文章は思考の癖を表している
"文章全体が少し硬い感じがする"
これは私が書いた文章に対する批評である。
#エッセイ をつけているようなフィーリングで書く文章は比較的柔らかいのが多いが、構造の話だったり、仕事の話をしたりするときは、確かに硬い文章が多い。
硬い文章とは、文体が~だ。である。になっているものを意味するのではなく、言葉のいいまわしや文の構成が、どこか畏まった雰囲気を醸している。そんな文章を意味する。
化学畑出身であったり、ディベート好きという背景も影響したのだろう。私は文章を書くとき、言葉の定義やニュアンスの違いに非常に敏感になる。
一つの行為を説明するために、小難しい言葉をいくつも並べて定義づけをするし、意味合いが複数とれる言葉を避けたがる。
そのため文章はフォーマルなもに近い、硬く感じがする文に近づいていく。
エッセイを書いているときもニュアンスには気をつけるけれども。
むしろ捉え方がいくつもあるような言葉をあえて選んだり、余白を残したり、感情という曖昧なものをそのまま表現しようとしている。
そのため文章は、どこかゆるっとしたような、どこか考えさせるような文に近づいていく。
文章は書き手の、その時々の思考回路を無意識下に示すものでもあるのだろう。
*めも*
マザーテレサが仰った言葉
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
今回の話は、この思考→言葉ともリンクするなと感じたのでシェアしておく。
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