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Favorite〜2022◌⑅⃝*॰ॱ

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私のお気に入り。面白いな、胸に響くな、好きだなと思った記事。 基準は、まったくない。 このマガジンに入っていないけど大好きな記事もたくさんある。ここに居るのは、その時の気分と直感…
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#振り返りnote

『連続投稿200日記念!自分の記事をまとめてみた』

本日、わたくしリト、連続投稿200日を突破しました。 実をいうと、200日が来る前、ちょうど170日を超えたあたりから、私は珍しくスランプに陥りました。 書けないし、書きたくない。 私と仲良くしてくれているクリエイターさんが何人か休眠状態に移行したり、仕事が急に忙しくなってしまったのもあり、色々なきっかけがあって、noteというプラットフォーム自体に嫌気がさして、「もうやめちゃおう」と。 正直、この1ヶ月、毎日思っていました。 それでもこの日を迎えられたのは、毎日私の

価値観の違いと共感、そして発信のむずかしさ

タイトルが意味不明ですが、今から書く文章も意味不明かもしれません(笑) 今週はお金の記事を書く予定でしたが、最近読んだnoteや読んでいる本たちから色んなことを考えさせられ過ぎていて、思考が完全にそっちに持っていかれ、お金記事を書くことができませんでした。 あまりにも頭がごちゃごちゃし過ぎてアップアップしてるので、ちょっと整理するためにアウトプット先としてnoteを使わせていただきたいと思います。 注)私の発信は基本的に「私はそう思う。私はそうしている」ということのシェ

はじめてのnote、ずっと1スキのままだったあの頃を思って。

noteの駅に降り立って2年と4カ月ほどを 過ぎましたゼロの紙です。 リアルもとぼとぼと。 noteという季節もよなよな生きているわけ なんですが。 noteはいろいろな季節があると感じました。 はじめてnoteの駅に降り立ったのは梅雨の 頃でしたが。 いきなり冬のような心のまま誰も知り合いの できないボッチ状態でした。 膝を抱えたわたしが、毎日のようにやめよっか。 もちっと続けてみるか? みたいにつぶやいていて。 リアルでも売れない短歌集をひっさげ

同棲のヒントは、きっとコロナが教えてくれた

その昔、「EXILE」のことを「エグザエル」と書き、「エグい」は「EXILEっぽい」の略語だと信じていた。 「EXILEっぽい」から連想される動きとしてはやはり縦一列に並んで順々に身体を回していくあの特徴的なダンスが思い浮かぶが、あれが「エグい」だとしたら使うシーンはだいぶ限られてしまうだろう。 そんな流行に後れを取りがちな私だが、この度不本意にも流行に乗ってしまった。 コロナにかかったのである。 とき子さんご一家(復活からの夏大満喫、おめでとうございます!)や、めろしゃ

まっつんのピコたん

「とき子、ピコたんいるよ〜」 まっつんに指摘されるたび、私は 「え、また?もうやだー」 そう言って、ちょっと照れながら笑う。 「もーいつからいたー?恥ずかしい!」 まっつんに初めて会ったのは、中学校の入学式の直後。 まっつんは、遠目に見てもギョッとするぐらい可愛らしかった。 地毛だけど色素が薄い茶色の髪の毛。 同じ色の茶色い瞳はクリクリと色々な表情を見せる。 肌も白くて、ハーフかクオーターだと言われても、多分納得してしまう容姿だった。 「あの子すっごい可愛いね、何小学校

発芽した『なけなしのたね』

ようやくだ。ようやく落ち着いてこれを書ける日が来た。 これとはなんぞや。 私の2022年、最初の目標にした本を作るということ。 その目標を無事達成して、それがきちんとみんな、私の手から旅立って行ったこご報告、完売御礼!だ。 日記を読み返すと、そこにはまぁ騒いでいる私がいる。 12月、つるさんにメールをしてしまった!もう引き返せない。 1月、つるさんが添削してくれた自分のエッセイを100回ぐらい読み返す。 もうね、100回ぐらい読み返すっていうのは、つまり。 煮込み過ぎて形

ロブスターのために生きてるわけじゃない

なんなの、サイドミラーが8個もついたバイクって。 なんなの、「ねるねるねるね」みたいな帽子って。 ヤバい、ヤバすぎる。 とき子さん、あなたの初カレヤバすぎるわよ…! 珍妙すぎる初彼氏のエピソードと強烈なとき子節が炸裂する「もう小説みたいな恋がしたいなんて言わないよ絶対」。 こちらはとき子さんの人気作のひとつである。 さんざん笑わせてもらったあと、ふと、私も昔の印象的なデートの話が書きたくなった。 いや、あれはデートと言っていいのかどうかもわからない。 たぶん、相手にとっ

モハメド・オリ・ベーグル

「これ、それが回り終わるまでにやって欲しい!」 「終わるまで何分?」 「2分ぐらい!」 「うぉっけーーー!!」 ほとんど毎回、こんなやり取りをしていたパン屋のバイト。 毎度毎度、分刻みで動きまわり、分刻みで喋り、私たちは「生き急いでるなー!」と笑いあった。 店長のおりちゃんと初めて出会ったのは、同じマンションの友人が、私にこう言って来たからだ。 「ねね、ときちゃんがすっごく好きそうな人が、このマンションに引っ越して来たよ!」 私の好きそうな人とはどんな人だい? 自分で

ひとりっこの使者たちが、私に伝えてくれたこと

※妊娠を望んでいた時の話しを含みます。 我が家には、ひとり娘がいる。 彼女は、私たち夫婦が、望んで望んで、とにかくどうしても会いたいと望んで、それから、 「本当にたったひとりでいいのです、だから」 と、胸ぐら掴む勢いで神様を振り向かせて、やっと出会えた娘だ。 その経緯はこちら。 『神様を』なんて言うと、なんだかおとぎばなしのようで聞こえはいい。 娘に「弟か妹が欲しいの!サンタさんにお願いしようと思う!」そう言われた時、当然の願いだと思った。 私にも5つ下の弟がいるが

一歩の重みを感じていますか?

何気なく過ごしている一日でも、 誰もがみな、 それぞれの「その時」にむけて、 自分なりのペースでその一歩一歩を 踏み出しているのだと思います。 今日もこうして一歩ずつ。 その重みを、 きちんと意識できていますか? ✳︎ ✳︎ ✳︎  数年前、僕がまだ 日本にいた頃の話です。 出張でとある地方都市に 滞在していたことがありました。 宿泊していた場所は、 都市部から離れた、 連なる山々の麓にある旅館。 その旅館裏には小さな山がそびえたち、 古い石段が山頂まで続いた先