「全人類に聴いていただきたい朗読」と「制作秘話」と「あとがき」と。#お母さんが朝顔になった日【前篇】
手汗のせいで1日に何度水で手を洗っているかわかりません、おはこんばんにちは、aeuです:)
さて。じっくり腰を据えて書きたいと思っていたこちらの記事。
すっかり遅くなってしまい、若干の今さら感がありますが、どうしてもこの記事は書いておきたくて、こうして筆を執っています。
もう、ひと月も前のことになります。
私め、まさかの、あの【ピリカ文庫】にお誘いをいただき、『お母さんが朝顔になった日』という短編のお話を執筆させていただきました。
たくさんの方に読んでいただき、たくさんの嬉しいお言葉、温かいお言葉を頂いて、本当に嬉しかった。
そして、さらに嬉しすぎることに、こちらの物語を朗読していただきました! その朗読が、もう!もう! ほんとうに、素晴らしいのです。
👇朗読は、こちらのピリカさんの記事から聴いていただけます。
(※Spotifyのほうで聴いていただける方:第127回のエピソードです)
もちろん本音は原作の物語もたくさんの方に読んでいただきたい。
しかーし! もし仮に「読む」か「聴く」か
どちらか一方しか望めないとなったならば、迷わず、
原作の私の記事は読まなくても構わないので、
※朗読はもれなく全員聴いて※
いただきたい。ほんとに。
だってね、朗読っていうより、もはやお芝居なんです。ほんとこれがタダで聴けるなんて、、、贅沢がすぎる。
鳥肌が立ちました。
今回、私の書いた物語を朗読してくださったのは、このたび新たにすまスパのパーソナリティになられた、いまえだななこさんです。
さすが演劇ご経験者。
聴いていただければ、登場人物に命が吹き込まれるとはこういうことなのだと、だれもが実感されるのではないでしょうか。
原作の文章だけで読んだときには、正直無くてもストーリーは成り立つような描写を削り切れず、物語全体ややのっぺりとした印象を与えてしまったかもしれません。
ですが、朗読ではそのような印象は感じられません。ありがたや。
むしろ緩急があり、短編にしては多い登場人物たちのそれぞれの色が立っていて、物語に引き込んでくれます。目の前に情景が広がり、登場人物の表情が目に見えます。そう、もはや見えます。
もうこれ以上余計なことは言いません。
とにかく心から聴いてほしい。
私の感想ではなくて、ご自身で感じてほしいのです。
およそ3000字強の物語。朗読自体は14分半ほどの時間なので、昼ごはんを食べながら、洗濯物を干しながらなど、よければお耳だけでも貸していただけると嬉しいです。
さて、この記事でぜったいにお伝えしたかったことは以上なのですが、私aeu、個人的にまだまだ書きたいことが山ほどあります。
『朗読オーディオコメンタリー🎧』的なやーつ
ピリカ文庫のお誘い「Yes」に至るまで
世に出なかった、お母さんが朝顔にならないもう一つの物語があった話
「実はあの描写やあの表現、某彼の名前にはこんな意味が込められている!?」的な制作秘話というか種明かし的なやーつ
満を持しての「あとがき」
プロの方や文筆業をいわゆる生業にしていらっしゃる方は、このようなことを赤裸々には話さないのでしょうが、私はそうではないので、今作に関しては書きたいだけ書いちゃおうと思います♪
ただ、如何せん、これを1記事にまとめると字数が大変なことになる。
というわけで、致し方なく前篇後篇に分けます。
この前篇記事は「朗読オーディオコメンタリー」をやって終わりにしようと思います:)
---📚---📖---目次---📚---📖---
◆朗読オーディオコメンタリー
言い換えると、
朗読を拝聴した作者の
脳内ダダ漏れコメント:)
ってやつですね←
朗読の音源を改めてもう一度再生しながら、リアルタイムで私の脳内をダダ漏らしていこうというコーナーです。(どんなコーナーだよ)
ただし、今回は作品に対する解説ではなくて、ななこさんの朗読に対しての感動をひたすら叫ぶ内容となっております、ご了承ください🤣💕
もはや「オーディオ」でも「コメンタリー」でもないやんけ! と、お思いのそこのあなた。
仰る通り!大正解!はなまる!👏✨
だがしかし、ご了承ください🤣💕
よろしければ、画面の向こうのあなたも今一度、今作の朗読を再生し、この気持ちを共有しまShall we? (しまシャルウィ?🤣🤣)
それでは、再生ボタンをポチッとな!▶▶▶
3:13 始まった始まった😆💕
3:26 「その日、お母さんは朝顔になった。」
掴みであるこの一文をじっくり
読み上げてくださって嬉しい。
4:00 お母さん~!😭💕素敵。
「楽しみだねえ」!!!😭💕
私は「」で掛け合う台詞だけじゃなくて、
文中に台詞を挿入する書き方を比較的多用
するので大変だったかもしれませんが、
ななこさんの朗読は文章を見ていなくても、
お声だけで「」が見えるのが凄い!
4:22 「ぴょん」
ここで既にななこさんの朗読に
心を鷲掴みにされるaeu。
4:41 冒頭もだったけど間の取り方
最高かよ~!ですよ~!(日本語)
4:45 先生~!😭💕素敵。
5:38 「大丈夫です、先生。お構いなく」
小1でこの言葉遣いなの難しかっただろうに
理想的すぎる😭💕
まって。
この調子で拾っていったらキリがないですね?
不本意だが、厳選しよう。
7:40 「怖かった」
怖さが伝わるような、震えるような表現が、
良すぎて。鳥肌。
お金を、お金を払わせてください←
8:30 レン~!🥰💕最高です最高です!😭💕
ガキ大将感もありつつ、レンという名前
にも合う絶妙な声色。
ちなみに作者の私の推しキャラは
このレンくんです←
8:43 「知ってるよ、おれが日直だからな。
ただ朝顔見てるだけなんだから暇だろ、
手伝えよ!」
最高がすぎる。
最高がすぎ……る!!!😭💕(過呼吸)
シュンの台詞も良い~!
二人のコントラストがたまらん~!
9:20 『ザツヨーあるー?』
うあああありがとうございます!!!😭💕
実はこの台詞はどうしても削りたくなかった
私の推し台詞です(笑)
この8:20~9:45ほどまでのシーンは、こんなに事細かに描写しなくてもストーリーに影響はなかったかもしれないけれど、どうしても削れなかった私の推しシーンなのです。このシーンの解説は後篇の『制作秘話コーナー』で。
11:06 「その時には、きっと」
10:18-11:15 すごく、心を込めて大切に
読んでくださったことが伝わってきて
グッとくる😭💕
11:46 手紙も最高でした😭💕 特に
「だいじょうぶだよ」が好きすぎる……
12:15 シュンの泣きそうな声がグッとくる😭✨
13:08 「たんじつ……にっしょう……?」
ちょっともう私は心が震えました。
「……」を演じてくださる。
もうね、ななこさんのは朗読を超えて、
お芝居ですね。
そしてからの、
13:13 「ちょっと難しいかな」
いやもうほんと、ななこさんが朗読を
してくださって、本当に幸せです。
ここの13:08 & 13:13のくだりは何回もリピートして聴いちゃったくらい、本当に感動した。
ただ「お話を読む」だけじゃ、この台詞の読みは出てこない。もはや読みではなく、演技。役に入ってくださっている。
もう台詞とかじゃなくて、もはやこの物語のなかで、シュンとして先生と話し、先生としてシュンと話してくださっている。
作者の期待を超えてキャラクターが動いている。
それに感動しすぎて、これは本当に、少しでも多くの方に、聴いていただきたい、作品なのです。
14:03 「そうだな、素敵だな」と笑った
そして作者の期待通りにも
応えてくださる、ななこさま😭💕
15:38 「そうそう」
原文で野暮な台詞だったかも、と
実は内心反省していた一言でした。
ななこさんのお芝居に救われました。
16:30 「ぼくはクラスの朝顔博士だからね」
語尾の「ねっ!(ドヤァ☆)」が
めちゃくちゃ可愛すぎて悶えました。
聴きながら「かわいっ……!」
と思わず声が出てしまった&巻き戻して
リピートしました(笑)
いや、だってさあ、、、原文の
「フフンとシュンがドヤ顔をしてみせる」
を声だけでこんなに表現できるの
プロすぎない???🥺✨
16:57 「じゃあこれで、——(中略)——だね」
声だけで、シュンの嬉しそうな無邪気な
笑顔が見える。凄い。
(※ネタバレを今さら気にして中略にする
という(笑)いや、だってここは
核心に大事な台詞でしょう!!!)
17:26 最後の締めの文章、言葉も
大事に置いてくださる😭💕
17:32 👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏
(スタンディングオベーション)
こちらこそほんっっっっっとうに
ありがとうございました😭😭😭💕✨
ななこさんの朗読は、全体的に、文と文との間の取り方、文中の読点のある位置はもちろん、読点のない単語と単語の間の取り方や、文ごとや接続詞や単語のトーンやテンポ、どこもかしこも私好みで心地よかったです。
そして何より、登場人物の演じ分け、それぞれ命の吹き込まれた生きた台詞に、心から感動しました。
朗読後のこーたさんとななこさんの会話、ピリカさんからのメッセージもとても嬉しく拝聴しました。
頂戴したお言葉のなかで具体的に挙げたいものもあるのだけれど、それは制作秘話の話とリンクする部分があるので、後篇に持ち越します:)
何度でも言うけれど、この朗読はほんとにほんとに宝物です。
本当にありがとうございました:)
(約4,200文字)
感動しすぎて熱が込もると長くなりがち。
近日中に書く後篇もお付き合いいただけると嬉しいです:)
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