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地ビールのその土地らしさってなんだろ。小樽麦酒。 1000BeerChallenge(27-28/1000)



■小樽良いとこ

小樽には2度行ったことがあります。1度は1泊して、1度は札幌から日帰り。というかどちらも目的地は余市だったので、小樽は途中で寄ったり宿泊の拠点にしたりという感覚でした。
レトロな建物と運河。地元感あるアーケード商店街と、思いの外(と言うと失礼だけど)レベルの高いバー。無数のランプのカフェ。美味しいお寿司。良い街。


■小樽ビールと小樽麦酒

ビールも飲みました。運河沿いの倉庫を改装したお店だったと思います。確かドイツ風で、ビールもあそこでつくってたみたいだったけど。
と思ったら、それは小樽ビールで、今回買ってきたのは小樽麦酒、違うものでした。紛らわしい。

小樽ビールは、ドイツの製法に基づいたオーガニックなビールを作ろう、というコンセプトらしい。どちらかというとクラフトビールの感覚かな。
そして小樽麦酒は、地元の素材を使ってお酒をつくろうというコンセプトのようです。フルーツをつかったビールやチューハイ、ハイボールなどもつくっています。こちらは感覚としては地ビールなのかな。


■[beer027]小樽麦酒Amber Ale

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まずはアンバーエールから。
アンバーエールというとややこってりなイメージですが。


■ビール情報

名称:小樽麦酒Amber Ale
メーカー:北海道麦酒醸造株式会社
産地:小樽
タイプ:アンバーエール
アルコール度数:5%
価格:300円くらい
入手場所:ビックカメラ


■味わいメモ

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外観:赤みがかった茶色。
アロマ:熟成香、麦っぽい甘い香り、ホップ。
味わい:フルーティーな熟成香。麦。ホップ。バターかカラメルのような甘み。
ボディ:フルボディ

色は濃いけど香りは意外と弱めな印象です。
飲んでみると甘め。熟成香なんだけれど、まったり甘いという感覚。苦味はそれほどでもありません。アンバーエールらしいこってりした甘さなのですが、あまりコクって感じがしないような。酵母っぽさと、野菜のような感覚も。いまいちイメージがまとまらない。
まったりした甘さがタイとかマレーシアとかのビールを思い出す感じなのですが、北海道産のはずなんだけどな。地ビールなのにまったく違った土地を思い出させるとか、ますます不思議なビールです。

好き度:★★


■[beer028]小樽麦酒ピルスナー

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有機栽培のモルトとホップを使用とのこと。小樽でつくってるわけでもなさそうだけれど。


■ビール情報

名称:小樽麦酒ピルスナー
メーカー:北海道麦酒醸造株式会社
産地:小樽
タイプ:ピルスナー
アルコール度数:5%
価格:300円くらい
入手場所:ビックカメラ


■味わいメモ

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外観:明るい金色。
アロマ:軽い麦感とホップの香り。酵母というよりお酢に近い酸味。
味わい:麦っぽい甘さ。弱めの苦味。酸味。
ボディ:ミディアムボディ

ピルスナーなので日本の主流ビールたちと同じ、すっきり軽めの味わいだろうと思いきや。確かに香りは軽め。でも定番の麦とホップだけでなく、酸味を感じます。
味わいも思っていたよりは甘め。若干バターのようなこってり感もありましたが、苦味の少ない甘口っていう印象です。ただやはりお酢っぽい酸味がずっとある。そのせいでさっぱりとキレが良いとも言えるのでしょうけれど、いまいち好みではないなあ。

好き度:★


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ビール代になります。