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Books for us(7) 『ババールのヨガ』(ローラン・ド・ブリュノフ作 白泉社)

「健康で美しいゾウになるためのヨガ専門書です。ヨガのわかりやすいイラスト解説はもちろんのことヨガの歴史や現在の人気ぶりもわかります。」(本文前書きより)

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ババールのおっとりとした表情が好きだ。象の絵本って和むものが多い。

『ぞうくんのさんぽ』や、『ぐるんぱのようちえん』も、小さい時から娘の大好きな絵本だった。おおきくてゆったりした動きや、やさしい眼差しなど象そのもののキャラクターなのだろうと思う。

このババールの絵本シリーズは20冊以上あり、物語はもちろんのこと、しかけ絵本あり、学習絵本ありとバリエーション豊かた。でも、このヨガ本は、その中でもかなりユニーク。

かなり本格的なヨガの考え方やトレーニングの方法などがかわいいヨガ象とともに描かれており、ヨガのポーズの図解も丁寧。夜に娘と絵本を読みながらベットの上でやり始めたら、面白すぎて、どたばた大さわぎになり、娘はずっとケタケタと大笑い。

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なにせ、やりたがったポーズが、いきなり三点倒立・・・。
いや、いや、、太陽礼拝のポーズとかから始めようよ・・・。
これ、見てごらん・・・・・。
かなり上級者編なのでは・・・・。

やんわりとやめるように言ってみたものの、そう言われるとますますやりたくなるあまのじゃくな娘。私の援助も完全拒否で、結局最終的には倒立しかけて反対側にひっくり返って、肩と頭を強打して、それでも爆笑しながら強制終了(笑)。

私自身7年ほどハタヨガを経験していたけれど、娘が生まれ、仕事と育児と家事でそれどころではなくなってしまった。ただ、最近のコロナ引きこもり生活で、あっちこっち不調が出始め、体を整えなければと、夜寝る前に10分ヨガをするようになった。すると、娘が真似をしたがり、(本当はちょっと邪魔なんだけど…笑)娘と一緒に夜ヨガをやるようになった。

いつもの締めくくりはシャバアーサナで、自律神経を整え、瞑想で腹式呼吸を。上手にできるようになってくると、娘もなんだか寝つきがよかったり、歯ぎしりが少なくなったような。

コロナ禍で、いらいらを感じやすい大人はもちろん、知らないうちにストレスをためているかもしれない子どもたちにも、ゆったりしたヨガは、とてもおすすめ。ババールのヨガ、自宅用に一冊欲しいな。



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