野外フェスのボランティアっていいよ。
7/20, 21に開催されたハイライフ八ヶ岳という野外フェスでボランティアスタッフしてきました。
初めてフェスのボランティアしたのですがとても良い体験だったのでご紹介します。
ボランティアのなかみ
期間は、フェス前日の19日午後から終演翌日の22日まで参加しました。
（人によっては、1日だけだったり、水曜からというからまでいたりしました）
参加日は自由でしたが、やるなら当日だけじゃなくて前後を見たほうが面白いはず！という予感と、最後に何もなくなった跡地を見たいなーという好奇心でした（ちょうど時間もあったので）。結果的にそれは大正解だったと思いました。
前日はほぼ設営終わってるところの、最後の片付けを手伝いました。勝手がわからず右往左往しながらも、スタッフさんの指示に従いバナー張ったり資材片付けたり。
そして1日目は、スタッフさんと他のボランティアの方とチケットカウンター。
でも、大型フェスのように淡々ともぎるだけではなくて、リストバンドへの引き換え、子供チケットや当日券の販売、チケットに含まれるリフト乗車引換券の説明など、大忙しでした。でも、たまたま隣がメインステージだったので音楽聴きつつで楽しかった。
2日目は担当が変わり、キャンプサイト近くの駐車場での誘導と、撤収をしました。
誘導は、間違って入ってきてしまった一般のお客さん（だいたいは清里テラス目当て）に、行き方を教えて引き返してもらったり、駐車場を利用しているお客さんの質問に答えたりなどしました。
撤収は、翌日には完了させないといけないので、2日目の内にできるところから撤収していきます。キャンプサイトのガイドロープや鉄杭、ソーラーライト、立て看板などを回収、片付け。
でも片付けの本番は、終演後。（当たり前だけど）
飾り付けを外し、テントを解体してたたみ、机や長椅子を積み重ねていきます。大人数で一斉に進めていくと、たった2時間でほとんどのものが解体されてしまいました。
そして翌日、最終日。それまでよりのんびり起きて、昨日までに片付けたものや、車を通すための大きくて重い板などをトラックに積み込んでいきます。
日常生活では、重いものを持ったとしても胸の高さで抱えるくらいだけど、積み込みでは肩の上まで挙げないとならない。大型トラック4台分積み込んだ。写真はあらかた積み終わったところ。
結局終わったのは18時過ぎだった。前日夜の状態をみて、8割方終わってるんじゃないかと思っていたけど、やはり8割は道半ばなのだなー。
こうやって何もなくなったところを見ると、ほんとにイベントがあったのかなと思ってしまうけれど、人が通った跡が道になって、何かが行われたと物語っている。
宿泊と食事
話変わって、期間中の生活について。
まず泊まるところは、スタッフ用の宿舎もあったけれど、テント泊をしたかったのでひとり設営。端っこの端っこに張りました、この大自然。
この場所は普段はスキー場でキャンプ不可なので、イベントだからこその場所なのです。宿舎のシャワーも使えて、快適でした。
食事は、関係者向けの食堂で毎食いただきました（写真忘れた…）。
毎日、朝日で4時半に目が覚めて、夜には疲れて10時過ぎに眠る、とても健康的な生活でした。
空模様
山の天気は変わりやすく、曇りがちでたまに雨がパラパラ、日差しがちらちら。高度1600mあるので涼しい。
でも帽子があれば気にならないくらいの雨で済んで、2日目(7/21)の朝にはこんな富士山と雲海も見られるほど、天気に恵まれました。撤収の日だけ雨だったけど。
フェスも楽しむ
1日目は、チケットもぎりのピークが過ぎた14時頃から、残りの時間はオフをいただきました。僕は午後休みという形にしてもらいましたが、「このステージが見たい！」など希望を言えば、調整してもらえると思います。
ボランティア中は飲めないビール飲んだり（宇宙ブルーイングが出店してました）、ステージや出店エリアをふらふらめぐったり、
（↑写真の右手は田んぼではなく、ぬかるんだ通り道です…。前日までの雨で、場所によってはくるぶしまで埋まるくらいのぬかるみでした）
リフトで清里テラスの方へ登って絶景を味わったり、フェス参加者として楽しみました。
リフトで上った先は、何時間もぼーっと寝転んでいられるような心地いい空間と景色でした。
おわりに
来年もまた行きたいと思ういいフェスでした。お客としてでも、リフト乗車券込みで通しチケットが前売り¥8,500は安い！
またフェスボランティアしたい、もっと山に行きたいと思った4日間でした。スタッフの皆様、お世話になりました（多くの人がそのままFUJI ROCKへ行くと聞いて、みなさんタフだな…と思いました）。
この夏、フェスボランティアやるなら
音楽、自然が好きなひとには勧めたいです。調べてみると、大きいのは募集終わってたりしますけどいろいろありますね。一部挙げてみます。フェスによって形態や待遇、内容が違うので見てみてください。
サポートありがとうございます。 面白いイベントに足を伸ばしたり、本を買ったり、ライブに行ったり、楽しいことに使います。面白かったことはまたnoteに書きます！