23卒内定者が語る、 ポートフォリオ制作秘話!【UIUXデザイナー編】
こんにちは。ADWAYS(アドウェイズ)デザイナー職で23卒内定の「🐜ありんこ」です。
さて、これまで動画編集デザイナー、広告グラフィックデザイナーのポートフォリオ制作秘話をお届けしてきました。最後はUIUXデザイナー編です!
今回は、UIUXデザイナーで23卒内定者の 🥖しゅうさんと、📻あべたくさんのお二人に、インタビューしました!
本記事では、UIUXデザイナーになるきっかけから、ポートフォリオ制作の体験談、採用担当の皆さんからのアドバイスなど、就活中の方に参考になるような情報をお届けします。
最後まで目を通していただけると嬉しいです✨
▼お二人のプロフィール
ではさっそくインタビューしていきましょう!
01. まずは、お二人がデザイナーになりたいと思ったきっかけを教えてください!
📻あべたく:漫画とかゲームとか音楽とかで心が動くことってあるじゃないですか。昔からそういった、楽しい、嬉しい、ワクワクというポジティブな感情を与えたいと思っていて。
そんな中、大学2年生の時に、UIUXに出会ったんです。
まさに僕が目指していたユーザー体験を作ることだったので、これだ!と思ったのが1番のきっかけですね。
🐜ありんこ:これだ!というものがあったのですね。しゅうさんはどうですか?
🥖しゅう:そうですね、そもそもUIUXに興味を持ったきっかけは、消去法だったというか……。
🐜ありんこ:なるほど、それは意外ですね。
🥖しゅう:映画が好きだったので最初はVFXをやりたくて。
でも学んでいるうちに、趣味を仕事にして誰かのためにやるのは違うなという気持ちになってきたんです。
そこで悩んでいる時に、目的意識を持って作るグラフィックデザインは、自分の性格に合っているなと感じたので、大学2年生の時にグラフィックデザイン専攻を選びました。
そんな中、広告代理店で印刷媒体のポスター制作をする機会があったのですが、作っても直接お客さんに何か体験や経験を与えられるわけではないことがつまらないなと感じてしまい……。
🐜ありんこ:いろいろな想いや迷いがあったのですね。
🥖しゅう:そうなんです。広告代理店でグラフィックデザインを仕事としてやるのはちょっと違うかもしれないな……と思っていた時に、グラフィックよりもさらに目的意識が強く、作ったものを直接お客さんに届けて体験を与えられる、UIUXというものを知りました。
5〜6ヶ月くらいゴリ押しで勉強して今に至ります。
🐜ありんこ:たとえ最初は迷いがあったとしても、いろいろな経験から、なぜUIUXデザイナーを目指そうと思ったのか、一貫性のある自分なりの考えや意見があることは面接においてもとても大事ですよね。
特にデザイナーは、なぜこの職業になりたいと思ったのかをよく聞かれるので、近しい人と一緒にお話ししてみるのもいいかもしれません!
02. 実際に提出したポートフォリオが見たいです!
🥖しゅう/📻あべたく:こちらです!
🐜ありんこ:私、UIUXについての知識があまりないのですが、ポートフォリオを見てまず最初に感じたのは、掲載するものはデザインだけじゃないんだ!ということです。調査することもUIUXの範囲に入るのでしょうか?
🥖しゅう:まずUX(ユーザー体験)の中に、そもそもUI(ユーザーとの接点)が含まれている感じで、裏付けに調査がないとUIが作れない、というのが正しいですね。
🐜ありんこ:なるほど。調査がないとデザインを作る前提が成り立たないのですね。
📻あべたく:UIUXのポートフォリオを作る際に僕がおすすめするポイントは、提案したアプリの使用シーンの流れや、サービスでユーザーがどんな体験を得ていくのかを、作品の最初のページに持ってくることです。
大学でポートフォリオ講座に参加したのですが、リサーチや制作過程を最初に掲載して、使用シーンを最後に持ってきている人が多い印象を受けました。
順番でいうとUIUXはリサーチを最初に行うので、ポートフォリオにもその流れで載せたくなりますが、1番見てもらいたいのはあくまで「作品」なので最初に使用シーンを持ってくることをおすすめします。
03. ポートフォリオを作る時にまずは何から始めましたか?
🥖しゅう:まずは実際に公開されているUIUXデザイナーさんのWebサイトを参考にしました!
3年生の9月くらいに知り、そこから作品数がいくつ必要で、どのくらいのペースで作っていけばいいのかを逆算して制作していきました。UIUXの作品が全然なかったので、1ヶ月に1〜2作品のペースで作っていました。
📻あべたく:僕は大きく分けて3つありまして。
まず1つ目に、同じ大学の友人同士で意見交換やアドバイスをし合いました。これが1番効果的だったと思います。自分の足りない部分や他者の工夫に触れることでより良いポートフォリオになっていきました。
2つ目は、ReDesigner for Studentなどのネットサービスで、いろいろな学生のポートフォリオを見ることです。
理由や効果は1つ目とほぼ同じですが、多彩なジャンルのポートフォリオに触れられるので吸収できることがとにかく多いです。サイトによっては「いいね!」やコメントがくるので、普段関わらない人からのフィードバックがもらえます。
3つ目は、参考書を読むことです。
参考書ではスキルや考え方を中心に学べました。スキルに関しては参考書はすごくおすすめです。ネットで調べてもいいのですが、参考書なら知ろうとしていなかった情報も知識として吸収できます。
04. ポートフォリオ制作に使用したツールを教えてください!
🥖しゅう:作品ごとにIllustratorで制作しました。
InDesignは苦手なので......使い慣れているソフトが1番です!
UIなので、プロトタイプのリンクの埋め込みにAcrobatも使っていました。
📻あべたく:僕もメインはIllustratorで制作していました。作品ごとの表紙にはPhotoshopを使用しました。写真・画像加工に慣れていなかったので、その際も参考書を活用しました。
05. 最後に、ポートフォリオについて振り返ってみて、就活生に伝えたいことはありますか?
🥖しゅう:ポートフォリオ作りと並行して、面接でどのように話すのかを考えておくとよいです。
UIUXは情報量が多くなりがちなので、面接で必要ない情報は削ってしまってもいいと思います!
🐜ありんこ:私もそう思います!必然的に、面接で話せるような濃い内容の作品が集まるので、何を聞かれても困らなそうです。
📻あべたく:僕は、楽しみながら作ることが本当に大切だと思います。
就活で必要だから……みんなが作っているから……という気持ちでいると、その気持ちがポートフォリオにも現れます。面接官から見ても、直ぐに分かってしまうと思います。
自分が作っていて楽しいものだったり、作ることに没頭できるポートフォリオは、きっと見ている側にも伝わります。デザインが好きなんだな!と。
なのでまずは、皆さんがワクワクする方向で制作してみてください。そうすればオリジナリティある、目に止まるようなポートフォリオが完成すると思います。
🐜ありんこ:お二人とも、ためになるアドバイスをありがとうございます。私も就活生の時に聞きたかったなと思うほど参考になりました!
06. 採用担当者の皆さんに質問!
最後に、UIUXデザイナーの採用担当の皆さんに、UIUXのポートフォリオ制作で注意した方がいいポイントをお聞きしました!
- UIUXデザイナーのポートフォリオでよくあるミスや改善点はありますか?
2つともとても重要なポイントですね。採用されたい、自分を良くみせなくちゃ、という気持ちは誰にでもあると思います。しかし、就活は企業と自分のマッチ度を確かめるものなので、自分を過剰に演出しても意味がありません。採用担当の方はその後の面接や課題ですぐに見抜いてしまいます。
イラスト素材については盲点でした!UIUXはプロセスの説明が多い分、よくあるイラスト素材を使ってしまいがちなのかもしれません。自作ではない素材を使用する際は、用途や使用場所、使い方の工夫など、さまざまな考慮をする必要がありそうです。
私たち内定者の振り返り、実際の採用担当の皆さんからの回答は、
就活生の皆さんにとって参考になる部分はありましたか?
この記事で、UIUXデザイナー職のポートフォリオに対する不安が、少しでも払拭できていれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!✨
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