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【西アフリカ料理】マリの唐辛子ペーストを日本の食材で作ってみた

アフリカめしって「辛い」というイメージを持っている人が結構多い。
全体的に辛い味付けの地域もあるけれど、マリの場合は違う。
スパイスは使うけれども、ごはんやソースそのものを「わ、辛い」というほど辛い味付けにすることはほとんどない。

その代わりに唐辛子ペースト「フォロント」を料理に添え、辛いのが好きな人はそれを薬味にしてごはんを食べる。

先日スーパーで青唐辛子がたくさん安く売られていたので、それを使って「フォロント」を作ってみた。

先日の「アフリカめしとおはなし」イベントのごはんの時に作ったフォロントは、ピリ辛だった。青唐辛子の量も今回より少なかったが、唐辛子自体の辛さがそれほど強くなかったのだと思う。

しかし今回使った青唐辛子は量が多かっただけでなく、辛さが強かったので激辛になった。
唐辛子は見た目では辛さが測れないので(方法があるなら知りたい)、その時々でペーストの仕上がりの辛さレベルが違う。今のところ量で調節する方法しか思いつかない。

このペーストは、単に辛さだけでなく、ニンニクの風味や玉ねぎの甘さ、トマトの酸味なども味わえる。アフリカのごはんだけでなく、日本の料理にも使えるので、あると重宝する。

材料の配合のバランスで味が変わる。
また刻み方で食感が変わる。
食感も味のうちと考えれば、刻み方で味も変わるということ。
好みのバランスを見つけて「自分の味」が作れたら最高。

マリの唐辛子は、ハバネロ。
フォロントもハバネロで作る。
みじん切りはせず、臼に入れて杵でついて細かくする。
(基本的に調理においてまな板のようなものは使用しない)

実はソースを作るときに丸ごと鍋に入れることもある。
こうしてもそこまで辛くはならない。

ティガデゲナ(ピーナッツソース)にハバネロ

次回はハバネロで作ってみようかな。

ミネコ


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