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データベースとは一体?|文系でもわかる情シス用語入門(2)

データベースって何?!

「データベース=データを書き込んで、保存しておくところ」
簡単に言うとこんな感じですね。ただ、耳にしたことはあるけど……
どこで何の役に立ってるのか、イメージし辛いと思います。

ビジネス=貢献を、止めない。Aerospike。
Aerospike(エアロスパイク)日本法人、マーケティングチームの分析担当・村山が、今回はnoteを書かせていただきます。

まずはコンピューター(計算機)の仕組みから

データベースというモノを語るには、まずコンピューター=計算機の仕組みから語るのが早いと思います。

コンピューターというものは、実は歴史に誕生してから
今のスマホ~タブレットなどに進化するまで、実は
基本的な機能というのは全く変わっていないのです。

端的に言ってコンピューターができる事は、たった3つ、

  • 書き込む(保存する、等)

  • 置き換える(計算する、画像や音声にする、等)

  • 出力する(画面に表示する、機械を動作させる、等)

これだけです。

パソコンやスマホなどでメールやSNSを書いたり、
知りたいことを検索したり、
動画をダウンロードしたり、
IoTで家電を動かしたりするのも、
この3つの仕組みを複雑に組み合わせて応用しています。

では、データベースってこの仕組みや動作のどこで役に立っているの?という話になりますね。
実は……

「書き込む」「置き換える」「出力する」の全てにおいて
データベースが”必要不可欠な存在”となっているんです!

例えるならば、学生時代のノートと算数の課題を思い出してみてください。
まず解答する問題をノートに書き込む、これが「書き込み」の作業、
そして問題から答えを出すのに計算していきます、これが式を答えに「置き換える」作業、
そして完成した問題の答えを、学校の先生に見てもらいます、これが「出力する」作業、

データベースというのは、この作業全てに使うノートのようなもの、とイメージしてもらうと良いと思います。


もっと詳しく!データベースの種類を解説

さて、コンピューターに必要なデータベースですが、これにも形式や保存方法によって様々な種類があります。

  • 階層型

  • ネットワーク型

  • リレーショナル型

この3つはデータの置き方や配置の違いで種類が分かれています。

よくサーバーやクラウドで使われているのは、行列の形で保存するリレーショナル型。リレーショナルデータベース=RDBと呼ばれています。

そして、RDB以外のデータベースの総称がNoSQLデータベースになりますね。

Aerospikeデータベース=後者のNoSQLデータベースを基礎にしたシステムになります。

RDB(リレーショナル・データベース)とは

RDBは、歴史も長く最もよく使われているデータベース、
行と列から出来ている表のなかに、データを書き込んで様々な作業をするシステムです。

そしてその作業をするためのプログラムがSQL(エスキューエル)と呼ばれています。

このRDBの特徴は、
・複雑なデータでも簡単に扱える
・データの一貫性が保持される(情報が紛れることがない)

そして弱点もあります。
・処理速度が遅い
・新しいバージョンや拡張に対応が難しい

最新のシステムに使われるNoSQLとは

RDBは、行と列が整った引き出しのようなもの。
ずっと使われてきたRDBの仕組みやSQLを使わずに、その弱点を克服していったのがNoSQLデータベースです。

コンピューターの性能が上がっていく中で、遅かったりバージョンアップに対応できないRDBでは難しい面が出て来たんですね。

さらにWindows、MacOS、Androidなど様々な言語に1つのデータベースで対応することは、RDBでは不可能でした。

そこで登場したNoSQLデータベースは、
・RDBより高速で大容量のデータが扱える
・多種多様なデータにも対応できる

などのメリットがあります。

反面、弱いところは、
・データの整合性を保てない
・データの書き込み、出力がメインで、書き換えが苦手

などがあります。

データベースがサクサク動くと、何が起こるのか?

じゃあNoSQLが基礎になってるAerospikeもメリットとデメリットが同じ?という話になりますが……

Aerospikeは「NoSQLを核にしたリアルタイム・データプラットホーム」!
従来のNoSQLの弱点だった部分を解決して、高い処理速度やバージョンアップ、多種多様なデータにも対応できるようになっています。

そしてデータベースが高性能でサクサク動くと、何が起こるの?
と、皆さんは考えられると思います。
以前の記事でも触れていますが、今回も簡単に解説しますと、

▽高速処理が可能になり、サーバー台数を削減できる
→システムのトータルコスト(TCO)が大幅に削減できる!

▽新しいバージョンや拡張性が高い
→RDBが苦手な最新のソフトへの対応や、容量~システムの拡張が簡単にできる!

このように、コンピューターの大事な部分にデータベースが関わっているからこそ、
最新のAerospikeを導入することで、様々な企業様やクライアント様に、
即効性の高いメリットやベネフィットを実現できるわけですね。

セミナー日程変更のお知らせ

Aerospike(エアロスパイク)日本支社では、5/23(火)に予定しておりましたセミナーを、諸事情により【6/7(水)】へ日程変更する運びとなりました。

つきましては、東京都四谷にて6/7(水)16:00〜DX・IT推進部門の方に向けて、Aerospikeの技術的な詳細を解説するセミナーを開催する旨を、改めてご案内させていただきます。

当日はアメリカ本社から、
・最高技術責任者(CTO)
・アジア太平洋統括本部長(APAC Vice President)
を招き、技術的な詳しい解説を実施する予定です。

日時:2023年6月7日(水)
   16:00〜 セミナー ※参加者によるパネルディスカッション含む
   18:00〜 懇親会(2時間目安)
場所:コモレ四谷 タワーコンファレンス(東京都新宿区四谷1-6-1)
費用:無料
募集人数:30名様(先着順)

セミナー参加のお申し込みは弊社ホームページのお問い合わせフォームからお願いいたします。


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