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AirPlug™️ 世界同時発売へ。CES2023での製品発表&ピッチ登壇に欧州・アジア・中東からも反響大。

前回の記事では、昨年末に出展したスマートビルディングEXPOについてお伝えしました。今回は米国ネバダ州ラスベガス市で今年1月5日から8日(現地時間)に開催された世界最大級のデジタル技術見本市「CES 2023」に出展した時の模様を、前回に引き続きプロジェクトリーダーの加藤木健さんに伺います。(note編集部)

世界で初めて実用化された空間伝送型ワイヤレス給電技術製品「AirPlug™️」のモック品を展示

3200社超の企業が出展、約11万5000名(速報値)が来場したCES2023。エイターリンクはジェトロ(日本貿易振興機構)の推薦を受けて、CES内の「J-Startup Japan パビリオン@Eureka Park」ブースに出展しました。

全世界でエネルギー費が高騰、カーボンニュートラルへの関心が究極に高まっている中、人近傍で体感に近い環境データを取得し空調や照明を最適化、実質的にCO2を削減できる【AirPlug™️】は、ビルマネジメントのソリューションとして大きな注目を集めました。

「イタリア・フランス・スペイン・ドイツなど、世界各地の企業様から『すぐに導入したい』というお声を頂きました。光熱費の急激な高騰は、ともすればビジネスの存続さえも危ぶまれる切実な課題です。オフィスビルや商業ビルなどを手がける建築設計者の方々が【AirPlug™️】のモック品を手に取り、仕様や機能を確かめておられました」(加藤木さん)

米国にはOssia、Energous、Powercastなどのように電波を利用したワイヤレス給電を手がける先行企業が存在しますが、いずれも給電距離が短く、角度依存性が強いのが現状。その先入観を持つ来場者の方々にとって、17mを超える中長距離のワイヤレス給電を実現している【AirPlug™️】への驚きはひときわ大きかったようです。デザイン性の高さも好評で、とくに環境センサーの薄さに驚く人が多かったそうです。

西村経済産業大臣もブースに来場

当日は西村康稔経済産業大臣もエイターリンクのブースに立ち寄り、CEOの岩佐さんやCTOの田邉さんとスタートアップ企業の支援体制について意見を交わしました。「国内外で続々と実装が進んでいるAirPlug™️ のビルマネジメントソリューションについて、具体的な事例を通してご紹介しました」と加藤木さん。スタートアップ育成5ヵ年計画を掲げる日本政府に、現場の声を届ける貴重な機会にもなりました。

岩佐CEOがピッチプログラムに登壇

会期3日目の1月7日には、Pitch Global(シリコンバレーにおける起業家向けの資金調達およびメンタリングプラットフォーム)が主催するピッチプログラムに登壇。「空間伝送型ワイヤレス給電技術の未来」と題して、エイターリンクの事業概要をプレゼンテーションしました。

プレゼンテーションの様子(登壇は1:39:00ごろ〜)

「今回のCESでAirPlug™️のティザーサイトも公開しました。今年はアメリカとドイツにも拠点を開設する予定です。いよいよ、グローバルでの社会実装に向けた動きを加速させていきます」と、加藤木さん。2月27日と28日には、東京国際フォーラムで開催される持続可能な未来を創造するスタートアップの祭典「City Tech.Tokyo」への出展が予定されています。

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