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らしくない。は自分らしさ。

普段は大学病院で薬剤師をしている。
自分でいうのもなんだが、よく薬剤師っぽくないよねーと言われる。
イベントを運営したり、フリーペーパーを作ったり、国際イベント行ったり、喋ったり。ちょっとユニークで、特殊キャラ。

仕事を始めた当初は、そんな薬剤っぽくない側面を隠すようにしていた。
認めてもらうために、場に馴染もう、らしさは他ではっきすれば良いし。

ただそんな簡単にらしさを隠すことはできなくて、隠すのはしんどくなって、趣味の話をしたり、発言する中でちょっと変なタイプ。として認識されるに至った。

職場だけではない。外に目も向けたときも、薬剤師として認識されないことが多すぎて、逆に面白くなって、笑えてきて。もはやそのギャップを大切にしたら良いやん。って開き直った。

そして徐々に職場でも、外でも超アクティブな薬剤師/国際系薬剤師/ライター薬剤師を発信するようになった。

発信することで、職場では海外の薬剤師さんのアテンドを任せていただいたり、海外の患者さんが来られたときに面談のヘルプに読んでいただいたり、デザインしたアイテムを実際に使っていただけたりするようになった。

4年目にしてらしくない。はらしさに変わっていった。

郷に入れば郷に従え。
もちろん、その場のルールを守り文化を大切にすることは社会生活をする上で必要で重要なことでもある。ただその時に、自分の持っているらしさを殺してしまうのではなく、らしさを生かしていく。そんな風に考えられたら、もっと素敵な取り組みが増えるだろうし、なんたって生きやすくなるだろうなぁと思った。

昔の自分に会えたら、我慢しなくて良いいよ!! らしくない。は自分らしさの裏返しだから。自分らしさを認めてあげれば、らしくないは。らしさになるよ!!っていってあげたいなぁ。

当直明けの、ちょっと寝ぼけた頭で自分の4年間を少し振り返る夏の昼下がり。

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