秋田山形旅行 day2 月山登山

滞在先で朝食を済ませ、9:30に出発。

85歳のおばあちゃんや低学年のメンバーがいたので、かなりゆっくりのペースで動き出す。

祖母は8合目にある湿地帯を散歩し、低学年と私含め大人三人で山頂を目指す。

月山8合目 湿地帯

スタートは10:30。
通常2時間から3時間登頂にかかると言われており、ゴツゴツした岩場の道を進んでいく。高低差は余り感じないものの、距離が圧倒的に長く感じる。

半分来た時点で、2時間経過しており、ペースも落ちてきていたのでこのままでは誰も登頂できないとの判断で、1人で頂を目指す。

1人になり、雲がかなり周囲を囲って、数メートル先を見るのがやっとの状況。周りにも人がおらず、暴風で飛ばされそうになる。

立ち止まるのは危険と判断し、水分補給以外は足を止めずにとにかく足を進めた。

頂上手前15分の時点で、始めのゆっくり歩いていた時に抜いていった人が頂上から下山していて、少し会話ができ、安心を覚える。

それから頂へ。
頂には月山神社があり、五百円を納めるとお祓いをしてくれ、真の頂上に辿り着く。頂上バッジもゲットした。

台風の影響もあり、通常より暴風で、また雲の中にいるため視界もかなり悪く、頂からの景色は何もみえない😭

とりあえずお参り、頂上登頂お守りだけ購入し、すぐに下山へ。

歩いても、歩いても、人が見えずかなり不安を覚える。平坦で岩場が比較的マシな場所は、走りだす。

登りでは感じなかったが、下り時に感じてきた疲れ。油断した隙に足をぐねる。痛みが治るのを待って、また走り続ける。

行きは1人になってからペースを上げて、1時間15分で着くところを45分で登り切り、そこを30分で下山する。その後も、岩場が続いたが、2時間かかったあたりは1時間で下ることができた。

合計行き3時間。帰り1時間半。
集中して登れば行き1時間半から2時間、帰りは1時間から1時間半でいけるだろう。

岩場が多い山はどこに足を置けば最善に進めるのかを頭で瞬時に考えて歩くのがかなり楽しい。

登山もまた、父親に習って始めた趣味の一つ。
きっかけは、小4の時。夏休みのある日、父親が白馬登頂を計画していたので、前日に私も参加を決める。弱音を吐かずに父親と父親の友達グループと登った経験が自信をつけてくれた。自宅に帰ってきてからは、やり切った安堵で、母親の前で号泣した。いまだにあの感動は、どんな登山でも経験したことがない。

それからも、家族でハイキングはよく行ってたので、自然と山登りの足の動かし方は学んでいった。
今では、しばらく登山をしてなくても、山登りの場面に出くわすと、自然と足の動きをその状況に適応出来る。

個人的にはマラソンより、登山を好む。
登山の油断ができないハラハラと、自足で歩んだからこそ見える景色に魅了されているんだと思う。

年々、登山の魅力を気づいていってる気がする。
常に体力をつけて、どんな山でも挑戦できるように備えたい。

私の次なる目標は鳥海山。

鳥海山

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