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HUBエール。お店で味わうというハードル。1000BeerChallenge(3/1000)

■お店できちんとテイスティングするの気恥ずかしくないですか?

ちょっとした思いつきでビール1000種チャレンジなんてことを始めましたが、実は僕はお酒の中ではウィスキーが一番好きです。お酒はだいたいなんでも飲むものの、ウィスキーはなぜか味や香りを覚えていられるから、とも言えます。たぶん相性みたいなものがあるんでしょう。
なので、ウィスキーがたくさんあるバーに行くのも好きですし、お店では基本まだ飲んだことのないウィスキーを飲みます。飲んだことあるウィスキーしかないとちょっとがっかりしたりします。

でも、お店で熱心に香りを嗅いで、味わって、さらにメモなんてして、というのはなんとなく気恥ずかしい。
たいていはスッと嗅いで、一瞬間はおきますが、そのままスルッと飲みます。ボトルの写真は撮るようにして、それを見て後からどうにか思い出そうとするくらいです。もちろん、酔ってた、ということしか思い出せないこともあります。

しかしビールは味わって飲むことに慣れていないので、その場でメモでもしておかないと絶対に忘れる。
さらにしかし、ビールは味わって飲んでる人が少ない。ビールの匂いを嗅いだりしてる人はほとんどいません。なのでさらに気恥ずかしい。
どうしよう。


■google formで自分に送信

そこで、自作のテイスティング・テンプレートをクラウド化することにしました。
普段確実に持っているのはスマホだけだし、スマホだったら味わいをメモしてるっていう仰々しさも出ないだろう、とも思うし。

ビールの味わいテンプレートをgoogleフォームに移植。よく使われる表現を選択項目にして、ラジオボタンやチェックボックスでポチポチやっていく形に。産地やスタイルなどのビール情報は写真を撮っておけば後からでも調べられるし、なかなかお手軽で良いものができあがりました。
これならお店でもメモできる。


■[beer003]HUBエール

HUBエールは、HUBオリジナルのビールです。あのブリティッシュ・パブのハブ。最近じゃターミナル駅周辺の街ならどこにでもあるってくらいのハブ。渋谷や新宿には5店舗くらいずつあるんじゃなかろうかっていうハブ。

ハブは便利ですよね。シュッと入ってシュッっと飲んでシュッと出られる。昼間から営業してるし、最近は禁煙のお店もある。意外と料理も美味しいし、ウィスキーの種類のそこそこあって安かったりするし。

とういわけで、ちょっと一休みにハブに寄りました。ならばビールだ。
こんなこともあろうかと作っておいたgoogleフォームのテイスティング用テンプレートを開いて。


■ビール情報

名称:HUBエール
メーカー:エチゴビール
産地:日本(新潟)
タイプ:エール
アルコール度数:不明
価格:910円
入手場所:ハブ

ハブのオリジナルとはいえ、製造は新潟のエチゴビールが行なっているとのこと。樽詰めした当日に冷蔵で出荷して全国のハブに運ばれるらしい。鮮度にこだわり、季節によって味わいも調整しているらしい。味にもこだわり。パイント910円も仕方ないかと納得させます。


■味わいメモ

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外観:濃くて少し赤みかかった琥珀色
アロマ:麦っぽい。もろみっぽさやトースト香など。
味わい:麦っぽい甘さと、フルーティな熟成香。ホップの苦味も十分。
ボディ:フルボディ

色の通り、どっしりした印象です。甘みが強くて、それに対抗するようなホップの苦味も強い。戦いです。でも意外と後味はすっきりしていて飲みやすい。
これが本格派のビールだぜ、とハブに言われると納得するしかありません。

好き度:★★★

このビールだけで主役になれるかというと、ちょっとパンチ力が足りないかなあ、なんて思ったりもしました。説明にも、フィッシュアンドチップスなどの食べ物によく合うように作っている、とありましたし、何杯も飲めるようにどっしり一辺倒にするのも控えてるんでしょう。その辺は飲食店ならでは判断なのかもしれません。

それにしてもやはりハブは便利だなあ。


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ビール代になります。