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「伝統と暮らす」をたのしむマガジン

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日本の伝統や職人さんの手仕事を、日々の暮らしに取り入れるヒントを集めました。#伝統と暮らす #伝統工芸 などのタグから探しているので、みなさんの好きなものや体験談をぜひ教えてくだ…
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2020年6月の記事一覧

常滑焼急須専門 磯部商店さんのTwitterはいいぞ

ネットの中だけの、もちろんお顔も声もわからないやり取りだけど、 まるで店先でお店のおじさんと一緒に、楽しくお話ししながら買い物をしているかのよう。 そんな手触りの体験をステイホーム期間中にしました。 6月上旬、作家さんの茶器を購入しました。 お店に問い合わせた段階では蓋碗を1つ、と思っていたのですが、やり取りをしているうちに、つい、そういえば他の作家さんのあれも、前から気になっていたこれも、と追加に追加を重ね 結果的には急須や茶杯など合わせて5点ほど、計35000円くらいに

醤油を楽しむ道具いろいろ|形から入る料理の楽しさ

料理を始めてみると、いろいろと拘りたくなってくるものです。 調味料も拘りたくなってくるカテゴリのひとつ。 私が自分が買っている調味料を見直そうと思ったきっかけは「味醂」でしたが、調味料選びが楽しいと思ったのは「醤油」が初めでした。 それは何故か。 ・塩気が強い、甘みが強い、もろみ醤油に生醤油などバリエーションが豊富 ・和食はもちろん、洋食の隠し味にも使え、出番が多い など、地域や製法で選びがいがあり、出番が多いから消費も早いし、なんと言っても、キッチンや卓上で使える醤油ア

久しぶりに、沖縄の伝統的な菓子“ちんすこう”をつくってみた/いつか旅に出る

今週も、木曜日は『Dr.コトー診療所2004特別編』の夜だった。内容は全部把握しているのに、「昌代さん……」と泣きながら視聴。ただ、診療所で真面目な話をする面々のバックに、一瞬だけ例のヤシガニラーメンが山積みになっているのが映っていて、「2004年版にも奴ら(ヤシガニラーメン赤・青・黄)出てた! というか、どんだけヤシガニラーメン食べてるの? コトー先生や和田さん!」と、こちらも一瞬だけフッと我に返っちゃった(汗)。 ドラマを観ながら、どうにもこうにも沖縄が懐かしく恋しくな

はじめての柄食器|取り入れやすいボーダーと花柄のおすすめ

「柄の食器って難しそう~」という声を聞いて「え!もったいな〜い!」と思ったのでnote書きます。 twitterで聞いてみたけどこの結果。 めくるめく柄モノ食器の世界へようこそ私も食器に不慣れな頃はドキドキしたものですが、柄物食器は一回使ってみるとあら不思議。想像していた以上に使いやすいものです。料理が華やかに見えるし、何より無味簡素すぎるお皿ばかりじゃつまらない。柄のにぎやかなパワーがあるとなんだかウキウキして楽しいし。せっかくの可愛いものはエンジョイしないとね。 他

ちょっといいお皿を買ってみたはなし。

なんてことはない。なんのひねりもない。 タイトル通りのおはなし。 外出自粛を求められていた期間に「ある程度買い物に出かけられるようになったら何を買おうかな」と考えて、お皿を思いついた。 一人暮らしの私の家にあるお皿は、実家から引っ越してきたときに持たせてもらったもの。とある商業施設でシールを集めて、少しお得なお値段で購入するピーターラビットのお皿。パスタ&カレー皿、サラダボウル、マグカップ、小さめのスプーン&フォーク。 かわいい。かわいいんだけど、もう六年も使っている

お美しい

おはようさまでございます、いずちんでございます 先日、京都にある「開化堂」さんへ行ってきました 開化堂さんは、日本で一番古い歴史をもつ手作り茶筒の老舗 店のお茶でお世話になっている、 宇治の「通圓」さんに初めて伺った際に教えていただき 美しいフォルムとすーーっとゆっくり閉じていく蓋(?) 味の入った茶筒に一目惚れ・・ 店で使用していると、水滴が飛んで飛んで飛びまくりまして 更に、そのままにしてしまって、 これまた残念な容姿になってしまい…泣 茶筒の磨き直しをお願いした

「小宮商店」さんの傘

傘を買おうかしら。 梅雨入りのニュースを見て、そう思い立ちました。 低気圧で日照不足。 インドや東南アジアからやってくるこの膨大な湿った空気には、自律神経をかき乱す要素が満載です。 せっかくなら、楽しんでしまいたい! 5年選手の私の傘が、そろそろ寿命を迎えそうだということもあり、 今年は買い換えようと思っています。 お洒落な傘が欲しいなぁ、と思いながら検索していると、 心惹かれてずっと見てしまうWebサイトに巡り合いました。 それが「小宮商店」さんです。 1930

日本茶を知らない日本人だった私のこと

日本人として日本で生まれ育って31年。 それなのに、私は日本茶の本当のおいしさをまだ知らないのでは…? そんな風に感じるようになったのは、たまたま日本茶好きの知り合いが増えたからかもしれません。 日本茶おいしい! 日本茶にハマった… こんな風に飲んだらおいしかった! 内臓が日本茶を求めている といった投稿をTwitterでちらほら目にするようになり、 「あれ、日本茶ってそんなにおいしかったっけ…??」 「みんなのこの日本茶への熱量はいったい……???」 と、なんだか

初めて知る世界へのドキドキと、

先週、友人の菊池さんから「和ろうそく職人さんとおしゃべりする会」に誘われた。 以前ツイッターで和ろうそく職人である大西さんのnoteをシェアされていて、ずっと気になっていたので一言返事で参加した。(超前のめりだったと思う。笑) 少し遅めの21時から。オンラインには30名を超える人が集まり、大西さんの話に耳を傾けた。 サステナブルな灯り当日までの間、菊池さんはイベントページにさまざまな、大西さんの情報を載せてくれた。そのおかげで、参加前には和ろうそくとは何かの片鱗がつかめ