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〈読書準備〉言語とフラクタル(0)

こんにちは。
「言語とフラクタル(田中久美子・著)」という本を読もうと思っていますが、目次をマインドマップにするのが面白そうなのでやってみました。

参考にしたのは以下のnote記事です。

「言語とフラクタル」の目次は以下URLを参考にしました。
(というか、コピペしました)

FreeMidを使用

今回はFreeMindというフリーソフトを使いました。

FreeMindは仕事でも使っているので、この機会に別のソフトも使ってみようと、少し調べたのですが、あまり良いものは見つけられませんでした。

MindmeisterやFrieve Editorというソフトも試してみましたが、うまくいきませんでした。
MindmeisterはChromでログインしているアカウント以外では登録メールが届かず断念。
Frieve Editorはマインドマップは作れるのですが、目次をコピペしたときに行毎にノードを分ける方法が分からず断念。

ということで、結局FreeMindを使用することにしました。

目次からマインドマップ作成

手元には図書館で借りた実物の本はありますが、手打ちで作ると大変なので、出版元の東京大学出版会のサイトからコピーしました。

こちらが作ったマインドマップです。
全体を写したかったので解像度が悪いですが、自分で使う分には問題ないレベルです。

言語とフラクタルの目次マインドマップ

右側が目次で、左側に作者とか出版元のサイトの文書をコピペしたりしています。

FreeMindの場合、目次をコピペした段階で行毎にノードが分かれました。
コピペの後、部の下に章を移動させるだけだったので、右側だけなら1~2分で出来てしましました。

実際の本の目次では、章の下に複数の節に分かれているのですが、ネットでは見つけられませんでした。
そこまで含めて作れれば、目次マインドマップだけでかなりの情報が得られそうです。

マインドマップを見て感じたこと

上図を見て感じたのは、視界に1度に入るので全体を俯瞰できる(ような気がする)ということです。

普通の本だと章立てが複数ページに跨がっているので、前から順番に見ていってしまうのですが、マインドマップだと部タイトルをサッと見て、気になった部の章を見る、というような視線の動かし方をします。どこが面白そうかをザックリ知るには良い形になったと思います。

例えば、第Ⅳ部や第Ⅴ部を見ると、”頻度”や”数学的生成モデル”など、理系に引っかかるキーワードがあって、早く読みたい気持ちになりますし、「この辺が面白そうだから前半が詰まらなかったらここだけ読もう!」という考えも湧いてきました。
おそらくマインドマップなしでは、このページに至ってからやっと面白さを感じ始めていたと思います。

マインドマップ+「はじめに」で大まかな内容をつかめそう

マインドマップを作った後、第1章「はじめに」は読んだのですが、この章では、以下のようなことが書かれていました。

  • 本タイトルにある「フラクタル」の意味

  • 言語学に物理や数学における統計学の概念を導入すること

  • 言語学に興味のある理工系読者も対象として書かれていること

  • 本の構成、説明する内容

マインドマップを見て、言語の話と数学っぽいワードが混在する本であることを認識して、「はじめに」を読むと内容を受け入れやすいと感じました。

言語学の本は以前にも読んだことがありますが、宗教的な背景や挿話が入ってきたり、概念的な話が続くイメージがあったので、物理や数学の観点から言語をとらえるという点についてとても興味を感じました。

本の中身が自分の興味の対象かどうかを知るためにも、マインドマップを作るのは、本を買ったりする前にやった方が良いですね。
(今回は図書館で借りてから作りましたが…)

これからもやっていきたい

マインドマップを作る以外にも、口コミを見たり、紹介サイトを読んだりするのもありだと思います。
ただ、個人的にはそういう文章を読むのが好きではないので、視覚的に認識しやすいマインドマップを使う方が性に合ってそうです。

小説など先が分からない方が面白い本では使わなくてもいいですが、理系本を読むときには、今後も活用していきたいと思いました。

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