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「伝統と暮らす」をたのしむマガジン

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日本の伝統や職人さんの手仕事を、日々の暮らしに取り入れるヒントを集めました。#伝統と暮らす #伝統工芸 などのタグから探しているので、みなさんの好きなものや体験談をぜひ教えてくだ…
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#買ってよかったもの

ふるさと納税で伝統工芸のススメ。和えるスタッフ愛用の一品をご紹介!

最近、SNSでも「ふるさと納税の返礼品が届いた!」「今年のふるさと納税、完了!」といった投稿をたくさん見かけるようになりました。 ふるさと納税は、1年を通していつでも受け付けています。 ただ、「できれば混み合う前の10月には申込みをしたい…!」という方も多いようで(この仕組みについては、記事の最後でご説明します)、ちょうど今の時期に、どこにふるさと納税をしようか検討される方も多くいらっしゃいます。 気になっていたけれど、まだ一度も試したことがない、という方。 ふるさと納税

包丁を買ったら食費が月1万円下がった話

最近「イイものを長く使う」をテーマに掲げた。 イイものは何か?っていう問題が出てくるけれど、ここでは一旦横においておきたい。 そういえば、筑波大学蹴球部の理念は「よいサッカー、よい選手、よい指導者」である。この「よい」がひらがなとしてあるところがミソで、含みを持たせてあるんじゃないかと思っている。真相は知らない。 でも、毎年4年生になる代がこの理念をもとにその年度のスローガンだったり目標を決めたりする。(ちなみに今年のスローガンは「再醒」らしい。僕が4年の代にタイトルを

買ってよかったうつわたち

結婚して実家を出て、憧れだったうつわ集めを 今年は少しずつすることができました。 この記事でも書いたアイススプーンもその一つ。 道具屋nobori さんで出会った素敵なうつわを #買ってよかったものとしてご紹介したいと思います。 1.クルヴァーレ 4寸鉢お浸しなどの簡単な副菜に助けられがちな我が家の食卓。副菜をおしゃれに盛り付けられるお皿があったら良いなあということで、こちらを購入しました。 ちょっと高さがあることで、食卓のアクセントになる上に、お皿の余白のおかげで、中

ズボラでも思わず買ってしまった、田中鎌工業さんの松原包丁。

「松原包丁のお店へ、一緒に行ってみますか?」 会社の先輩に誘われた。長崎県波佐見町から大村市へ行ってみることに。まだ車の免許を持たぬわたしには、楽しいおでかけだ。 波佐見町は県内で唯一海に面していない市町村だ。山に囲まれた町を抜けてお隣の川棚町へ。車を走らせていると、だんだん海が見えてきて、「そのぎ茶」が特産品の東彼杵町を通り過ぎて大村市に入る。 いろいろ大村市で遊んで、田中鎌工業さんへ。問い合わせの電話を先輩がしてくれて、そうしたら、いまはお盆休み期間なのだけどお店を

美術館で出会った新里明士さんの器を 初めて購入した話

そうなのです、昨年末、大好きな作家さんの個展で木版画作品を購入したわたしが、次に思いきって購入したのは、これまた美しい、憧れの器です。 手元に届いてまず最初にしたことは、一番やってみたかったこと。 自分で薄茶を点てて、美味しくいただきました。 たった一服でしたが、とってもとっても、豊かな気持ちになりました。 これは本当に、思いきって良かったお買い物でした。 出会いは突然にお話のはじまりは、2019年2月。 東京国立近代美術館工芸館で開催されていた展覧会「棗にまつわるエト

【読みもの】 1万円で買える幸せ〜ご飯土鍋とおひつのこと

炊飯器ではなく、直火でご飯を炊く。 日本人の歴史からすれば、その生活様式の方が長いはずです。最近またそういうご家庭も増えていると聞きます。 たしかに炊飯器は便利です。タイマー機能もあるし、今は各メーカーが入念に研究・開発をし、直火に近いような美味しさのご飯が炊ける高性能の炊飯器も市場に出回っています。 私も物は試しに、「土鍋内釜」を推しにしている、そのメーカーで最高の性能の炊飯器を購入してみたことがあります。 けれども、今ではほとんど使っていません。 今回は、日々の白ご