を書くことは嫌いではないし、何しろブログという媒体は大好きです。

というのもブログは僕にとってフリーランスになるキッカケを与えてくれたもので、何よりも会社員として働いていた当時に唯一未来へのワクワクを与えてくれたものだったからです。

大げさだなと思うかもしれませんが、当時会社員として働くことしか生きる選択肢を知らず八方塞がりだった僕にとってブログは本当に希望の光みたいなもので、言うならばまさに会社からの脱出装置でした。

会社員時代に見た地獄

少しだけ昔の話をさせてください。

今から8年くらい前になりますが、その頃の僕は大学卒業後に新卒で入社した会社での仕事が本当にしんどくて、毎日の生活にお先真っ暗でした。

この先の人生ずっとこんなにつまらないのかな、なんて本気で思ったり。

毎日朝から中央線の満員電車に駆け込み、どうしても興味の持てなかった仕事をやり、帰宅ラッシュの電車に揺られ、帰って寝る。

とくに満員電車のストレスは半端ではなく、おじさん同士の怒鳴り合いは日常茶飯事です。

それも「お前押しただろ💢」「押してねぇよ💢」みたいな内容のものばかり。

やめて~

スーツを着たビジネスマンが「押した」「押していない」を本気で怒鳴り合っているのです。狭い電車の中で、大声で。



ここは地獄ですか・・・



今になりこうやって文章に書いているとクッソくだらないなって思うのですが、当時は自分も怒鳴り合いをしている彼らのように一切余裕がなく一歩間違えば立場が逆だったかもしれません。

とにかく、満員電車のストレスは本当に異常です。



このまま何年間も満員電車に乗り続け、ストレスだらけの仕事を続けていたらどうなってしまうのだろう?と怖くなることもありました。

地獄の中で見つけたブログという道

そんな地獄の毎日の中でなんとかもがいていた時に見つけた一つの道がブログでした。

当時ブログのイメージは有名人が日記を書きファンが読む、みたいなものだったのですが、なんと一般人でも記事を書き広告を貼ることでお金を稼げるというではありませんか!

このブログを使ったアフィリエイトというビジネスモデルを知ったキッカケは当時「ネオヒルズ族」の一人であった土屋ひろしさんという方のYouTube動画を見たことです。

(ネオヒルズ族としては与沢翼さんが有名ですが、土屋さんはまさに一昔前の与沢さんのようなギラギラしたイメージの方でした)

アフィリエイトでお金を稼ぎ真っ赤なフェラーリを乗り回し、パズドラに無限に課金しまくる。

そんな動画に魅了されまくったのです。

なんだこの自由な生き方は・・・!!

と、一気に惹き込まれてしまいました。

何本も動画を見て『土屋塾』なる数十万円のコンサルにも本気で入ろうか考えたこともありました。(入りませんでした。アブネ)

と、いかにも情弱っぽい僕ですが、とにもかくにもこれが本気でブログをやってみようと思った強烈な瞬間だったことを覚えています。


その後もブログのことを調べまくり、まずは無料のブログで記事を書きはじめ、徐々にWordPressでのブログ運用にシフト。

毎日ブログを書く生活がスタートし、会社脱出装置なるブログに期待を寄せる日々が始まりました。

2年間のブログ副業の末、会社を辞める

その日から朝の時間や仕事終わりにほぼ毎日ブログを書き続け、2年間の副業の末ついに会社を辞めることになりました。

当時のブログ収益は月に5万円

2年もやって5万円・・・と絶望しそうなものですが、不思議なものでむしろ逆。

会社に頼らずに毎月生み出される5万円の価値は、とてつもなく大きいのです。

さらに、ここまでくると根拠のない自信もついてきます。専業でやればもっともっと増やせるじゃん!と。

退職後は家に引きこもりブログからの収入をなんとか生活できるレベルにまで引き上げ、会社脱出装置は現実になったのです・・!

今でこそブログを運営している友達は多くいますが、フリーランスの世界を知らなかった当時はブログの話をできる人は皆無。

とにかくガムシャラでした。


こんな感じで会社員として働くことしか生きていく方法を知らなかった僕が、ブログで会社を辞めました。

会社員としての人生を降りたら終わりだと思っていました。

でも、そうではなかったんですよね。

他の道もあるんだよって教えてくれたのが僕にとってのブログです。

これは本当に大げさではなく、今でも本心からそう思っています。

ブログがなければ今もつまらないと文句を垂れ流しながら同じ会社で働き続けていたかもしれません。

それでも僕は書くことを辞めました

ここまで書いてきたように、ブログに魅せられ、ブログで会社を辞めました。

ブログを書いていたことで出会った友達もたくさんいます。

ぶっちゃけ、ブログを書いていなければフリーランスのコミュニティに顔を出すこともなく今の多くの友達とは確実に出会えてすらいません。

シェアハウスに住む経験をすることもなく、何しろ自分自身で仕事を作り生活している人がこんなにもいるんだと知ることも出来なかったと思います。

それだけブログには人生の方向性を変えてもらいました。


でも、、、僕は書くことを辞めました。


その理由としては単純明快で、僕の力では稼ぎ続けることができなかったからです。

変化のスピードについていけない…

ブログで稼ぎ続けるにはメンタルがもちませんでした。

ブログを運営したりアフィリエイトをやったりしている方は共感していただけると思うのですが、この業界の変化のスピードはめちゃくちゃ速いです。

速すぎます。

そして、正解がない。

特にSEOに関しては昨日までの正解が今日の不正解になることが日常的になり、完全に置いてきぼりになりました。

僕の常識はどんどん古いものになり、もはや通じない世界に…。

この速すぎる世界についていくメンタルを完全に失ってしまったのです。

そもそも純粋な「書く」ができなかった

変化のスピードについていけなくなり数字が伸びなくなってくると、純粋な気持ちで「書く」必要があります。

読まれなくても、お金を稼げなくても、とにかく書く。

これが僕には全くと言っていいほどできませんでした。

過去にブログを書き続けられたのは数字を伸ばしやすい時代であったことと、何よりも会社から脱出するという強い目的があったから。

この2つを失った途端に書くことができなくなりました。

ここで初めて僕は書くこと自体は好きではなかったということに気付き、少し寂しい気持ちにもなったことを覚えています。

・・・

今このnoteを書いているのも久しぶりの文章ですし、スラスラと書けているわけでもありません。

僕にとって文章を書くことはそれなりのエネルギーが必要で、気合いも必要です。

人によっては毎日文章を書き、投稿し、それでいてストレスを感じないような人もいますね。自分はそうではなかったということ。

たしかに文章を書くと頭の中がスッキリする感覚があるし、逆にストレス解消となることもあります。

でも仕事として毎日継続してやっていくことはとても難しいことでした。

ライターとして文章を書くこともできなかった

ブログで稼げなくなってきた頃、ライティングにチャレンジしたこともありました。

ライティングはブログと違い、書いた記事の数や文字数に応じて収入が決まります。

正直に言うと数書けば稼げるだろうと、舐めていた部分もありました。

でも、自分でもビックリするくらい全く書けないんですね。

ブログは何年も書き続けられたのに、ライティングではそれが出来ず、書いても多くて月に3本程度。

ライティングにはお客さんがいて、お客さんがOKを出す文章を書く必要があります。だからこそライターの文章力は上がっていくのだと思いますが、今まで自由に書いていただけの僕にはそれが難しかった…。

心のどこかで「ブログがダメになってもライティングがある」というような甘えがあったのですが、文字通りただの甘えで終わり文章の道から完全に弾き出されてしまいました。

そして、文章の道から離脱する

変化に付いていけず、数字が上がらなくなり、お客さんに納品する文章も書けない。

そしていつの間にか文章を書くことを諦めておりました。

ブログ、ライティング以外のことに手を出し、今では文章とは無縁の仕事に辿り着いています。

それはそれで一切の後悔はありませんが、文章で生きている人たちを見ると自分にもこういう道があったのかなとも思います。

本の出版とかもちょっと憧れるなぁ…とかね。

でも、やっぱりブログは大好きな相棒なんだなぁ

文章で生きていくことは僕にはできませんでした。
でも、やっぱり人生の一歩を支えてくれたブログは大好きな相棒です。

愛着がありますし、おそらくブログからの収益がゼロになっても潰すことはないと思います。

それに今でも毎月お小遣いを運んでくれる頼もしいヤツです。

アフィリエイトをしなくてもブログが仕事に繋がることもありますし、こんなに頼もしい相棒はいないですね。

この記事を読んでくれている方で、もしブログを持っていない方がいたらぜひ作ってみてください。

きっとあなたにとっても頼れる相棒になると思います。

僕は今後もうブログをメインの仕事にすることはないと思いますが、改めてブログに感謝したくなりました。

【さいごに】やっぱり文章を書くっていいですね

綺麗にまとまりませんが、ここまで勝手な自分語りを読んでくださりありがとうございます。

今回この記事を書いていて、改めて自分はブログによって生き方が変わったんだなぁと実感しております。

そして久しぶりにこれだけの長文を書いてみて、文章を書くことの楽しさを少し思い出した気がしました。ありがとうアドベントカレンダー。

また少しずつ、自分の手で文章を書いてみようかなぁ。と、そんな気持ちになりました。

やっぱり文章って動画や音声メディアとは違った良さがありますよね。

文章だからこそ伝えやすいことがあったり、書くことで自分との対話ができたりもします。

どんなに動画コンテンツが流行しても、動画では表現できない魅力が文章にはあると思っています。

書かなくなった僕が言うのもどうかと思いますが、やっぱり文章を書くっていいですね。

同じように文章から離れてしまった方がいましたら、また一緒に少しずつ書き始めてみませんか。

おしまい。

このnoteは #ライターアドベントカレンダー 参加コンテンツです♨️🎄
まだまだ今月たくさんの方がコンテンツを追加してくれますので、クリスマスまで毎日お楽しみに!

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