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サーバー安定性を高めることでシステムを止めずにビジネスを継続可能に。100万人規模の同時接続配信も実現するエアロスパイクの技術とは

ビジネス=貢献を、止めない。エアロスパイク。
エアロスパイク日本法人、マーケティングチーム・分析部門の村山です。


メンテナンスやサーバーの不正監視を強化しつつ
「サーバー安定性を高めて顧客体験を快適なものにしたい」と考える時、真っ先に思いつくのは

  • 人員の増加

  • サーバーの増加

  • 回線の速度増加

などではないでしょうか。

上記のようなシステム改善は、いずれもTCO(システム・トータルコスト)の増加が必要です。

Aerospikeリアルタイムデータプラットフォームは、最新のテクノロジーを駆使したデータプラットフォームです。
「システムの安定性を高め、なおかつTCO削減可能」
「メンテナンス、サーバーの不正監視能力も向上」
データ処理量が爆発的に増える中で、企業様・エンドユーザー双方のベネフィットを創出するソリューションを、世界の様々な企業で実現してきた実績があります。

今回はDream11社、Grab社の実例を挙げて、
エアロスパイクが事業にもたらすベネフィットとメリットについて、解説いたします。


サーバー安定性

スマートフォンやタブレット、パソコンで予期しない動作やエラーが起こることは、みなさんも月1回くらいは経験があるかと思います。

大規模な配信システムや金融システム、ゲームサーバーでも同様に、予期しないエラーが起こる可能性があります。
数100~1000万人のデータを処理をするシステムともなれば、規模が大きく複雑な仕組みに。

システムエラーの中には、不正アクセスや悪質なクラッキングもあります。場合によってはサービス配信を中断してメンテナンスを行わなければなりません。

「不正アクセスを防止するのに、セキュリティを強化すれば良いのでは?」

セキュリティ強化のためには「セキュリティ保守のためのデータ」を常に高速で走らせる必要があります。

つまり単純に扱えるデーターの全体量のみならず、サーバーおよびシステムには様々な処理が同時並行で必要です。

サーバー安定性を高める事による企業のメリット



サーバーの安定性が企業にもたらすメリットとして、代表的なものは下記の3点です。

・メンテナンスによるシステム休止=機会損失を減らすことができる
・不正監視能力、不正検知能力が大幅に向上する
・サーバーエラーによる配信停止、通信障害、支払処理の停止などを防げる

現在は大企業のみならず中小企業から小売店舗、公的機関に至るまで様々なオンライン処理を導入しています。
サーバーの停止やシステム障害が時折ニュースで取り上げられるケースがあるように、

「サーバーがエラーを起こさず安定して稼働している」
ということは、現代におけるビジネスの最も重要なファクターとなっているのです。

システムの安定稼働、高い稼働率はそのままリスク回避とビジネスの実績に直結しています。

顧客・ユーザーのメリット


Paypal社における不正防止の事例

サーバーの安定性を高めることによる、お客様が得られるメリットとして、

・24時間アクセスが可能、メンテナンスによるシステム停止も最小限のためユーザー体験の向上が可能
・不正アクセスやクラッキングによるデータ破損、消失を防げる
・アクセス時のデータのやりとりがスムーズにおこなえる

上記のように、安全性を高めつつ、快適な顧客体験を実現することが可能です。

Aerospikeリアルデータプラットフォームによる課題解決の事例はこちら


【part1】1億人が観戦するスポーツ配信で、サーバー負荷とコストを80%削減した方法〜Dream11社のAerospike活用事例

インド最大のスポーツ配信を手がけるDream11社は、
AWS(Amazon Web Service)とAerospikeの組み合わせにより高いサーバーの安定性とメンテナンス向上を実現しました。

Aerospikeを導入することで
「サーバーだけで情報処理する必要がない仕組み作りが実現」
「情報処理の仕組みを変革できるので、高速化とサーバー情報処理量の圧縮削減→コストダウン」
・Before: 同時接続100万人未満でサーバーダウン→導入後、550万人まで同時接続可能に
・80%コストダウン
・セキュリティ保守力がUP
・サーバー運用の人件費を削減、既存の人的リソースを有効活用できるように
・新規領域の配信もスタート

Aerospike導入後、安定した動画配信が可能になったDream11はスポーツ配信のためのコストを削減しつつ、事業拡大を実現。
2020年→2021年で30%需要が増加した、クリケット・インディアンプレミアリーグ(IPL)のライブ配信に対応することが可能となりました。

【part2】DXサービスを実現しようとすると立ちはだかる「壁」とは|配車アプリ+食品デリバリー Grab社

シンガポールに本社を置き、東南アジア全域でタクシー配車サービスと食品デリバリーサービスを展開するGrab社では、セキュリティ強化とサーバー安定性の双方を強化する必要がありました。

Grab社はエアロスパイクとTimescaleDBを導入することにより、その課題を解決。

導入後のソリューション:
エアロスパイクは、TimescaleDB と連携して、規模、適応性、メンテナンス、ストレージの問題を克服するサービスとしての集約アプローチのために Redis(NoSQLデータベース)に代わって導入されました。

・自由なスケーリングが可能に
・迅速な決済処理が可能に
・GTM(Google Tag Manager)の活用
・メンテナンスの最適化
・システム・トータルコスト(TCO)の改善
・常時稼働99.999%
を実現しました。

常時稼働率99.999%によりシステムを止めることなく決済処理が可能になり、顧客の利便性も大幅に向上しました。

DX事業は、「今まで想定外だった情報量をリアルタイムかつ高速で処理する必要がある」という側面をもちます。
コストが折り合わず、撤退やピボットを余儀なくされたDX事業も多くあることでしょう。

エアロスパイクはサーバーやシステムのコストを削減=TCO(トータルシステムコストの最適化)も可能です。
システムの運用や支払決済などで安定したサーバー・クラウドを必要としている企業様や、システムのトータルコストダウンにご興味がある企業様は、是非エアロスパイク日本法人にご相談ください。


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