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これぞホントの『THE FIRST SLAM DUNK』#aeuと映画

本記事は、映画『THE FIRST SLAM DUNK』および原作やアニメのネタバレを含みますが、ネタバレの内容を書く直前に改めて【ネタバレ注意】の警告を記しますので、ネタバレ勘弁!な方も良ければ途中までお付き合いください♪

「趣味は映画鑑賞です!」と言っておきながら、noteではちっともその気配を見せていなかった。
2年ほど前にnoteを始めた当初は、【aeuと映画】シリーズにして映画についても書いていきたい、なんて言っていたのにね。

というのも、2021年頃までは月8~12本ほど映画を観るくらいには映画好きだったのが、ここ最近はほとんど映画を観ること自体なくなってしまっていたからだ。

ただ、やっぱり映画が恋しくなって、今年は執筆を優先しつつ、月に3本ほどだけ映画を観る生活に戻ろうと目論んでいる。


その記念すべき映画鑑賞、再開一本目となるのがこちらだ🏀⋆✩¨̮

『THE FIRST SLAM DUNK』

(ポスタービジュアル / 見出し画像)
(C)I.T.PLANNING,INC.
(C)2022 SLAM DUNK Film Partners
出典:Filmarks

この公式Twitterの動画見ただけで武者震いするー!!✨
ふああああぁ!!かっけえなああああぁ!!


なんてわたくし一丁前に盛り上がっていますけども、

実は私、非国民なんです(どうした?)

子どもの頃から「やーい非国民ー!」と罵られてきたんです。

たとえば金曜ロードショーで『天空の城ラピュタ』が放送された翌週、学校で「ラピュタ観たことない」なんて言ったりすると「人生の半分損してるわ」とか言われたり。

(うるせー!そんなんで人生の半分損してたまるか、だったら義務教育にしとけ!国語算数理科社会ラピュタにでもして学ばせやがれ!)

なんて思うこともなく、まったく気にしてなかったですけども。

今では少なくとも一度は観たことあると思うのだけど(たぶん←)、内容はちょっと、その、パッと思い出せない←
ラピュタって城だっけ? 空に城が浮いてるやつは『ハウルの動く城』じゃなかったっけ? とかなっちゃう。

(ぎゃー!石を投げるのはやめてください!)

そんな非国民なわたくしめは、これほど不朽の名作と言われているこの『スラムダンク』という作品にも、漫画・アニメともにまったく触れてこなかった人間なのです……(なんてこった)

世代はかすってるし、ドラゴンボールはがっつり読んでた&見てたんだけど。単に当時はスポーツものに興味なかったんでしょうね。今はスポ根系も好き〜!

ちなみにどれくらい『スラムダンク』を知らないかというと、

「バスケの漫画・アニメでしょ?」
「桜木花道っていうキャラクターがいるんでしょ?」

くらいしか知らずに観ました。

なんなら、信じられないと思うが、
あの赤髪が桜木花道で主人公だということも、「あきらめたらそこで試合終了」の名言がスラムダンク発のものだったということも、今回映画を観て初めて知ったという……

(ぎゃー!!やめて、石を投げないで!どさくさに紛れてバスケットボール投げるのもやめて!!!)



そのレベルのわたくしですが、
あえて予習もまったくせずに観に行きました。



いやあ!!めっちゃ面白かった!!!😆✨


もうこっちまで心臓バクバクだった!!!
ハラハラした!!興奮した!!高揚した!!

初めてスラムダンクに触れる者としては、きっとこの映画1本観たところで、スラムダンクという作品の10分の1も知れてはいないのだろうと思う。

それでも、ほかのキャラの背景はほとんど描かれていないのに「この人誰?よくわかんない」なんてなることはまったくなく、むしろあちこち描いて混沌とするなんてこともなく、

宮城リョータという男の子を主人公に据えた一つの物語として、過不足なく十分に楽しめた✨




さて、ここからは内容に触れたいので、


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⚠以下ネタバレ有り⚠

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いや~!ほんとかっこよかった~!
これ最初に観ちゃったら、リョーちん推しになっちゃうよね←

でも私は映画観て直感的に「三井推しかも」って思った。三井寿についてはほとんど描かれていないから理由はわからないけど、なんとなくそう思った。

それを確かめるために、原作もアニメも最初からぜんぶ追いかけなきゃ!と思って、さっそくサブスクもあって手を付けやすいアニメを見はじめた!

その結果、誰推しになったかというと……






水戸洋平くん推しです♡

(いや、おい、5人のなかで選びなさいよ!)

いや、でもだって、水戸はもうずるくない?
強いしかっこいいし気が回るし中身がイケメンだし。

っていうか桜木軍団めっちゃいい人たちじゃない?
っていうか三井の元不良仲間の鉄男とか堀田とかも結果いい奴でグッときちゃう。(グッ……)
「バスケがしたいです」は泣いた。ほんと泣いた。


ちなみに実際のところ誰推しかというと、
(5人のなかで)

一周まわって、やっぱリョータがかっけえ。
ポイントガードっていうポジションがまずかっこいいもんな。
あと基本的に、背が小さいとか、ちょっと線が細めとか、見た目が男くさくない人が好みなのもある←
そして次点で三井!

ちなみにちなみに、今アニメは第47話「ライバルからの挑戦状」を見終えたところで、インターハイの翔陽戦を終えて決勝リーグ進出を決めたところです。
アニメ全編、そしてほかの劇場版を見終えてから、またこの作品『THE FIRST SLAM DUNK』に戻ってきたら、当然また違う見え方になるんだろうなと思う。今から再鑑賞が楽しみだ。



余談だけど、バスケ系アニメは『黒子のバスケ』(好きな声優さん目当て)しか観たことなかったので、今作を観はじめて最初に思ったことは、

「ちゃんとバスケしてる……!」

だった🤣
黒バスはもはやテニプリのテニスしてない並みにバスケしてないから、比べちゃいけないのかもしれないが(多方面に失礼)。




さて、ほとんど映画の感想に触れていないのに、すでに2000字を越えてしまったので、ここからはダイジェストで🤗✨

「映画で印象に残ったシーン」

(劇場で一度観ただけなので台詞とかは曖昧です許して)


●リョータの兄、宮城ソータともう一回1on1しようとなった矢先、友達と釣り?の約束をしていたとかでソータは船に乗って行ってしまう。
小さくなる背中にリョータが泣きながら「もう帰ってくんな」的なことをぶつけてしまった瞬間……

うわあ、やめ……っ、フラグが、フラグが立つやろがー!!!

ってなりましたよね。案の定でしたしね。初っ端からほんとやめてほしい(ズーン)。


●三井との喧嘩の時、母と話をする時…… 要所要所で、震える手をポケットに突っ込む描写があるわけだけど。
ソータが遺した『心臓バクバクでも、めいっぱい平気なふりをする』を忠実に実行しているのが伺えて、じんと来た。
後のシーンで、マネージャーの彩子が「知らなかった、いつも平気そうに見えてたよ」的なことを言うのがまた、しゃんと証明になっていてグッと来る。


●『宮城はパスができます』
部室で引退する3年の先輩?に対して赤木剛憲が言った時は、なんてことない、宮城の“技術”を認めている&先輩への反論の言葉かと思っていたのだけど。
この言葉が本作で描かれている山王との試合後半で大きな意味を為していたことに気付かされる。
そして「自分が天才じゃなくても、道を切り開くことはできる」そんな勇気を視聴者である私たちにも与えてくれる言葉だなあと思った。


●「安西先生」って名前は聞いたことあったけど、もっと強面のオラオラ系のキャラクターなんだと思ってた。私もたぷたぷしたい。たぷたぷ。


●宮城家が引っ越してきて、ボールをついて団地のおばちゃんに怒鳴られるシーン。そこを離れてもどこまでも団地が続いていて、2回目に怒鳴られた時の、胸に来るストレスがそれはもうリアルで。伝わってきて。その描写一つにやっぱり映像(音含む)の持つ力は凄いなと思った。


●『オレは今なんだよ』
花道が背中を痛めて、それでもなお戦いつづけるのが、もう痛くて怖くてヒヤヒヤで息苦しくて「もう大人しくしててー😭」くらいに思ったけど、この台詞で「そうか」って、少し息がしやすくなった。


●『俺に必要な経験をください。もしあるのなら、それを俺にください』
沢北栄治が神社に参拝し祈ったシーン。
今まで多くの作品に触れてきた&王道が好き&作品を自身も書く者として、それは「敗北」という経験なのでは?と容易に想像は付く。

付くのだけど、それでも、

●山王戦。スラムダンクという作品に初めて触れる私としては、結果がどうなるのか最後の最後までわからない。本当に心臓バクバクだった。スクリーンを見据えながら呼吸が浅くなった。
そこまで描かれてきた作品の雰囲気を観て「この作品なら有り得るぞ。ラストの花道のシュートで外して終わる、という甘くない苦い結末も有り得るぞ」って心底思ったから。
ハッピーエンドで本当良かった。


●桜木花道と流川楓のハイタッチ
ラストの花道のシュートのシーン、音楽も声も消えて、私はてっきり「シュートが入った場合は、直後に、ブザービーターで試合終了のブザーとともに音声復活!」みたいな演出になるのかなと浅はかなことを考えていた。それゆえ「いや無音長げーな」くらいに感じていたのだが、そのあとの花道と流川のハイタッチを観た瞬間「ああ、これを魅せるための……」と納得。
帰宅して旦那に「スラムダンク」を全然知らなかった話をした時に「ええ!? じゃあラストの流川と花道がタッチするあの名シーンも知らないの!?」的なことを言われ……
さらっとネットで原作のそのシーンを調べたのだけど、たった数ページ読んだだけで、
『スラムダンク』という作品において、大切な大切なシーンなんだ。クライマックスとして濃密に演出されるべきシーンだったのだ、と実感した。はやく原作も追いたい。


●リョータから母上様への手紙
どんな酷い言葉より、どんな悲しい寂しい言葉より、「ありがとう」って言葉が結局いちばん泣けちゃうんだよねって思った。


●『怖かった』
リョータの台詞を聞いて、「怖い」って言えることが強さだなって思った。


●意外と知ってる声優さんたくさん出てるやん!
リョータ仲村宗悟くんだったんだーとか、花道が木村昴さんは途中で気づいたけど、沢北が武内駿輔くんじゃんー!!!とか。


●ぴょん。


●ところで『THE FIRST SLAM DUNK』というタイトルにはどういった意味が込められているんだろうか。



以上、そんなことを思い感じながら、
めちゃくちゃ楽しく鑑賞しました、最高でした。

(ダイジェストとは?)




(約4,300字)
ちょっと熱が入りすぎた。
最後までお付き合いいただいた方ありがとうございました。


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